予算配分を本体＜レンズとしたほうが一眼レフデジカメは賢い？

まったくの初心者です。よろしくお願いします。
今3年位前に買ったコンパクトデジカメを使っていますが、思い切って一眼レフデジカメを次回は検討しています。
一眼レフに魅力を感じた理由は
(1)画質がきれい
(2)シャッタースピードが早く、決定的瞬間を逃がさない
(3)背景をぼかした、ポートレイト的な写真がとりたい。
(4)旅好きで過酷な撮影環境（強い日差し・暗闇）でもきれいな写真を撮りたい

等です。

そこで質問させてください。

中古カメラ屋さんなどに行くと、デジタル一眼レフの本体は基本的に発売年が古いほど安くなっているような気がします。
それに比べてレンズの値段は年代による値段の下がり幅が小さい気がしますが、実際はどうなんでしょうか。
私の仮説が正しいとすると、本体は中古で型落ちのものを購入し、レンズにはある程度予算を取って末永く使うのが経済的だと思うのですがいかがでしょうか。
それとも各レンズメーカーのマウント規格はすぐに変わってしまい、デジタル一眼レフ市場は買い替えのサイクルが早いのが常識なのでしょうか。
つかみ所のない質問だと思いますが、ご回答よろしくお願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： bardfish 回答日時： 2007/03/02 18:03

デジタル一眼歴５年目です。

EOS 10Dを発売と同時に購入して以来数十ＧＢ分撮影しています。

一眼レフカメラはレンズ交換できることが最大のメリットですので、レンズにお金をかけなければならないというのが宿命です。
カメラ本体自体は、新しい物ほど高感度・長時間露光時のデジタルノイズが少なくなりますが、ストロボを併用するなど工夫すれば新旧で画質の差は気にしなくても良いでしょう。

予算配分ですが、「本体＜レンズ」という考え方で基本的に構いません。
レンズはマウントの変更がない限りずっと使える物です。カメラ本体を買い換えてもレンズは使えます。
カメラ本体１台に対してレンズは何本か用意するのが一般的です。

実際私は、EOS 10D、EOS KissDigital、EOS 20D、EOS 1DMarkIIと４台のボディで、レンズは７本所有しています。

デジタル一眼の場合、シャッターユニットの寿命という物があるので出来れば新品をお奨めしたいところですが、これはお店の店員に確認できる実店舗での購入をお勧めします。
初めてのデジタル一眼でネット購入はリスクが高すぎます。
レンズ購入もまた然り。

コンデジなら通販・ネットでも構いませんが、一眼レフは実物を見て、納得いくまで店員に質問して購入してください。


で、肝心の質問に対するアドバイスですが、
・デジタル一眼本体の価格
　発売時期が古いほど中古価格が安いのは事実ですが、中には例外があります。
　後継機種の価格設定がかなり安かった場合はその限りではありません。

・レンズの価格
　高級レンズほど一生物なので、新品価格/中古価格の変動は殆どありません。
　安いレンズの場合でも同じことがいえるかな？

・デジタル一眼の買い換えサイクル
　３～４年前に発売された機種を現役で使用している人も多く存在します。
　私は４機種購入しましたが、買い換えではなく買い増しです。
　理由は、広角/望遠/マクロと撮影対象毎に目的にあったレンズを装着したボディを用意しチャンスを逃さないため。
　モータースポーツも撮影するので1D MarkIIの45点AFはどうしても欲しかった。
　買い換えに値する新機種が出た時点で買い換えればいいと思います。
　マウント規格は現在の所(国内メーカーに限った場合)５種類ですが、すぐに変わるとは思えません。一度メーカーを決めてしまえばずっと使用できます(保証は出来ませんが…)。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。なるほど、シャタースピードの寿命ですか・・。やはり消耗品なんですね。入門機を購入するにしても良質のレンズと組み合わせるとある程度の出費は致し方なさそうです。

お礼日時：2007/03/02 23:19

No.2 回答者： travelKENKEN 回答日時： 2007/03/02 20:52

少なくとも、今までの過程では、デジカメ本体の進歩のスピードとレンズの進歩のスピードが違いますから、ご質問者が見られたような状況にありますね。

個別に見れば例外もありますが、2年前の本体と今の本体は性能的にかなり違いますが、レンズには大差が無いというのが全体の傾向で、それが中古品の価格に反映されています。

したがって、新品を買うという前提であれば、なるべく高性能なレンズを買い、本体は入門機クラスで安く抑えるという選択肢はありだったと思います。しかし、本体を中古で安く抑えるというのは、止めたほうが良いでしょう。なんらかの事情で現行機種（本体）が中古で出ているなら、値段によってはお買い得だと思いますが、廃番となった本体の中古は性能に比べて割高なケースが多いです。フィルムの一眼レフなら、新品の入門機よりも二世代前の中古の中・上級機という考え方がありましたが、デジタル一眼は違います。中古の中・上級機よりも新品の入門機だと思います。

どちらかといえば、性能が変わらない割に安くなるレンズを中古にするほうが良いと思いますけど。ただ、あまり古いレンズは上位機種でもデジタルにはNGですけど。

あと、レンズ専業メーカーのレンズは、性能差以上に純正レンズよりも安いのでコストパフォーマンスが高いですから、こちらを考えるという手もありますよ。

ご質問の内容から察するに、本体の性能としては入門機クラスで十分だと思いますので、新品の入門機を買われて、あとは予算の許す限り上位のレンズを（新品・中古・純正・専業メーカーを問わず）買われるのがよろしいかと思います。

なお、レンズを使いまわしできるのが一眼レフのメリットですから、マウントが変わることは、それ程多くはありません。マウントがたびたび変わるようなら、誰もそのメーカーの製品を買いませんよ。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、レンズ専業メーカーはコストパフォーマンスが高いのですね。確かにカメラメーカーよりも、レンズ開発費や設備投資に資金を回せそうですものね。大変参考になりました。

お礼日時：2007/03/02 23:15