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中学時代からビートルズが好きでした。大人になって聞いてみても、その音楽には色あせない魅力を感じています。

ところで、彼らの曲には、ピアノが強烈なアクセントとなって曲のイメージを決定づけているものがたくさんあります。

中にはプロデューサーが弾いていたりすることもあるようですが、彼らのプレイに限ってみても、素朴なバッキングから技巧的なものまで様々ですね。しかも、かなりのセンスも感じます。

貧しい出で立ちだったと聞きますので、幼少から英才教育を受けたようにも思えません。一体、彼らはミュージシャンとしてのキャリアのいつ頃から、どうやってピアノを練習していったのでしょう?

どなたか、彼らのピアノや楽器演奏習得に関するエピソードをご存知のかたがおみえでしたら、お教えください。

A 回答 (3件)

アンソロジーを読んでみると、1958年にThat'll Be The Dayのデモ録音をしたころは、またポールは満足にピアノを弾けなかったようです。


最初にハンブルグに行って『カイザーケラー』に出たときに、持って行ったポールのギター『ロゼッティ・ソリッド7』が壊れてしまい、ギターなしになってしまったので、ステージにあったピアノを弾くしかなくなってしまい、その結果、ピアノが上達した、らしいです。
ギターを持たずにハンドマイクだけでステージに立っているポールの写真もあります。
1960年にハンブルグに行ったときは、ポールはジョンの持っていた『ホフナー・クラブ40』を借りており、ジョンは『リッケンバッカー』に変えています。
トップテンクラブでも、ピアノを弾いて歌っているポールの写真があります。
その後、スチュが抜けるとベースに専念するようになったようですが、『キャバーン』のステージにもアップライトピアノがあり、EMIスタジオにも当然グランドピアノがあり、ピアノに親しむ機会は多かったでしょう。
ジョンは『ヘルプ』のころからレコーディングでピアノを担当することがあるようになりました。
ジョージもリンゴもある程度は弾けるようですよ。
『レットイットビー』の中では、ポールとリンゴがピアノの連弾をしたり、ジョージとリンゴが『オクトパスズガーデン』のコード進行をピアノを弾きながら打ち合わせています。
ご存知とは思いますが、『リボリューション』のピアノソロはニッキー・ホプキンスが、『ゲットバック』のピアノソロはビリー・プレストンが弾いています。
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この回答へのお礼

とても興味深い回答ですね!ポールが実際に、ピアノとどう出会ってきたかが目に浮かぶようです。

それに、ジョンに関してのコメントも嬉しく拝見しました。確かに『ヘルプ』のアルバムでは、ジョン(?)がエレクトリック・ピアノを演奏する曲がありますね。ジョージの曲で弾いているのはポールなのか、ジョージ・マーティンなのか・・・というところですかね。

映画『レット・イット・ビー』を見たのは随分前のことですが、確かに二人でピアノを弾くシーンがありました。そうそう、ビートルズのブートCDにも、そのシーンが挿入されていたことも思い出しました。

当時は、ミュージック・シーン全体が新しいチャレンジに身を焦がしていました。色んなアーチストがライバルに負けまいと、様々な挑戦をする中で、ビートルズも負けず音楽を追究し、それが結果的にシーンをリードすることになったのですね。

回答に感謝いたします!

お礼日時:2008/08/23 19:24

調べてみました。


【父親の影響】
Paul McCartneyは、Beatlesの時は、ベースを担当していましたが、
実はドラム、ピアノの演奏にも優れていました。
特にピアノは才能があったようですね。
Paul McCartneyの父親は綿花のセールスマンでしたが、
夜はバンドでピアニスト兼トランペッターを演奏していました。
そのせいで、家にピアノがあって、休日に父親の弾くピアノを楽しんだとのことです。
http://www.emimusic.jp/beatles/profile/paul.htm

【作曲】
ピアノで作曲をする時に、彼は左利きのために鍵盤でも左手に力が入り、
「ヘイジュード」や「レットイットビー」の低音のピアノサウンドの曲が生まれたということですね。
http://blog.livedoor.jp/sakkyokucounseling/archi …

下記にステージで彼がピアノを弾いている写真があります。
http://www.bobgruen.com/files/paulmccartney.html
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この回答へのお礼

なるほど!です。回答ありがとうございます。

ポールが父親の影響で幼少から音楽に親しんでいたとは知りませんでした。また、作曲においても、彼の利き腕が影響して印象的なピアノサウンドが生まれたというのも興味深い話です。

ビートルズのサウンドをレコーディングの面から解明した書籍も多く見受けられるようになりました。そんな中で、彼らの曲作りへのアプローチの仕方を知るにつけ、彼らの卓越した才能に感心します。

ビートルズにあっては、ポールもジョンも、勿論、他のメンバーもお互いが刺激になってお互いの力量を高めあってきたのは興味深いところです。

ポールだけでなく、解散直後のジョンのシンプルなソロを聴いてみると、ピアノの素朴な奏法に徹しながらも高度な自己表現を完成させていて、感動的ですね。

回答に感謝いたします。

お礼日時:2008/08/23 13:52

「ビートルズ・アンソロジー」の最初の方で、


ポールは「私の父親はアマチュア・ミュージシャンで、ピアノを弾いていた。
ピアノもあった。」と言っていますから、小さい頃からピアノには馴染んで
いたのではないでしょうか。

1961年ハンブルグでのライブ写真にはピアノを弾くポールの姿が
写っています。61年といえばポールが19歳くらいですから、その頃
には相当弾けたように思います。
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この回答へのお礼

さっそくの回答に感謝いたします!

ポールの父親のキャリアについては、恥ずかしながら初耳でした。

どうやら、自分の中で、ジョンの父親のアルフレッドとごちゃまぜになっていたようです。
ポールが、ビートルズのメンバーの中では比較的恵まれた家庭に育ったことも知りました。

ハンブルグ時代にポールがピアノでロックンロールナンバーを引き倒す姿は刺激的でしょうね。

むしろ、ジョンレノンの方が、プロとしてキャリアを積み始めた頃からピアノを習得していったんでしょうか・・・

回答、ありがとうございました!

お礼日時:2008/08/23 13:41

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