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本格的に映画史、映画理論の勉強をしたいと思っています。
おすすめの書籍があれば教えてください。
くわしく、全体が網羅されているものがいいです。
映画を教えている大学などで使っているものを教えていただけるとうれしいです。

A 回答 (2件)

フィルムアート社の『映画技法のリテラシー』(全二巻)



この本は映画学科の教材としても使われています。
具体的な作品を例に引いて解説しているので、それらの映画を見ていないと、なかなか理解が進みません。
ですが逆に、これらは見るべき映画だということなので、自分の観賞本数が増えてきたらまた読み直す、というふうに、繰り返し参照する使い方にも向いています。
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この回答へのお礼

なるほど。
やはり見るべき映画を見てこそ、
映画を勉強するということになるのでしょうね。
身が引き締まります。

教材として使われているもの、教えて頂いてありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2009/08/22 11:25

映画史家や評論家などその道のプロを目指すようだと、アンドレ・バザンとかベラ・バラージュ、グイド・アリスタルコ、ジョルジュ・サドゥールといった有名な著者のものを読んでおくべきなんでしょうけど、書かれたのが60年代よりも以前、多いのは50年前後なので、今更なぁって感じもあります。



ということで上記の著者たちの発表した理論を取り上げ、今日的な視点から編纂された「映画理論集成」などはどうでしょうか?

ただ映画の理論書ってバカ高いのと、本分中で取り上げられている映画の大半は”いわゆる古典”で、チャップリンくらいは見たことあるでしょうけど、エイゼンシュテインとかベルイマンとか、アラン・レネとか、ルノアールとか、こいった監督たちの作品を見ていないと、書いてあることがよく理解できないのと、読み物としてもとっつきにくいと思うので、大きな図書館や書店で、内容がどんなもんか、一度確かめてみたほうがいいと思います。

http://www.amazon.co.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%90 …

このシリーズは
「新」映画理論集成〈1〉歴史・人種・ジェンダー
「新」映画理論集成〈2〉知覚・表象・読解
とつづきます。
興味を持たれたら、本書に取り上げられている古典的な映画の理論書なんかにも手を出してみるのもいいかと思いますよ。

教科書的なものだと古本になりますが、映画学科の教授が書いた「映画と映像の理論」なんかもいいかと思います。でもこれも出版が1975年と古いですけど、横書きでほんとに教科書ぽい内容、平易な解説になっています。想像ですけど書いた教授は、これを学生用の教科書にしてたんじゃないかと思います。
http://www.amazon.co.jp/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%81 …

とにもかくにも専門的な本は高いので、図書館や本屋さんなどで内容をしっかり確認してから購入した方がいいです。

ほかには今村昌平、新藤兼人、山田 洋次といった邦画界を代表する監督や日本映画学校の校長(いまはどうか知りませんが)佐藤 忠男氏らが執筆した「講座日本映画」
たしか全部で8巻だったと思いますが、古本だとどれも安価で入手可能なようです。コレクター向けだと数万もするようですけど。
これは映画誕生100年のときに岩波書店が刊行したもので、作り手ならではの解説で邦画洋画問わず100年間の流れや有名作品に関して知ることが出来ます。

とりあえず1巻めはこれです。あの映画にこんな解説なの??ってところもあって、映画作家ならではの見方が面白かったりしますけど、ちょっと偏った感じもします。
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%98 …

何度も書きますけど、いきなり難しいものに手を出さず、図書館などを利用して、自分でわかりやすい本を探すのが一番だと思います。

ちなみにボクが映画史を学ぼうと、そのむかし買ったのはこれでした。写真が多いのがいちばんだったので。
http://www.amazon.co.jp/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%86 …
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この回答へのお礼

詳しく教えて頂き、ありがというございます。
大変参考になりました。
図書館でご紹介いただいたものも含め、
借りれるものは借りてみることにしました。
ありがとうございました!

お礼日時:2009/08/22 11:24

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