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子供の時に、火の鳥を読み、又購入したいと思い、
本屋で角川文庫の「火の鳥・望郷編」を購入したところ、大幅に内容がカットされていました(上半身双子の宇宙人が全てカット・・・)倫理上の理由とは思いますが、
もう火の鳥じゃなくなってしまっていて非常に残念でした。
全巻セットの通販での購入を考えていますが、又購入
してから内容がカットされていたら悔しいので、
どなたか購入するにあたりカットされていない出版社を
教えてください。

A 回答 (4件)

 今晩は。


 手塚さんが単行本化や再版に際して描き直しをしていたのは有名な話です。が、それでは回答としては身も蓋もありません。

 私自身すっかり忘れていましたが、お探しなのは月刊COM(虫プロが出していた漫画専門誌)の最末期に2回だけ掲載されたものではありませんよね。これは結局中断されて、全く別の構想の「望郷編」が朝日ソノラマから刊行された月刊マンガ少年の柱の一つとして連載されます。実は当時熱心な手塚ファンでしたから共に読んでいるし、掲載誌を持ってもいるのですが、簡単には出せないようなところにしまいこんだままです。
 それはともかくマンガ少年での掲載は76年9月の創刊号から78年3月号まで、休載はなかったようですから19回あったはずです。1回最少でも20ページはあったので、扉をすべて単行本で切ってしまったとしても360ページはないと計算が合いません(手塚さんの場合、扉が見開きだったり、切れないような画面構成になっていることも少なくない)。

 そういうわけでこれまでに角川から出されたものはすべて340ページ前後しか無いようですから、これは希望のものでは有り得ません。数字に関しては国会図書館の蔵書目録を見てください。Kadokawa絶品コミックでは第6巻がこれに相当しますが、このページ数も同様です(下のページを参考に発行年月で判断)。
http://opac.ndl.go.jp/index.html
http://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?nips_ …
 ところで、その朝日ソノラマが連載終了後半年ほどして単行本にしています。1978年11月の刊行で、415ページです。翌年1月にも同じページ数の廉価版が出されています。おそらく両者の内容は同一でしょう。
 これならば古書でも相応の数があるようです。例えば絞り込みをし易い検索サイト
http://sgenji.jp/power.html
で調べてみると、該当が3冊在り、その中に「418p」という注記もあります(巻末の広告かなにかのページを含めて数えているのでしょう)。
 もしこの朝日ソノラマ版でも連載時とかなり異なっているようなら、あとは本当に掲載誌を見るしかありません。
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この回答へのお礼

こんにちは、大変詳しい回答をかいて下さって本当に有難うございます。
まさか、手塚作品がこれほどまでに修正をしていたなんで知りませんでした。
私が当時読んだ本は、B5ほどの大きさで、年月が経ちかなりボロボロになった火の鳥でした。しかし残念ながら内容しか覚えていないです。月刊COMだったかまでは・・・
朝日ソノラマ版の火の鳥を検索してみたところ
本の大きさがほぼ一致したため、多分当時読んだものと間違いがないとは思いますが、念のためアマゾンで出品されていたので質問をしてみました(双子の宇宙人はでてくるかと)が返事が返ってこないので
やはり購入してみてみませんと何とも言えない状態です・・・。
しかし1978年という年代からしてこの朝日ソノラマ版が私が読んだ
火の鳥の可能性が非常に高い様に思われます。思いきって購入してみようと思います。(少々高額ですが内容のすばらしさには変えられない
ですね・・)

再度、詳しい説明文をありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2007/10/17 12:44

再びNo.3です。



参考になりそうなページを見つけました。
これによると、現在入手できるのは2種類で
(講談社&朝日ソノラマ版・それとは内容の違う角川版)
角川版はページの都合により大幅カットされているようです。

やはり講談社の漫画全集が入手しやすいかと思います。
角川版と読み比べてみるのも面白いかもしれませんね。

ちなみに、残りの2種類は復刊ドットコムで復刊のリクエスト受付中のようです。
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=11040

参考URL:http://www.bekkoame.ne.jp/~takeboh/hinotori/4nos …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。参考URLを読みました。
私が読んだ内容と一致したのは単行本版でした。
これで絞込みができました。
やはり朝日ソノラマ版の内容が私の当時読んだ内容と一致する
可能性が高いです。当時読んだ記憶が懐かしく思い出されました。
しかし、もし読んだ内容と、購入した内容が違っていても
それはそれで良い気がしてきました。
(但し角川版はちょっとカットの仕方が酷い気がします)
何度も調べて下さり本当に有難う御座いました。

お礼日時:2007/10/17 12:53

講談社の漫画全集・火の鳥9,10巻では、その宇宙人は出ていますよ。


〈表紙にも載っています。)
ただ、書き直し等が多いので、質問者さんが読まれた物と
同じかどうかは断定できません。
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手塚作品は作者がかなり手を入れますので、雑誌掲載時と単行本収録時では結構違う場合があります。



読んだ当時の内容そのものを読みたいのなら掲載雑誌探した方が良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
読んだ当時の、出版社までは残念ながらよく覚えていないんです・・
しかしあきらめず探して見たいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/17 12:29

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