【お題】引っかけ問題(締め切り10月27日(日)23時)

来月結婚をすることになりました。
今日会社でお祝いを頂いたのですが、
教えて頂きたいので質問します。

会社規定のお祝い金 2万
社長(結婚式に出席)  5万
従業員2名(結婚式に出席) 3万×2
従業員6名(結婚式には呼んでいません) 5000円×6

このように頂いた場合、関西では一割を返すと聞いたのですが、
社長と出席してもらう従業員2名の方に1割返し、
他の従業員6名の方には内祝いとして式が終わってから
半額の商品券を返そうと思っています。

これが正しいのかどうかわからないので
もし間違っているようなら教えていただきたいです。

あと出席して頂く方に半返しは必要なのでしょうか?
ちなみに新婚旅行のお土産は全員分買う予定です。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

こんにちは。


あなた様に頂いたお祝いですが、
大安の午前中ににあなた様の親御様の家へ
持参なさったお祝いでしょうか?

関西の一割返しというのは「おため」という風習で
昔の作法にのっとり
結納が終わってから挙式までの期間の
大安の午前中に
結婚祝いを持参して、新郎新婦の親元へ行きます。
親は当然床の間に結納飾りを飾って
(新郎は飾りはないが、床の間に高砂の掛け軸)
結婚祝いの口上を受けて祝いを受けます。
その後、結納の立派さをほめたり
花嫁仕度の話題や、新郎の人柄
相手の家のことなどを話題にして
家の手伝い人か、主婦、結婚の当事者が
桜湯や昆布茶と
寿や鶴亀のかたちの御干菓子を運んできます。
(花嫁は結婚退職して家で花嫁修行中なので、常に家にいる。母親は専業主婦。
父親は挙式前の大安は親戚が来るのが暗黙の了解なんで、仕事を休んでいる。)

そして客人が帰る挨拶をする時に
家人が静々と広盆に
おため紙と祝い金の一割を入れた封筒を載せて
客人に「おみ足を運んでいただき有難うございました」と恭しく差し出す。
「これはこれはご丁寧に、恐れ入ります」と客人が受取って帰る。そういうものです。
いってみれば、交通費か往復の労をねぎらう駄賃のようなもの。

おため紙とは半紙を20枚30枚程度三つ折りにしたものを
和紙でくるんで紅白の水引をかけたもので
昔は半紙は家の消耗品で、紙は貴重なものでした。
そのくるんだ中に、封筒が入っていて
祝い金の一割分の新札のお金が入っているのです。
祝いが3万なら3000円、10万なら新札の一万円。
ですから事前に新札の用意もたっぷり必要です。

当然祝い金を客の前で確かめたり
封筒に一割入れたりなどできないので、
別室で家人が確認してセッティングすることになります。

以上が正式な形ですが
今は家に祝いを持参することが少なく
式場で渡したり、職場で渡したりです。

式披露宴に来てもらうひとには
披露宴のお食事と、引き出物で半返しになります。
来てもらわない人には、内祝いで半返しになると思います。
新婚旅行のお土産はあったほうが、より丁寧です。

おためを家祝いを持参しない人にもするとなると、
5000円×6という人にもそれぞれ、
当然しないとおかしくないですか?

最近関西でも、おためがえしはあまりしなくなったように思えます。
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