プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私はバンドでボーカルを担当しています。
先日、マイマイクを購入(Shure beta87a コンデンサーマイク)した際にファンタム電源が必要だと知り、インターネットでいろいろ調べた末に、ファンタム電源のついたマイクプリアンプを購入(joe meek vc3q)しました。

マイクケーブルも2本(XLR端子オス・メス)購入しましたが、そこで問題が出てきました。
マイクとマイクプリアンプを XLRオス・メス端子で繋ぐとこまではいったのですが、マイクプリアンプにはXLR端子でのOut putがなかったのです。あるのはギターのシールドが入るタイプの穴です。
私の想像では片方にギターのシールドと同じタイプの端子と、もう片方にXLRオス端子が付いたケーブルが一本あれば、マイクプリアンプをミキサーに繋げるのかなと思っていますが、これは間違っていないでしょうか? また、その際のケーブル端子の名称をお教え願えないでしょうか?

どなたかどうかご助言お願いいたします。

「マイクプリアンプとミキサーを繋ぎたいので」の質問画像

A 回答 (2件)

えーっと、もっぱらどういう現場でどういう機材に繋ぐ想定か・・・っていう部分で、細か~いテクニックが変わってくるんですけどね。



とりあえず、VC3Qを繋ぐ相手先がフォン端子のライン入力を備えているのであれば、さしあたりはごく普通のギターシールド使って全く問題はないです。これ
は、相手がフォン端子ライン入力が有れば、とりあえずどんな機器でも大丈夫(ライン入力という点は必須ですが)。

ただ、音質面やノイズ面等で拘るなら、もし接続する相手方の機材のフォン端子ライン入力が「バランス型」ならば、VC3Qのフォン出力もバランス型なので、TRS-TRSフォンのケーブル(両端がヘッドフォン端子みたいな3極端子のケーブル。PA機材接続では定番)を使えばよいです。
これは、相手機材の仕様によります。

フォン→XLRのケーブルも、使ってはいかんというわけではないですけど、ミキサー側にフォン端子のライン入力が有れば(普通有るけど)、よっぽど細かいセット
アップしなきゃならん場合以外は、特に利点も何もないので、ギターシールド使うのと対して違いはない・・・というか、ギターシールド使って細かい調整はVC3Q側でやるほうが効率的ですけどね。

それよりも、リハスタ等のミキサーに繋ぐなら、よっぽど古い機材しかない場合を別として、ミキサーのXLRマイク端子はファンタム電源が『ほぼ絶対に』付いていますので、ファンタムの点ではVC3Qなんか要らないのになぁ・・・などと思ってますが(^^ゞ

宅録でもするなら、別に持ってて損はないですけど、リハスタに持ち込んで使うには繊細すぎる機械(機械そのものは頑丈ですけど、セットアップが繊細)なので、かえってめんどくさいだけですよ。
また、これは各人の音の趣味もありますから異論も有ると思いますが、本来的にはレコスタでサイドアドレスの大型コンデンサ使う用のマイクプリなので、ステージ用のBETA87Cに使うのは、セットアップ難しい面はあります。
(BETA87C自体が、ややこしいプリアンプ噛まさずに、ライブでミキサーに直接突っ込むことを前提の設計にしてあるので、VC3Qの能力がかえって扱いづらい)

もし、リハスタ練習に持ち込むなら、スタジオにそこそこ名の通ったミキサーが有るのなら、ミキサーのファンタム使ってBETA87Cを直結する方が、素早くすっきりした音が出しやすいです。

この回答への補足

細かいアドバイスとても参考になります!
ありがとうございます。VC3Qがライブ等だとあまり有効でないと知り、すこしショックです笑

TRS-TRSフォンのケーブルがバランス型とのことですが、これはギターシールドとしても使用可能なものでしょうか?それともミキサーと機材などの接続にしか使われないものなのでしょうか?

TRS-TRSフォンを購入して、時にはVC3Q-ミキサー間のケーブルとして使い、時にはギターとアンプを直接繋ぐ際のギターシールドとして使う、ということは可能でしょうか?

質問ばかりで恐縮ですが、ご助言頂けると嬉しいです。

補足日時:2009/12/02 15:16
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No.1です。


うをっ、私が考えていたより凄いことを目指しておられましたな(^^ゞ

>ありがとうございます。VC3Qがライブ等だとあまり有効でないと知り、すこしショックです笑

うむむ、よもやライブハウスに持ち込んでPAに繋いで貰おうなどと画策しておられたか?

PAも、自前や知り合いレベルで据えるような自主イベント的な催しで我が儘が効くとか、そういうことも気持ちよくOKしてくれるライブハウスを既に知ってるとか、そういうことなら別に良いんですけど、一般的なライブハウスとか、主催者側でプロのPA屋が用意されてて、自分たちは一出演者の立場で演らせてもらうイベントに参加・・・みたいな形だったら・・・

これはあくまでも「一般的には・・・」「良くあるケース」としてですが、
『マイクプリ持ち込みは、PA屋さんが断ってきても不思議なことではない』
それどころか
『Beta87Cのマイマイク持ち込みも、事前に頼んでOK貰っておかない限り、使わせて貰えないのがごく普通の話』
と、覚悟は持っておいて下さいねぇ。

「持って行くので使わせて貰えませんか」と聞くのはOKだと思いますが、絶対に事前に相談することと、「アホかっ!(関西風)」と言われても「やっぱダメっすか。残念!」と、にこやかに引っ込める心の広さは、予め持っておいて下さい。

実際、PA屋さん次第・・・というか、PA屋さんが主催者から指示された機材構成とセッティング次第なんですけどね(ライブハウスの場合は、ハウスの方針次第)、ダイナミックマイクを使うのが大前提のガチガチのセッティングをしてしまった後だと、いきなりファンタムの必要なコンデンサマイクを持ってきて「使わせて」と言われても、機材側の安全管理上の問題でファンタム出してあげられないことも多いんですよ。

「いやだから、PAさんにファンタムで迷惑かけないようにVC3Qも用意してきました」

と言われても、やっぱガチガチに機材セッティングした後では、他人のマイクプリをいきなり繋ぐ余裕はないってことも多々あります。
それに、マイクプリ使う時は、PA側としてはそれ相応の事前セッティングが必要なので、当日の仕込みが終わってからでは再セッティングの余裕が無いことも多いです。

あと、セッティングの点では、仮にコンデンサマイク繋ぐとこまではなんとかなるとしても、Beta87Cというマイクも(PA屋的には)結構ジャジャ馬なマイクなので、これはPA屋の都合というよりは会場の音響特性の問題で、会場によってはかなり時間を掛けたシビアなセッティングが必要になることが有ったりします。
このマイクに慣れたPAオペレータさんなら、セッティング変更もちょちょいのちょいかもしれんですが、私のような「素人PA屋」にとっては、会場が狭かったりしたらかなりおっかないマイクなので、プロPA屋さんでもいきなりの持ち込みだったら、断られてもそれは仕方ないと思います。

あと、責任問題とかの「大人の事情」で、自前プリアンプの使用が断られることも有り得ます。

だから、どんなライブ会場でも、楽器と同じように、自分で持って行ったらその場ですぐに使わせて貰えるもんだ・・・とタカは括らないでね。ちゃんと事前にPA担当者に相談して、OK貰ってから持って行って下さい。

実際、私(素人だけど)なら、事前に聞いてりゃBeta87C使える準備はやぶさかじゃないですが、VC3Qも…と言われたら、かなり「引き」ます(^^ゞ
というより、私の場合なら重ね重ね素人なので、繋ぐとこまではなんとかできるけど、「それで、そのマイクプリ使ってどんな声にしろと?」という話になる。ちゃんとVC3Qとミキサー付き合わせてセットアップしないと、逆にまともな声にならないのでね。下手打ったらとんでもない声になるのがオチ。
といってもボーカルさんに「ステージに置いて私が操作します」などと言われたら、私の腕では断ります(^^ゞ プロでも基本は「それやめて」と言うと思うです。
どうしても使うなら、PA卓にプリアンプ預かる形ですね。プリアンプが手の届く所にないと、PA卓側としては突発自体発生時に対応できないので、私程度の腕ならそこんとこは譲れないです。

でも、どうせ預かるなら、むしろライブではこういう余分な機械が間に入る方がよっぽどややこしいし、技術的に危険も大きいので、基本はなんとかしてボーカル回線にファンタムは出すから、Bata87Cをそのままミキサーに繋ぐ事を考えますね。
そして、たぶん、ことライブボーカルに関しては、その方が音が良いです。レコーディングなら、このクラスのプリアンプは使いでがあるんだけどね。ライブだとややこしいだけ。3害有って1利しか無しって感じです。

これは、リハスタで使う時も基本は一緒だと思いますよ。
まぁ、リハスタなら自分の趣味で使うのは良いけれど、多分、短時間ですっきりよく通る声を作るなら、下手にVC3Q通さずミキサー直の方が良いと、私は思います。

と、余計な話が長くなってすいません。
>TRS-TRSフォンのケーブルがバランス型とのことですが、これはギターシールドとしても使用可能なものでしょうか?
>それともミキサーと機材などの接続にしか使われないものなのでしょうか?

んっとねー。基本は、機材間接続専用と思って下さい。

いや、実はまぁギターシールドとして使えなくもない。
私も、宅録で手近にパッとギターシールドが見当たらない時など、なにげにTRS-TRSのケーブル(1本くらいは、その時すぐ使わないケーブルがどこかに刺さってるので(^^ゞ)を楽器に繋いで音出したりします。

ということで、大抵のギターとアンプやエフェクタなら、TRS-TRSでも音はちゃんと出るのでシールド代わりに使えるんですが、機器側のジャック内部の設計の問題で、ごく希にだけど、音が出なかったり「ブー」というノイズが出る「相性の悪い機器」が、これも確かに存在します。
だから、ギター用は、ちゃんとした2Pのギターシールド使っておくに越した事無いです。

また、電気的特性も、ごくわずかながら普通のギターシールドとTRS-TRSのケーブルは違うので、微々たる差ではあるけど、ちゃんとしたギターシールド使う方が、ギター自体の音は良いです。

むしろ、レコーディングに使うのではなく、ただ単にスタジオのミキサーに繋いで声が出ればよいだけなら、VC3Qとミキサー間をギターシールド使って繋いでも、そういうPA的な使い方の範囲ならどうってことないです。
できる限り音質に拘りたい、レコーディングの時だけ拘れば十分です。
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この回答へのお礼

大変、大変参考になりました!!

おかげ様で、普通のギターシールドと同じ端子のケーブルを買うことで落ち着きました。
また、BETA87Aをステージで使う上で事前に確認をとることのマナーやマイクプリアンプは使えないであろうこと、非常にわかりやすく説明して頂いて大変感謝しております。

ありがとうございました!

お礼日時:2009/12/09 09:06

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