電子書籍の厳選無料作品が豊富!

宮部みゆきさんの時代小説が好きで、すべて読みました。
同じ様な「ミステリー・ちょっと怖い・不思議・等々」な時代小説・捕物小説を紹介して下さい。

A 回答 (8件)

もしまだでしたら、岡本綺堂はどうでしょうか。



明治時代にシャーッロクホームズのシリーズを原書で読み、啓発されて書いた物語が日本最初の捕物帳小説「半七捕物帳」です。怪談仕立てのプロットなのに最後には合理的な解決が必ずきちんとつく驚くべき完成度の高さです。香り立つような江戸情緒も明治の人ならではの特権で、後世の作品では絶対に真似のできない本物です。純粋な怪談も得意とした人で、「青蛙堂鬼談」「近代異妖篇」等の名作を残しています。

著作権が切れているので、多くの作品はインターネット(青空文庫)でも入手できます。興味があればぜひ読んでみてください。
http://mirror.aozora.gr.jp/index_pages/person82. …
綺堂のプロファイルはこちらです。
http://kaiki.at.infoseek.co.jp/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「半七捕物帳」は名前は聞いたことがありましたが、そんな昔に書かれた物とは知りませんでした。
「怪談仕立てのプロット...」大好きです。
シリーズ物ですがそれほど冊数が多くないので最初から読んで見ようかと思います。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2007/05/08 22:43

東郷隆『異国の狐』光文社文庫


東郷隆『のっぺらぼう』光文社
とげ抜き万吉捕物控ということで幕末の捕物帖短編連作です。2冊の『のっぺらぼう』のほうは、明治維新に新聞社の速記者がかつて万吉の配下の老人から話を伺うという構成になっています。

あとは都筑道夫の砂絵師を始めとする大道芸人が探偵役のなめくじ長屋捕物さわぎのシリーズ。タイトルは「XXXXX砂絵」です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

都筑道夫さんの現代物は読んだことあるのですが時代物があるのは知りませんでした。
皆様に沢山紹介していただき、読みたい本がいっぱいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/21 21:40

私も宮部さんの時代物は好きです。


同じ女性作家で、畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズはいかがでしょうか。
江戸時代が舞台で、病弱な大店の若だんなが、妖怪が起こしたと思われる事件を推理・解決します。
若だんなは妖怪が見える不思議な体質で、実は身の回りの世話をする二人の“兄や”も妖怪です。
若だんなの周りに出現するユーモラスな妖怪達も面白いです。
「ちょっと怖い」感じとは違って、ほのぼのした路線ですが、読みやすくてオススメです。
http://www.shinchosha.co.jp/shabake/

下の方も挙げておられますが、「半七捕物帳」は私もオススメです。
短編のシリーズなので読みやすく、何巻から入っても大丈夫だと思います。
古い作品なので読みにくいかなと思ったら、とても読みやすかったです。半七の推理は、現代でも通用しそうな合理的な考え方で驚きます。
私は図書館で、筑摩書房の全六冊シリーズを借りて読みましたが、これは関連する風俗の挿絵や舞台になった場所の地図・註解が豊富で、当時の江戸の雰囲気を想像しながら読むのに親切なつくりでした。お近くの図書館などにあればオススメします。
http://www.amazon.co.jp/%E5%8D%8A%E4%B8%83%E6%8D …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「しゃばけ」シリーズは私も大好きです。
ぜひ、金子貴俊さん主演で映画化してもらいたいと思っています(^o^)

「半七捕物帳」は読みたいと思っています。
「関連する風俗の挿絵や舞台になった場所の地図・註解が豊富...」なのも良いですね。
情報ありがとうございます。

お礼日時:2007/05/09 22:09

澤田ふじ子「公事宿事件書留帳」「土御門家・陰陽事件簿」


高橋克彦「京伝怪異帖」
栗本薫「夢幻戦記」
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
高橋克彦の歴史小説は好きで何冊か読みましたが、時代は全て古代物でした。
「京伝怪異帖」は平賀源内・田沼意次がでてきますね。
むか~しむかし見たNHKのドラマを思い出しました。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2007/05/08 22:36

松本清張 「無宿人別帳」


サスペンス短編集。「いびき」という作品はご存知かもしれませんね。牢屋での唯一の楽しみは眠ること。ある夜、鼾の大きい男が顔に濡れた紙を押し当てられ、数人がかりで押さえ込まれて殺されてしまう。鼾のせいで寝られぬ恨みだった。その殺しを目撃していた新入りの囚人は、おめえの鼾で昨夜は寝られなかったぜ、とよく苦情を言われてきた男だった。男の恐怖の夜がはじまった。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「いびき」怖そうですね、先が気になります。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2007/05/08 22:31

京極夏彦「巷説百物語」シリーズはいかがでしょうか。


「必殺仕掛人」風のお話で、公に解決できない事件をあの手この手で全て妖怪の仕業にしてしまうのが見所です。
短編の連作なので読みやすいですよ。

角川文庫で「巷説」「続巷説」「後(のちの)巷説」の三作出ています。
先日単行本で四作目の「前(まえの)巷説」が発売されました。
私もまだ読んでいません。あ、それはどうでもいいですね(笑)。
失礼しました~。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「姑獲鳥の夏」「百器徒然袋」は読んだのですが、「巷説百物語」の舞台は江戸時代なのですね。読みたかった時代です。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2007/05/08 22:29

諸田玲子さんの小説をお勧めします。


「誰そ彼れ心中」「氷葬」「お鳥見女房」など
どれも楽しめると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「お鳥見女房」面白そうですね。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2007/05/08 22:24

宇江佐真理著『あやめ横丁の人々』はどうでしょう。

実はあまり時代小説は読んだ事がないのですが、これは新聞の夕刊の連載小説として毎日読んでました。・・面白い小説ではありましたが、ミステリーになるかどうか・・題名にもちょっとした謎があります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「題名にもちょっとした謎があります」気になります...
調べると、宇江佐真理さんは他にも面白そうな物を書かれていますね。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2007/05/08 22:19

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aに関連する記事