
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
奇遇。
毎日一話ずつ昔話を子どもに読んであげているのですが、今日は「舌きり雀」でした。その本の描き方にもよると思うのですが、うちの本では、お爺さんから雀の世話を頼まれたお婆さんが、餌もやらずに放っておいたので、雀はあまりにお腹が空いてのりを食べてしまったとありました。
お婆さんは、働き者のお爺さんに対しても、傷ついた雀に対しても、思いやりがなさすぎると思います。
周りへの優しさを忘れ、自分のことばかり考えている人間は、やはり痛い目に遭う、と言うことだと思いました。
この回答への補足
おお!奇遇ですね。
やっぱり作者によって内容が若干異なるみたいですね。
下に書いた私の「汚い」解釈をお子様には言わないでくださいね!(笑)
面白いURLを先ほど紹介されましたので、お子様をお持ちのmujinkunさんにも紹介いたします。
http://www.e-hon.jp/index.htm
No.8
- 回答日時:
補足いただいたようなのであとすこし、
先の回答をどう解釈されたのかわかりませんが
結果論ではどうとでもいえるということです。
くちさがない
結果にいたるまでの過程、こころの葛藤が
誰に限らずおこっていることに目をむけたいなと
ふたを開け箱の中身を目にしたとき起こる感情
その感情はなぜ?起こったのか?
立ち現れた感情に理由づけをほどこす、
自己弁護するものもあれば、自己否定するものもあり
問題を遠くへ責任転嫁するものあれば、近くへわが身に課せるものあり
起こった出来事に対して受け止め方も人それぞれ
気にしなければ気にしないまま通り過ぎていくことだろうし
気にかかれば、また、そこで考え込んでしまうこともあるだろうし
どちらがよくって、どちらがよくないとかいう話ではなしに
人それぞれの生き方、生きたいように生きればいい
ただ、自分に正直にいたいねぇ。窮屈にかんじることもあるけど
人はひとりなんだけど、独りじゃないんだもん。
長くもあり短くもある一生だもん、楽しみたいねぇ...時間を。
参考URLに「甘えの構造」の著者に関して記載してあります。
参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=35270
No.7
- 回答日時:
昔話に軽々に解釈をつけるべきではないということが深層心理学の立場から言われています。
河合 隼雄 (著)昔話の深層―ユング心理学とグリム童話 講談社プラスアルファ文庫
などが入門にいいと思います。
参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062560 …
No.6
- 回答日時:
おおきなつづらとちいさなつづらをピックアップして考察
箱(葛篭)がふたつ、おおきい箱(葛篭)、ちいさい箱(葛篭)。
↑
箱の大小がトリツク
箱を差し出されどちらかを選ぶ(選択)
この時点で、箱の中に何かが入っているという思い込みが発生
何かが入っているか入っていないかはわからない
にもかかわらず、『入っている――期待』がうまれる
――『何かが入っている――確信』に変わる
『根拠なしの確信』のまま選択し、ふたを開ける
あけた結果―――泣く人、笑う人
なぜなくことがありましょうか
なぜわらうことができましょうか
『根拠なし確信』にあと付けで結果論だけが導き出される。
ふたをあけその中身を目にしたとき
いかに冷静でいられるか、また、受け止められるかを
享受しているおはなしではなかったかと
この回答への補足
なるほど。婆さんの場合は帰り道の途中で開けてしまったという問題もあるみたいです。スズメの言うとおり家まで我慢したら宝石が出てきたのかな?
補足日時:2002/10/30 11:54No.3
- 回答日時:
私も皆さんと同じく「欲張りは身の破滅」だと思っていましたが、#1の方(No.392540)の紹介している話を見ると、もう一つ「我慢が大事」も入っているように思われます。
◆弁当を食べられてもスズメを許したお爺さんと、糊を食べられてスズメを許さなかったお婆さん
◆牛や馬を洗った汚い水を飲んだお爺さんと、飲まなかったお婆さん
◆開けてはいけないと言われていたのに、我慢できずにつづらを開けたおばあさん
特に牛洗いと馬洗いの場面は「ならぬ堪忍するが堪忍」(何事にも堪えることが必要だ)というメッセージが込められていると言えそうです。
この回答への補足
堪忍ですか。なるほど確かに爺さんと婆さんの比較だと「忍耐力」に差がありますね。
僕の場合、この話を読むと「自分勝手なスズメ」という題名が正しく思えてなりません(笑)。
人の善すぎる無知な爺さんと、現実的な婆さんと、勝手気ままなスズメの話って感じです。
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