映画のエンドロール観る派?観ない派?

タイにニ年ぐらい留学を考えていますが、お金はどのように持っていけば宜しいのでしょうか?予算は200万円ぐらいです。
1、クレジットカードのキャッシング
2、トラベラーズチェック
3、新生銀行のカード
4、現金生

その他良い方法がありましたら教えてください!

A 回答 (4件)

 結論が割れているようですが、数字を出して比較すれば一目瞭然です。



 レート的に有利な順は(良)4→1≒2→3(悪)です。レートの比較にあたっては為替用語を避けて通れないので、まずその説明をさせてください。
・銀行間取引レート 新聞やテレビなどで「午前の東京外国為替市場は1ドル=119円90銭から95銭で取り引きされています」などと報じられているレートは「銀行間取引レート」と呼ばれます。一般の顧客はこのレートでは取り引きできず、売買どちらでもいくらかのマージンを銀行に払います。
・公示仲値(TTM) 銀行間取引レートは常に変動していてこれを窓口での取引基準にすると煩雑なため、銀行は1日1回「公示仲値(TTM)」と呼ばれるレートを定め、その日の取引の基準レートに使います(1日数回の改定を行う銀行もあります)。公示仲値は各銀行が独立に決めますから必ずしも一致はしませんが、いずれも銀行間レートを参照しているので銀行ごとの差はあっても0.1%や0.2%といった程度です。
・クレジットカード会社が定める通貨間換算レート クレジットカード会社の元締めも通貨間の換算レートを毎日独自に決定します。これも外国為替市場における銀行間レートを参照しているため、銀行間取引レートや公示仲値と同じ値に収束します。
 「銀行間取引レート」「公示仲値」「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」のどれを基準にしてもよいのですが、そこからどれだけの手数料が上乗せされているか(どれだけの目減りがあるか)で比較すると有利不利は一目瞭然です。

1. クレジットカードでのキャッシング
 適用されるレートは「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」で、これに利用日から返済日までの利息が加算されます。利率は年利で15~25%、利用日から返済日までの期間は25~55日くらいですので、利用額の1.0~3.8%程度を利息として支払うことになります。繰り上げ返済ができれば利息は圧縮できますが、留学となると繰り上げ返済はちょっと難しいでしょう。
 なお「クレジットカード会社が定める通貨間換算レートに手数料(約1.6%)とさらに利息を加算」とする回答も見かけますが、それは過去の計算法です。現在は手数料の加算はなく単に利息のみが加算されます。

 クレジットカードによってはキャッシングの利用限度額が小さく、月当たり10万円までということも珍しくありません。物価の安いタイではありますが、授業料やら家賃やらで最初にまとまった費用がかかることも考えられますから、全額をキャッシングに頼るのは避けたいところです。

2. トラベラーズチェック
 タイの銀行におけるトラベラーズチェック(以下TC)のレートは現金より若干優遇されています。参考ページ[1]はカシコーン銀行のレートですが、例えば5月4日ですと日本円TC→タイバーツが10,000円で2,860バーツ、タイバーツ→日本円TCが2,906.3バーツで1万円です。中間のレートは10,000円=28831.5バーツで、これを冒頭の公示仲値とみなすと日本円TC→タイバーツの片道で差し引かれているマージンは0.8%程度と計算できます。またこの日の日本円現金の両替レートは10,000円で2,828バーツですので、TCのレートは現金より1.1%ほど優遇されていると分かります。(現金を両替する場合は、後述のように市中の両替商に持ち込んだ方が有利です)
 換金に多少の手間がかかりますがご存じのように盗難や紛失に強いので、2年間といった長期滞在で総額も200万円と大きいなら候補とする価値は十分にあります。なおTCは印紙税などが1枚あたり23バーツかかりますので、なるべく大きな額面のTCで持ち込むのが有利です。

3. 国際キャッシュカード
 外国のATMで現地通貨を直接引き出せて便利ですが、レートは正直申し上げて不利です。新生銀行のキャッシュカードのレートは「VISAインターナショナルが定めるレートに手数料4%を加算」です。「VISAインターナショナルが定めるレート」とは冒頭の「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」そのものです。
 三井住友銀行の国際キャッシュカードは手数料(1,050円)を払って別途作ることになります。レートは「VISAインターナショナルが定めるレートに手数料3%を加算」で、この他に利用の都度の手数料が1回200円かかります。1回の引落し額が2万円相当以上なら新生銀行より有利です。
 シティバンク銀行のキャッシュカード(同行での呼称は「バンキングカード」)は、利用額をいったん米ドルに換算し、その額を米ドルの対顧客電信売レート(TTM+1円)で日本円に換算した額が引き落とされます。現在の相場では公示仲値に約3.8%が加算されたレートになります。

 国際キャッシュカードと似たサービスで、金融機関側の専用の口座に予め振り込んでおいた資金の範囲で、海外ATMから現地通貨を引き出せるものもあります。No. 2の回答のJTB「グローバルキャッシュ」やシティバンク銀行の「ワールドキャッシュ」がそれですが、こちらもレートはよいとは言えません。
 グローバルキャッシュでは現地通貨額をいったん米ドルに換算、その米ドルの額を「マスターカード・インターナショナルが定めるレートに1ドルあたり4円を加算」で日本円に換算します。マスターカード・インターナショナルが定めるレート」はまさに「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」で、1ドルあたり4円の上乗せは現在の相場ですと3.3%に相当します。発行手数料は1,050円でこのほかに利用の都度の手数料200円が加算されます。シティバンク銀行の「ワールドキャッシュ」のレート計算は上記のバンキングカードの場合と同じく3.8%上乗せで、カード作成費用1,050円と利用の都度の手数料200円も必要です。

 国際キャッシュカードは万一の備えとして持っておくには適していますが、資金調達のメインに使うのにはレートの点からお勧めできません。

4. 現金
 レートだけ考えるならこれが一番有利です。この場合はNo. 3のkokonoinuさんのご回答にありますように銀行でなく市中の両替商[2]に持ち込むのが有利です。銀行間取引レート+0.3%程度の好レートで両替することができます。kokonoinuさんがなさったように、現地で銀行口座を開設して両替後にすぐに預けてしまうのもうまい方法だと考えますが、一時的にでも200万円すべてを現金で持つのにはやはり不安が伴います。上記の1.~3.の方法と適宜併用頂ければと思います。銀行口座の開設については[2]に記事が出ています。

5. そのほか
 送金も考えられることは考えられます。送金に適用されるレートは[1]の"TELEX TRANSFER"と思われます。このレートはトラベラーズチェックよりもう少し有利ですが、送金手数料は1回あたり数千円かかります。
 日本からの現金やTCの持ち出しですが、外貨も含めて100万円相当額以上ですと出国時に申告が必要です[3](100万円超だからといって持ち出せないわけではない)。タイにおける外貨の持ち込み制限はないようです。

【試算例】
銀行間取引レート/公示仲値/クレジットカード会社が定める通貨間換算レートのいずれもが共通で10,000円=2,880バーツの際に、それぞれの方法でバーツを調達した場合の単価を比較します。

1. キャッシング
*ATMの1回の引き出し限度額を1万バーツと仮定、限度いっぱいを一度に引出すものとします。
*年利を18%、利用日から引落し日まで40日とします。
10,000÷0.2880×{1+(0.18×40÷365)} = 35,407円
1バーツの単価 3.5407円

2. トラベラーズチェック
*額面5万円のTCを持ち込むとします。
*TCの換金レートは[1]を参考に、10,000円あたり公示仲値から23バーツマイナスとします。
*日本でTCを作る際に払う1%(通常)の手数料も考慮します。
*印紙税23バーツも差し引きます。
50,000×(0.2880-0.0023)-23 = 14,262バーツ
日本で払った額は50,500円なので 1バーツの単価 3.5409円

3. 国際キャッシュカード
*新生銀行のそれを利用するとし、1回に1万バーツ引出すとします。
10,000÷0.2880×(1+0.04) = 36,111円
1バーツの単価 3.6111円
(三井住友なら 10,000÷0.2880×(1+0.03)+200 = 35,964円 単価3.5964円)

4. 現金
*市中の両替商で両替するとし、日本円現金のレートは銀行間取引レート+0.3%とします。
*分かりやすくするため、5万円を両替するとします。
50,000×0.2880÷(1+0.003) = 14,357バーツ
1バーツの単価 3.4826円

【まとめ】
(1)レート的に最も有利なのは日本円現金で市中の両替商に持ち込むことですが、全額を現金で準備するのには不安が残ります。
(2)当面の費用プラスアルファ程度を日本円現金で用意し、残りは日本円建てTCとクレジットカードのキャッシングを併用してはいかがでしょうか。
(3)国際キャッシュカードはレートがよくありませんが、持っていれば万一の時には安心です。

参考ページ
[1] http://kasikornbank.com/GlobalHome/EN/miscelleno …
[2] http://www.bangkokshuho.com/travel/money.htm
[3] 現金・TC・有価証券持ち出しについて(東京税関) http://www.tokyo-customs.go.jp/zei/kon.htm

参考URL:http://www.bangkokshuho.com/travel/money.htm
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この回答へのお礼

細かく説明されていて本当に役にたっています!
感謝致しますm(_ _)m

お礼日時:2007/09/15 01:33

1は×


2は面倒
3が一番のお勧め
4は3の次にお勧め

本当ならば現金を全部持っていくのがお勧めです。
でも少し安全を考えて新生が良いと思います。

私の場合は現金を持ってしかタイには行きませんしたが、前はレートも良かったのでサヤームエクスチェンジかスーパーリッチ辺りで両替してはバン銀の自分の口座に即預け入れといった感じでした。

新生は今は使っていますが、レートはどの程度落ちるのかはわかりません。

一番は早く現地に自分の口座を作ることでしょう。
そうすれば日本から送金できます。(バン銀だけかもしれませんが)
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タイでバーツの現金を使いたいのでしょうか?


であれば,上記4つの方法でしたら3が一番いいでしょう。
新生銀行のカードとはそれで口座から適宜引き落とそうということだと思いますので。
200万円も現金を持っていくのはどう考えても常識を外れているので×ます。
T/Cも少額(数万程度まで) ならいいのですが,200万円となるとやはり現金同様管理に困るので×です。

でも,現金引き出しで一番便利なのが外貨キャッシュです。
日本で入金しておけば海外でその国の現地通貨で引き出せるというものです。
JTBとシティバンクの例を載せておきますね。
JTB…http://global-cash.jtb.co.jp/globalcash/
シティバンク…http://www.citibank.co.jp/ja/bankingservice/usin …
クレジットカード利用を考えるなら新生銀行の口座にいくらか現金を残しておいてくださいね。
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レートは、


1,2,3,4の順に有利でしょうね。
只、1は期日まで待って、日本の口座から引き落とすなら
2よりやや劣るか。
3は定額料金を取るので、レートが悪くなる。
4は危険でしょ。

手間を考えると、
私なら1を選択します。
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