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最近鉄道模型(Nゲージ)に興味を持ち始め、ネットで調べたりしています。
有名メーカーは「TOMIX」と「KATO」があるようですが、それぞれの特徴を教えて下さい。
鉄道の種類・リアルさ・値段…他にはどんなポイントがあるのでしょうか。

他メーカーでもおススメがあれば教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

主なメーカーは4社です。


日本型Nゲージ初期に様々な会社が参入してますが、KATO、TOMIX、GREENMAXの3社と、一部の小規模なメーカーが残りました。
その後、90年代から怒涛のスピードで新製品を発売しているマイクロエース(最近は落ち着いてきましたが)が先述の3社の中に入り、最近は4大メーカーの競争になってます。

それでは、各メーカーの特徴についてです。

【KATO】
日本型Nゲージの普及の立役者。
参入当時の製品も当時としては世界でもトップクラスの完成度を誇り、現在も実車の印象をよく捉えた完成度の高い製品を製作しており、TGV等海外での評価も高いです。
また、車種を問わず走行性能の良さに定評があります。
夏のイベントで試作品が登場した富山ライトレールは、非常にコンパクトな動力ながら走りが非常に安定していることで驚きをあたえました。

レール「ユニトラック」はTOMIXのレールよりレール踏面が高く、床やカーペットの上で運転する際には埃を巻き込み難いです。

ちなみに、このメーカーはカント付きレール等、時々大きな話題を作ります。
製品の価格も他社に比べ安いです。

【TOMIX】
日本型Nゲージの創成期には安価な香港製の製品で普及に貢献し、現在は「さよならシリーズ」や親会社であるトミーテックの「鉄道コレクション」をはじめとするコレクションシリーズとの連携、ミニカーブレール等、偏っているように見えて、実はユーザーの心をガッチリ掴む製品でファンを増やしています。
JR東日本の新型車両や、電気機関車でKATOと競作になることが多いです。

レールは「ファイントラック」シリーズは豊富なポイント、スーパーミニカーブレール、ミニカーブレール等様々なものがあります。
10万円を超える運転台型サウンド付コントローラや、本物と同様衝撃を吸収するダンパー付きのエンドレール、非常に形状がリアルなTNカプラー等独特の商品が多くあります。

【GREENMAX】
「GM」として親しまれているメーカーです。
板状の未塗装キットを展開していましたが、工作派が減ったのか基本部分が塗装済、組み立てるだけで形になる塗装済キットの発売以降、未塗装キットの新規発売は後述のクロスポイントに移され、現在は完成品と塗装済キット中心のメーカーです。
製品は私鉄の車輌を中心に、103系等のJR・国鉄の形式もキットを中心に製作してます。
完成品の価格の高さは有名で、私鉄電車特有のバリエーションの多さからたびたびユーザーを泣かせるメーカーです(笑)

レールの販売はありません。
一部塗装済キットでライトユニットが販売されたり、TOMIXの室内灯やTNカプラーに対応しています。

<クロスポイントについて>
「グリーンマックス・ザ・ストア」という、当初GM直営でスタートし、現在は株式会社ジーエムストアーが運営する小売店のみで販売されるキットのブランドです。
グリーンマックス・ザ・ストアではGM製品の部品やキット、他社製品や工具、塗料等が販売されていて、必要なものは大抵ここで手に入ります。
GM製品のアフターサービスもここで受けられるかと思います。

【マイクロエース】
1980年倒産の「しなのマイクロ」を有井製作所が傘下に収め、マイクロエースとして再スタートしたものが始まりです。
80年代半ばから新製品・再生産品の発売がほとんど無くなりますが、90年代半ばから怒涛のペースで発売していき、一気に主要メーカーの仲間入りをしました。
マイナーな車輌や地下鉄の車輌、アニメの中の車輌等他社が製品化しない車輌を多く製品化していること、再生産がほとんど無いこと、バリエーション展開が多いことが特徴です。
また、トイレや吊り革、転落防止幌まで再現する程細かいながら、全体的な印象はなんとなく違う事が多い(笑)のも特徴ですが、最近の製品はかなり改善されています。
車両の表記類や車内の再現等の細かいことが得意なようです。

価格は比較的高めですが、GMほどではないです。
「ジオラマレール」というものを販売していたと思いますが、普及には至らなかったようです。
なお、室内灯はTOMIX製と互換性があります。

鉄道模型は各社の特徴がよく出ますから、お店で製品を見てると好みのメーカーがあると思いますよ。
この主要4社以外にも小さなメーカーが数え切れないほどあります。
改造パーツのメーカー、キットのメーカー、道具のメーカー等・・・

長くなり申し訳ありませんでした。
所々専門の用語が出てしまいましたが、参考にしていただければ幸いです。
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この回答へのお礼

yoshi_fujiさん詳しい説明ありがとうございます。

各メーカーの特徴が分かりやすく書かれているので、とても参考になります。
レールはともかく各社のいいとこ取りをするのがよさそうですね。

お礼日時:2009/10/05 23:55

 レールは、互換性がありませんから、決めておく必要があります。


最初は、床の上を走らせていました。TOMIXは、レールを繋ぎ、外すのに力が入ります。しかし、机の上を確保できてからは、スペースが狭いのでTOMIXで良かったと思っています。TOMIXのレールは、種類が多いので、狭いスペースを活用するのに適しています。

 車輛は、実物を見て気に入った物を買っています。例えば新幹線でも、色や形が微妙に違います、並べて比較すると分かる程度ですが。
 価格は、KATO、TOMIX、マイクロエースで大差はありません。グリーンマックスは手がでません。KATOは走らせる車輛、TOMIXは飾って眺める、マイクロエースは面白い車輛、という目的別に購入しています。といっても、一社しか発売していないときは、選択の余地はありません。走らせて喜んでいるので、中古を買うときは専らKATOです。
 KATOでは、振り子電車の白いかもめ、スーパービュー踊り子、TOMIXでは小田急のVSE、あさぎり、マイクロエースなら瀬戸大橋トロッコ、ゆふいんの森、などが気に入っています。
 車輛は売り切れご免ですので、迷ったら買わないと入手がいつになるか(ほとんど再生産されない)。そんなわけで、中古でしか入手していないものもあります。
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この回答へのお礼

kgu-2さんありがとうございます。

目的別に買うのがきっと正攻法なんですね。
何となく1つに絞るものだと勝手に思い込んでいました。

お礼日時:2009/10/06 00:04

連投になり申し訳ありません。

yamato1957さんの回答に補足させてください。

KATOはマニア向けとありますが、通勤型から特急、ローカル線の気動車、新幹線まで何でもやります。
特に首都圏新系列車両はKATOの新たな得意分野になりつつあり、ライトを点灯させつつ乗務員室と客室の仕切りを再現したりしてます。
また、実車が振り子式の車両は本当にカーブで傾いたりします。

部品販売ですが、TOMIXも通信販売を行っています。
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この回答へのお礼

yoshi_fujiさんこの前の返信含め本当に詳しく頂きありがとうござます。

お礼日時:2009/10/06 00:01

>もう少し詳しく教えて頂けるとありがたいです。


「TOMIX」は子供受けする新幹線や首都圏電車等の製品が多いですね。
「KATO」はオリエントエクスプレス急行や蒸気機関車群等の
マニア向けが得意としてますね。
また「KATO」は電車等の部品を単品発売していて自作マニアに期待に応えています。
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この回答へのお礼

yamato1957さん再びの返信ありがとうございます。

「自作」もあるんですね~
奥が深そうです。

お礼日時:2009/10/05 23:49

機関車に限る事になりますが、下記URLは当方のお気に入りで、よく見たりします。



・・・ご参考になれば!

参考URL:http://www5a.biglobe.ne.jp/~toyoyasu/nbgn_1.htm
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この回答へのお礼

Ae610さんHPの紹介ありがとうございます。
詳しく書いてあるので、勉強になりそうです。

お礼日時:2009/10/04 12:39

滅茶苦茶荒い分け方ですが


「TOMIX」>子供、大人向け
「KATO」>大人、マニア向け
1)レール等の規格は互換性がないので、最初にどちらのメーカーに
するか決めておくこと。

>他メーカーでもおススメがあれば教えて下さい。
マイクロエース、グリーンマックスは私鉄等のリリースが多いです。
貨車系なら河合商会でしょう。
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この回答へのお礼

yamato1957さんありがとうございます。
マイクロマックス・グリーンマックス・河合商会についても調べてみます。

〉「TOMIX」>子供、大人向け
 「KATO」>大人、マニア向け
何となくのイメージはできるのですが、もう少し詳しく教えて頂けるとありがたいです。

お礼日時:2009/10/04 12:35

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