プロが教えるわが家の防犯対策術!

いつもお世話さまです。
先日、コンサートに行ってきました。
本番前(指揮者登場前)ステージの上で、obの音に合わせて
チューニングをしますよね。あんな簡単なチューニングで
100人もいるメンバーの音程が合ってしまうのですか?
それとも、楽屋で、念入りなチューニングをするのですか?
だとすれば、ステージ上での音合わせは必要ないと思うのですが!

もし、楽屋でしているとすれば、どのように音合わせを
しているのですか?

具体的にご教示下さい。
宜しくお願い致します。

A 回答 (8件)

こんにちは。

お世話さまです。
アマチュアのオーケストラ経験者です。

舞台の上はいろいろと特殊事情がある(特に温度)というのは他の方がおっしゃる通りで,本番前のチューニング方法についてもすでに詳細なご回答がありますが,ちょっと別の面から。

普通は,楽器を準備したらまずはチューニングしますし,その後も都度微調整していますから,真面目な?奏者は,基本的にはいつもチューニングできている状態になっています。

それでも,本番前に限らず,複数の人で合奏する前には必ず誰か(オケならば普通はオーボエ)を基準にしたチューニングをします。合奏で大切なのは,「合奏する人の中で音程が揃っている事」なので。
変な例ではありますが,A=442Hzでチューニングして半分の人がぴったり合っていてもう半分が443Hzにずれているよりも,全員がA=444Hzに揃ってずれている方が綺麗に響きます。

ステージ上のチューニングは最終の確認と微調整なので,たいした時間もかからないですし,儀式化して見える部分もあるとは思いますが,みんなで揃って音を確認するのはステージ上でないと物理的に不可能ですから,それなりに意味のある重要な事だと思いますよ。


---(余談)---
オーボエが基準になるのは,オーボエが一番音程の調整がききにくい楽器なのでみんながそれに合わせてあげましょう,という意味だという説があります。(オーボエはいったん音程が定まればぶれにくいから,という説も)

アマチュアだと,チューニング中にうっかり微調整の範囲を超えてしまって,あたふたしながらやり直した上に,ひとり取り残されて,結局「おい,そこで終わるのか?」という所でこそっと楽器をおろしてしまう人もたまに・・・。

私が演奏していたトロンボーンは,チューニングの後,数十分間は舞台上で出番待ちで座っているだけという事もあり,この場合,舞台上でのチューニングはあまり意味がありませんが(待っている間に自分の楽器の状態も変わるし,他の人の音程も演奏が進むにしたがってずれていくので),一応,儀式として参加はします(笑)
*トロンボーンの場合,楽器の構造上,音程調整し放題なので,休み明けは耳で聴いて適当,もとい,適切に調節しています。
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この回答へのお礼

長文によるご回答有難うございました。
本番前には、そうしたご苦労があるわけですね。
ちなみに、最近聴いた吹奏楽のコンサートでは、
オーボエ奏者がいるのに、コンサート・マスター(クラリネット)
の音に合わせていました。
オケとウインド・ブラスはやり方が違うのでしょうか?
ご教示有難うございました。

お礼日時:2007/02/14 12:50

3度目です。

puchnerです。すいません。

オケではオーボエに合わせることは決まってます。
吹奏楽では基本的にコンサートマスターに合わせるのではないでしょうか。
コンサートマスターをクラリネットがやるか、オーボエがやるかは団の文化かな、と。
ただ、コンサートマスターをクラリネットがやっていてもオーボエに合わせる団もあります。やっぱり文化かな。。。
まぁ、Cl、Ob以外が基音を出している団体は見たことありません。
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この回答へのお礼

何度も、ご回答ありがとうございます。
以前、東京佼成ウィンド・オーケストラの
コンサートで、コンサート・マスターが
アルト・サックス奏者だったので、チューニングは
サックスでした。
ご教示有難うございました。

お礼日時:2007/02/15 12:33

吹奏楽ではクラリネットに合わせるのが多いみたいです。


ただ、団体によってはオーボエに合わせることもあるみたいですが。

その団体の文化によるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご教示有難うございました。
決まった楽器に合わせる規則は
何もないわけですね。
了解しました。

お礼日時:2007/02/15 08:02

楽屋や舞台裏に全員が集まってチューニングするスペースはありませんので,


まず,管の代表(オーボエ)と絃の代表(ヴァイオリン)が音合わせをします。
管の代表(オーボエ)は,その後,その他の管楽器の人達と音合わせをします。
私は絃だったので,その後の管の人達の合わせ方はよくわかりません。
別の場所に分かれるので。

絃の代表(コンサートマスター)は,2ndヴァイオリン,ビオラ,チェロ,コントラバスの
それぞれの代表と音合わせをして,それぞれの代表者は各楽器ごとに分かれて
音合わせをします。こんな具合に枝分かれしていくようにして音合わせをします。
伝言ゲームをイメージしていただくといいかと思います。
ヴァイオリンはコンサートマスターがまとめて一人ずつ順に向き合って
1st,2ndの両方を合わせることもあります。絃だけでも全員が集まって
音合わせをするスペースはなく,それぞれのパートに分かれて音合わせをするので,
ステージ上で全員が揃ったときに確認・微調整をするのは必要です。
オケによってやり方が違うかもしれませんが,楽屋の条件はプロもアマも同じなので
似たようなものではないかと思います。

ティンパニーは既にステージ上に置いてありますから,舞台裏での事前の
音合わせはできないです。他の楽器の心配までしたことがないので考えも
しませんでしたが,よく考えてみるとステージ上でしかできないですね。

舞台裏とステージ上ではかなりの温度差があり,照明が正面に当たる位置に
座ったときには,座った瞬間に熱を感じるほど熱いです。温度が上がると
弦楽器は音程が下がってきます。反対に管楽器は上ってくるそうです。
それで,序曲など10分程度の1曲目で既に絃と管の誤差が広がり,
2曲目に入る前にステージ上でチューニングをすることもあります。
客入りが良くて,冷房があまり効いていない暑い時期がそうですね。
反対に寒い時期は楽屋の暖房が効いていて,ステージ上との温度差が
大きいので,楽屋で音合わせをすることはしません。夏でもそうですが,
エアコンの影響が少ない廊下や舞台裏でやります。
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この回答へのお礼

ご教示有難うございました。
伝言ゲームのように音合わせをするんですか!
もし、途中の人の音程が狂ってしまったら、どうするんでしょうかね。

お礼日時:2007/02/14 12:46

演奏直前にオーケストラ全体でチューニングする際に向けて、時間の短縮のために個人でのチューニングをしっかり行っています。



例えばティンパニのチューニングは楽器自体の調整と一体の作業になりますし、ハープなどは弦の全てをチューニングしなければならないので、やはり事前にチューニングしておかなくては大変な時間のロスです。

そうして個々でしっかりチューニングができていれば合奏団全体でチューニングをする必要などないと思われがちですが、本番のステージ上は楽屋や舞台袖とは違った環境になっていますす。ライトの熱や空調などによって弦が狂うこともあります。

全体のピッチの確認のためにもオーケストラ全体での最終チューニングは必要と思います。
但しステージのチューニングはあまりに短い時間だと思います。やはりステージ上のチューニングは確認レベルなんでしょうね。
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この回答へのお礼

ご教示有難うございました。
確認レベルでも、照明の熱は熱いでしょうね。
皆さんのご苦労がわかります。

お礼日時:2007/02/14 12:43

やはり、演奏直前に、最終確認しざるを得ないと思います。


本来、チューニングは、観客からすると、なんとなく、しらけるのですが (^^
ただ、チューニングが狂った状態で演奏するよりは、確かに、ましです。

楽器にもよると思いますが、バイオリンなどは、やはり、いつも不安だと思いますよ。

なにせ、弦の「糸巻き」があるのですが、これって、
ただ、「穴」に、「刺さってるだけ」なんですよ。

ギターのように、ネジが切ってあって、ネジ込んでいくものなら、安心ですが、ただ、刺さっているだけなので、(弦の張力と抵抗だけ)

ずる~ ・・・ (°◇°;) ゲッ

って、糸巻きが戻る場合があります。 w(゜ロ゜)w
それがわからない程度の戻りの場合もあります。

なので、やはり、演奏直前に確認したいでしょうね。奏者としては。(^^ゞ
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この回答へのお礼

ご教示有難うございました。
やはり皆さん音程には神経を使うんですね。

お礼日時:2007/02/14 12:41

アマチュアの場合、儀式化しているところが多いように思えます。



ただし、基本的には楽屋、舞台袖などで一応のチューニングはします。
最後、ステージの上で最終確認も含めて再度チューニングします。
実際、ステージに上がると証明などで音程が狂いますので、それの修正も含めてです。

あとは演奏中にピッチが上がったりするので、都度修正しています。
チューニング時の音はあくまでも「基本」です。
オケ全体の音程が高くなってきたら、それにあわせていくのが普通だと思います。

アマチュアオーケストラプレイヤーでした。
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この回答へのお礼

ご教示有難うございました。
やはり楽屋で音合わせはするわけですね。

お礼日時:2007/02/14 12:39

Aといっても、440~443といろいろあるし


チューナーを使っている人もいれば、ピアノとかであわせる人もいるでしょう。
大抵、当日(前日)にピアノは調律するし。

やはり、直前にもう一度音の確認をするのは大事になると思います。
楽屋をでてから、なにがあるかわからないし
自分の知らないところで、音が狂ってるかもしれないし。
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この回答へのお礼

なるほど了解しました。
ご教示有難うございました。

お礼日時:2007/02/14 12:37

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