街中で見かけて「グッときた人」の思い出

たとえばKeyがCの曲の場合は主に、「C・Dm・G・F……etc」
などのコードが使われるのは知っているのですが、たまにKeyがCの平行調のAmなどのマイナーキーの曲がありますよね?
例えば、曲のKeyがAmの場合はどのようなコードが使えるのでしょうか?また、Cと同じように「C・Dm・G・F……etc」などのコードも使えるのでしょうか?

A 回答 (6件)

KeyAmの時に使えるコードは、KeyCメジャーのときと同じです。


転調がOKであれば、それなりの秩序のもとにあらゆるコードが使えますが、質問者は、作曲ビギナーと見受けられます。初心者向けの回答となると、
KeyAmの時に使えるコードは、KeyCメジャーのときと同じです。(あれっ!上級者向けでも初心者向けでも答えは同じでした。)
KeyCメジャーのときは、メインが、C、F、G(G7)で、サブがDm、Em、Amですが、
KeyAmのときは、Am、Dm、Em(E7)がメインで、サブがC、F、Gとなります。
サブとメインが入れ替わるだけで、どれでも使えます。
本来のEmコードですが、Amコードの前に来るときにE7コードに置き換えると、Amコードを鳴らしたときに、「終わった!」という感じが強くなります。また、E7のあとは原則Amに、同様にG7のあとはCにつなげるのが普通です。そのあたりは、あれこれやっているうちに、その理由や効果なども判ってきて、じゃぁフェイントをかけて意外なコードにつなげてみようか、というアイデアがでてきたりして面白くなってくると思います。
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キーを決めた時に、そのキーの中で使いやすいコードは、キーの根拠となるスケールの構成音のみを使って構成され、そのスケールの7つの構成音のそれぞれをルートとするコード群が代表的で、そのコード群をダイアトニックコードと呼びます。

また、ダイアトニックコードの構成音を拾い集めて構成されるスケールを、ダイアトニックスケールといいます。

キーがCの時のダイアトニックコードは、3和音で「C・Dm・Em・F・G7・Am・Bm(-5)」、4和音で「CM7・Dm7・Em7・FM7・G7・Am7・Bm7(-5)」となり、このうちC・D・E・F・Gをルートとするコードは使用頻度が高いコードといえるでしょう。これらのコードは、上に書いたように、すべてCメジャーキーの根拠となるCメジャースケールの構成音のみで構成されているコードになります。そのため、そのキーでメロディーなどとして使用される頻度の高い音程と調和しやすく、使いやすいコードと言えます。

なお、ダイアトニックコードなどを考慮する場合、キーが変わってもスケールやダイアトニックコードの構成音は相対的な関係を維持したまま平行移動するため、そのことを利用して音程を数字で表現し、一般化して捉える度数表現と呼ばれる表現方法をまず踏まえておくと、各キーの共通点を押さえることができるので便利でしょう。
度数表現は、特定の音を基準とした時、その音と同じ高さの音を完全1度と定義します。また、その音から半音上に上がるごとに、それぞれの音程は下記のように表現されます。
完全1度 - 短2度 - 長2度 - 短3度 - 長3度 - 完全4度 - 増4度/減5度 - 完全5度 - 短6度 - 長6度 - 短7度 - 長7度 - 完全8度(=1オクターブ上)
この表現を踏まえておくのが良いでしょう。ダイアトニックコードに関しては、この度数表現を元に、キーのトニックに対するコードのルート音の度数をローマ数字で表現して表すことが一般的です。上記のメジャーキーのダイアトニックスケールに関しても、「I・IIm・IIIm・IV・V7・VIm・VIIm(-5)」のような表現になります。

本題ですが、Amキーの場合、そのキーの根拠となるスケールとしては、メジャースケールの第6音から並べ直しただけのナチュラルマイナースケール、ナチュラルマイナースケールの第7音を半音上に持ち上げたハーモニックマイナースケール、メロディーが上に向かう時に限りナチュラルマイナースケールの第6音と第7音を半音上に持ち上げたメロディックマイナースケール上行(下降時はナチュラルマイナースケールに戻る)の3つがあります。その根拠とするマイナースケールの選択によって、ダイアトニックコードには違いが出てきます。
ナチュラルマイナースケールにおけるダイアトニックコードは、度数で表現すると
3和音:Im・IIm(-5)・bIII・IVm・Vm・bVI・bVII
4和音:Im7・IIm7(-5)・bIIIM7・IVm7・Vm7・bVIM7・bVII7 (b=フラット)
Amキーであれば、「Am [Am7]・Bm(-5) [Bm7(-5)]・C [CM7]・Dm [Dm7]・Em [Em7]・F [FM7]・G [G7]」となります。ただし、Vのコードに関しては、ドミナントセブンスとなることを意識して、代わりにV7(AmキーではE7)を使うことも多いでしょう。
ハーモニックマイナースケールにおけるダイアトニックスケールは、
3和音:Im・IIm(-5)・bIII(+5)・IVm・V・bVI・VIIm(-5)
4和音:ImM7・IIm7(-5)・bIIIM7(+5)・IVm7・V7・bVIM7・VIIm7(-5)
Amキーであれば、「Am [Am7]・Bm(-5) [Bm7(-5)]・C(+5) [CM7(+5)]・Dm [Dm7]・E [E7]・F [FM7]・G#m(-5) [G#m7(-5)]」となります。
メロディックマイナー上行のダイアトニックスケールは、
3和音:Im・IIm・bIII(+5)・IV・V・VIm(-5)・VIIm(-5)
4和音:ImM7・IIm7・bIIIM7(+5)・IV7・V7・VIm7(-5)・VIIm7(-5)
Amキーであれば、「Am [Am7]・Bm [Bm7]・C(+5) [CM7(+5)]・D [D7]・E [E7]・F#m(-5) [F#m7(-5)]・G#m(-5) [G#m7(-5)]」となります。


長くて読みにくくなったので整理すると、Amキーにおいて主要となるコードについては、マイナースケールの種類にもよりますが、「Am・Dm・E7・Bm7(-5)」あたりのコードが考えられます。Cキーの主要コードと共通するコードもあるでしょう。

なお、曲中で使用するコードに関しては、必ずしもダイアトニックコードのみに制限されるということはありません。代理コードとしてダイアトニックコードではない、ノンダイアトニックコードを活用する例も少なからずありますし、特殊な和音を取り込むことによって雰囲気を変えるということもよくある手法です。敢えて調和しにくいようなコードを放り込んで、スパイスとして展開を敢えて乱すのも一つのやり方といえます。ダイアトニックコードだけに囚われないようにするのがよい場合も多いでしょう。
また、コードの連結に関しても、クラシックなどのような決まり事のある音楽で無ければ、禁則などに縛られた考え方をする必要もないと思いますよ。

参考になれば。長々と乱文失礼しました。
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ANo.3さんが仰るように究極は使えないコードはありません。


しかし基本としてはスケールの構成音でコードを作るのが第一歩です。
いわゆるダイアトニックコードという事です。
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いえば使えないコードはありません。



曲の途中でいくらでも転調できますしね
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http://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/sak/index.htm
別のページへ戻れないようなので、indexです。(^^;
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http://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/sak/201.htm
「連結の原理」を考えてください。

和声の流れは、「垂直」と「水平」の関係があります。
「平行調(自然短調の場合)」だと、「同じ」コードである。
というのは、「垂直」の理解です。

なので、「水平」の理解もしましょう。
これが「連結の原理」です。

ですので、C調の場合、各調に使える汎用的な表記にすると
I-V-I の場合を考えると、「C-G-C」 となります。
しかし、Am調の場合「Am-Em-Am」となります。

よって、C調では、「Am-Em-Am」の最初のAm-Emは、+5となり、不可です。
「カデンツ」でアナリーゼすると、よくわかれます。
「カデンツ」については、終止形の関係をお読みください。
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ついでに、Am調の場合。
「属和音」は、「セブンス」を使うことが多いですね。
(短調は、自然・和声・旋律の3スケールあるため・・・)

では、ガンバ。(^^)/
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