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こんにちは。
今日とある独立行政法人からとある通知が来ました。
で,そこの理事長のでっかい四角のはんこが押してあるのですが,理事長の名前が書いてある最後の一文字に重なるようにして押してあるのです。
気になって調べてみたら,僕の大学の学位記も総長の四角いはんこが総長の名前に重なって押してありました。
なんでああいうはんこって名前に重なるように押すんですか?

A 回答 (4件)

印影を移せることについてですが、



昔の判子は朱肉を使っていましたので、濡れタオルなどで朱肉をふやかすと、簡単に他の紙に印影を移すことが出来たのです。

印影を移せるということは、書類を偽造できるということです。書類が偽造できれば、銀行からお金を引き出すことも出来ますし、大学の学長印なら、偽造した契約書を作って大学から代金を詐欺することもできます。

名前に掛けて判子押せば、名前のインクも一緒にふやけて印影だけ移すことは出来なくなるのです。

また加筆についてですが、これは学長印などよりも訂正印とか見積や請求書・領収書などの判子についていえることです。
判子があればそこまでしか本来は書いていないということがすぐにわかるからです。

領収書などは、¥100,000.-と書きますがこのうちの”¥ ,”や”.-”も金額を不正に書き換えられないようにするために、必ず記入するものです。
今はパソコンで印刷ですから、逆に不正しにくいものですが、手書きの時代は後で加筆しても分からなかったために、いろいろな工夫がされたのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど,大変よくわかりました。
手書きの時代の知恵が今でも残っているのですね。

お礼日時:2007/10/31 17:50

直接の回答ではないですが。


重ねると駄目なのは、印鑑証明書等で印影を確認する必要がある場合です。
銀行関係の書類が、可能性が高いかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに印鑑証明はダメですよね。なるほど。
ちょっとすっきりしました。
でも,まだなんで後から書き加えたりしてないことがわかる必要があるのかがわかりませんねぇ…。

お礼日時:2007/10/31 00:15

重ねる理由は「後から加筆したものではない」ということを表すためです。


このような場合は二分の一~三分の一程度重ねて押すのが一般的です。

重ねちゃだめな場合もありますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
でも後から加筆したかどうかがなぜはんこを重ねることでわかるのですか?
あと重ねちゃいけない場合ってどんなときでしょうか?

お礼日時:2007/10/30 21:20

今ではコピ-機も精巧になって複写も簡単にできますが、昔の手書きの時代は、はんこだけ離して押すと陰影の印肉を写すことができたのです。

そのため、公務員になった当初から、公印は必ず1/3ぐらい掛けるようにと教わりました。
それ以来、今でも私はその習慣が残っていて、たとえ名前のあとに印の印(しるし)があってもあえて、名前に掛けて押してしまいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
つまり名前にかぶせて押してあったら写しにくいからということですね?
写しやすいと何かと悪用されるおそれがあるからなんでしょうか?

お礼日時:2007/10/30 21:15

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