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映画ロードオブザリングの第三部、「王の帰還」にて、
ミナス・ティリスの狼煙を上げて、ローハンまで狼煙の伝達をして助けを求めるシーンがあります。

一番最初、ミナス・ティリスの狼煙はピピンが着火しました。
二番目、アモン・ディンの狼煙は、映像を見ると中年夫婦が着火したようです。
問題はそれ以降なのですが、映画の映像を見る限り、狼煙の周りに人が待機できそうな、あるいは住み込みで狼煙の管理をできそうな場所が見当たりません。狼煙はいつ上がるか分からず、常に監視している必要があると思うのですが...
見た感じ、狼煙は頻繁に使われるようなものではなく、下手すれば何十年、何百年と使われていないようです。ほとんど廃れているも同然な狼煙を、常に監視し、管理している人がいるのでしょうか?

私は指輪物語の原作を読んだ事が無いのですが、そのあたり原作ではなにか説明ありますか?

A 回答 (2件)

原作によれば、あの烽火は、ゴンドールからローハンへ、あるいはローハンからゴンドールへ救援を求めるために作られたものです。


原作ではゴンドールとローハンは最友好国で、昔からお互いの危機には援軍を送る約束になっていました。映画では、ゴンドールとローハンの友好の絆はすっかり廃れているような描き方になっていましたが、原作では、一時セオデンが自失していたとはいえ、あの時点で国としてはその関係はまだ続いていました。
烽火自体は確かに滅多に使われることはありませんが、いつでも使えるよう、常に管理する人がいたはずです。
原作では、ガンダルフとピピンが飛蔭に乗ってゴンドールに向かう途中で烽火台に火がついて行くのを遠くから目撃するだけなので、実際に火をつける様子などは出て来ないのですが。
映画では、映像としての効果を優先するため、あのような誰もいない山頂に烽火台があるような映像にしたのではないでしょうか。
(あと管理人の小屋のような施設をわざわざ作るのも大変だったのだと思います・・・)
また、映画の烽火台は、どう考えても高いところに作りすぎ、と思いました。これも映像の効果を優先しての結果だと思いますが。
あんな高いところでずっと人が住んでいるとも思えませんよね。
あと、原作では烽火台の数は7つなのですが、映画では随分たくさんありましたね・・・
初めて映画を観た時、「高いところにありすぎ!」「いくつあるんだ!?」と思って笑いを堪えるのに必死でした。映像としてはカッコイイと思いますが。音楽もいいですしね。
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 原作は途中で読むの止まってしまってますが、あれは狼煙の中継のためだけの施設ではないでしょう。



 主目的は常に周囲を監視するための見張り台であり、狼煙を中継するのは副次的な役目。見張り台の駐在員自身が異常を発見したら、また違う種類の狼煙で伝えていたのではないでしょうか。

 なお、講談社の現代新書に「万里の長城-攻防三千年史」という本があります。古代中国の防衛システムの解説もあり、狼煙の中継についても書かれています。上の解説は主にそこからの記憶で。

http://www.amazon.co.jp/dp/4061496743
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