「お昼の放送」の思い出

2ヶ月ほど前から独学でピアノの弾き語りを始めた30代の男性です。

音楽の知識や楽器の経験はゼロに等しいのですが、子供と一緒にアニメソングを歌ったり、友人の前で一曲バラードを披露する、なんて腕前ぐらいになれればと思っています。

そこで、普段練習しているなかでいくつか疑問に思うことがありましたので、アドバイスをいただけたらと思います。

楽譜が読めない為、歌詞にコードネームが振ってあるだけのものを見ながら、鍵盤の押さえ方をコード集の本で確認して弾いているのですが、多少スムーズにコード進行が弾けるようになると、“コードネームを見て鍵盤を押さえている”というよりも、“暗記した指の感覚で押さえている”という気がしてなりません。
極端に言えば、コードネームを見ながら弾くのは数回程度で、後は丸暗記した指の位置関係や形で弾いている、という感じです。(ずっと鍵盤を見たままです)
実際、スラスラ弾けるコード進行でも逆から弾いてみると全く弾けなかったり、別の曲で同じコード(転回形も同じ)が出てきても、すぐに押さえることが出来ず、押さえみて初めて『あ、前に弾いた曲と同じ押さえ方だったのか』と気付くような状況が多々ある為、“とりあえず弾けているだけ”だと思っています。

これは、色んな曲をもっと弾いていくうちにコードネームを見たとたんに押さえる位置が判るようになるのでしょうか?

また、伴奏パターンのレパートリーが乏しい為、どの曲を弾いても同じように聞こえてしまいます。
これも、弾き語り用にアレンジされた楽譜をたくさん参考にしたりするのがレパートリーを増やす近道なのでしょうか?


以上、長文で読みにくいかと思いますが、アドバイスいただけたらと思います。
尚、時間や資金等の都合もある為、独学を前提としたアドバイスをいただけると幸いです。

A 回答 (3件)

1.まずは五線譜の読み書きと楽典の基礎、ダイアトニックコードの理論を勉強しましょう。

これは必須科目です。
楽譜やコードの基本が理解できていないと、転回形やテンションコードが出てくると最初は意味が分からず、戸惑います。

2.いろいろな弾き語りアレンジを弾いてみて、スムーズなコードチェンジや音の重ね方(転回)を理解しましょう。
一般的には、指の形そのままで水平移動するような弾き方は避けるべきです。例えばドミソ(C)と弾いていて(F)が出てきた時にそのまま右に4つずらしてファラドを弾いてしまうのは避けるべきで、ドファラと弾いた方が指の移動も少なく、響きも同じ音域なので違和感がありません。

3.慣れてくれば伴奏は楽譜を見ながらというより、コード進行やメロディーを見ながら自然とついてくるものですので感覚的には今の状態が悪いとは言えませんが、手許を見ながら弾くのはダメです。

4.ピアノ全般に言える話ですが、鍵盤を見ながら弾くのはやめて常に楽譜を見ながら弾く練習をして下さい。いつも手許を見るクセがあると必ずそこで曲が詰まったり遅れたりします。

大人になってからピアノを始めた人に多いのですが、先に全て暗譜し、手許を見ながら弾こうとします。これは一見合理的なようで実は上達が遅くなる原因です。
暗譜はできるに越したことはありませんが、それよりも楽譜を見ながら楽譜をリアルタイムで再生するイメージで弾けるようになると、初見もコード伴奏もよりスムースに弾けるようになります。

あと、ピアノの場合、左手の幅に制限がある代わりに、他の楽器では出せない密集和音が容易に出せますので、そういうピアノ独自の音の重ね方(一般的にヴォイシングと言います)をいろいろと勉強して、最適なコード配置を自然にとれるように練習して下さい。

さらに上達してくると、伴奏パターンやコードの付いてない曲に自分でコード進行を割り当てる練習も重要です。これにはリハーモナイズの知識も必要になってきますが、まずはいろいろな伴奏譜を見て弾いて、いろいろなパターンがあることを理解して下さい。

今はレッスンに通わなくてもweb上に優れた教則サイトがたくさんありますし、インターネットレッスンでアドバイスしてくれるところもありますから、クラシックピアノの上達が目的でなければ独学でも十分だと思います。頑張って下さい。
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この回答へのお礼

具体的な練習方法のアドバイス、大変参考になりました。
楽譜(音楽)に対する知識は中学の音楽の授業程度しか無い為、楽譜をあまり必要としないと感じた“コード奏法”に挑戦したのですが、やはり基本的な知識は必要だと感じました。

>大人になってからピアノを始めた人に多いのですが、先に全て暗譜し、手許を見ながら弾こうとします。これは一見合理的なようで実は上達が遅くなる原因です。

全くその通りで、『自分もその一人だったのか』とガッカリしたようなホッとしたような複雑な気持ちです。
なるべくコードネームを見ながら“今は何のコードを弾いているのか”を意識しながら弾いていますが、まだまだ道のりは長そうです。

お礼が遅くなりまして申し訳ありません、ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/26 20:59

「はじめよう!ピアノでコード弾き」CD付きの本で、お勧めです。


参考URLでサンプルを見たり聴いたりできます。
もう少しやさしいのは、「はじめてのピアノ・コード」自由現代社
>色んな曲をもっと弾いていくうちにコードネームを見たとたんに押さえる位置が判るようになるのでしょうか?
曲の練習の他に、例えばハ長調の曲だったら、CGC、CFGCなどよく使われるコードパターンを繰り返し弾く練習をするといいですよ。毎回何回も繰り返していると覚えます。

参考URL:http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/keyboard_ …
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この回答へのお礼

リンク先の教則本を拝見しました。
私も初心者用の本を何冊か持っているのですが、視聴が出来るのはこれが初めてで、購入する参考になります。
ソロピアノ用のようですが、コードを勉強するのに持っていて損は無い気がしますし、特に『スタンドバイミー』や『ザ・ローズ』なんかは弾いてみたい曲そのものズバリでワクワクします。

お礼が遅くなり申し訳ありません、ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/26 21:29

まず、どの楽器も二ヶ月では・・・おそらく一生ですけど100%自分のイメージどおりというのは難しいとおもいます。

たとえ場の話、レコーディングなどでは「なんでこんなダサいのが採用されちゃうの!?」
ということもあります。

限りなくイメージに近づけるためには限りなく練習が必要となります。
今は何を弾いても同じように聞こえてしまうかもしれません。また、譜面を解読するのも重労働でしょう。

鍵盤楽器の場合キーがCであれば黒鍵盤を触らずにすむ場合がほとんどです。ようは白鍵盤だけでなんとかなってしまうということです。
これを念頭においてある程度の理論がわかるようになれば黒鍵盤も怖くなくなりますし、コード表記に関しても怖くなくなります。

音楽的にはまだ入門の段階と思われますのであわてることなく続けていれば勝手にレパートリーも増えます。
現在実行できそうな変化のつけ方があるとすればテンポとリズムでしょう。

ドミソと押すにしても連打するのか、押しっぱなしにするのかで違ってきますし、連打にもある程度の規則性をもたせたりと様々です。
当面は難しいことは考えずに楽器を楽しむのが一番の上達法だと思います。
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この回答へのお礼

>当面は難しいことは考えずに楽器を楽しむのが一番の上達法だと思います。

このお言葉で少し目が覚めました。
よく考えてみれば、二ヶ月程度の超初心者が『上手く弾いてやろう』と力み過ぎていたのかもしれません。
とても人前で弾けるレベルではありませんが、ピアノを弾いている時は楽しい気持ちになれます。

お恥ずかしい話ですが、いずれ私が40代~50代になった時、同じ想いを持つ方達と“おじさんバンド”を組んでみたいという夢もあります。
ゆっくり焦らず、でも確実にステップアップしたいと思います。

お礼が遅くなり申し訳ありません、ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/26 21:09

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