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ハムレットを読みました。勿論、シェイクスピアのです。
有名な話ではありますが、あまり感動しませんでした。ちょっと期待はずれというか…。人が全員死んでおしまい、という空虚感が残っています。悲劇だから人が死ぬのは不可欠かもしれませんが、あまりにもハムレットの人生を狂わせた出来事がうまく行き過ぎるようで…まぁ確かに古い話ではあるのですがネ^^;

皆様の『ハムレット』に対する意見、感想、見所&利き所など教えてください。ついでに好きなキャラクターなどや、好きな場面・クライマックスシーンなど。

皆様の解答、それを踏まえてもう一度読んでみます。

A 回答 (4件)

わたしはハムレット、好きですね。


しかしどこが見どころかと言われると、ちょっと困ります。

そもそも(と大きく出ますが)ハムレットは基本的に戯曲なのです。舞台にかけるために書かれたものですね。なので、真骨頂を味わうのであれば舞台を見るべきかも……というのが「見どころ&聞きどころ」の答えになるかと思います。

しかしこれではお求めの答えになってはいないと思いますのでもう少し付け加えますが、わたしはハムレットは「ファザコン・マザコンの自己中心的(善良であっても)な若者の苦悩」という作品だと思っています。だからその存在に興味を持てる人は、受け入れられるんじゃないでしょうか。
更に多分……ですが、観客に対して派手に「運命の転変」を見せたかったというのもあるのではないでしょうか。まあ現代の視点から見て、それがご都合主義にしか映らないというのは仕方のないことだと思います。特に文にすると余計ね。

わたしがハムレットに注目したのは「オフィーリア」(J.E.ミレー)という絵からでした。
劇中では出てこないオフィーリアの自殺の場面ですが、その絵を見たことによってとても引き込まれました。
さらに未見ですが「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」という劇もあります。これらを考えると、実際描かれたものからまた別の物語をつむぎ出せるふところの深さがあるといえると思います。古典(になった作品)ならではといえるかもしれません。

しかしまあ、古典だからと言ってみんながみんな感動できるものでは決してないですからね(^_^;)。
というより小説(この場合戯曲ですが)は肌に合う合わないが如実に出る分野です。「なんでこんなんが古典として残ったんだろう?」というのは山ほどあります。というか、そう思うものの方がずっと多いのではないですか。
なので、ハムレットが「?」ならそれはそれでいいとして、別な作品(シェークスピアじゃなくても)に手を伸ばす方が建設的なのかもしれません。また10年後くらいに読んで見たら違った感想を持てるかもしれませんし。

ちなみにハムレットの舞台をご覧になる機会がありましたら、ハムレット役は年齢的に若い役者さんでご覧になるべきだと思います。
以前外人のおっさん(失礼(^_^;)四十代でしょうねー)のハムレットを見ましたが、おっさんにしか見えない……。王妃より老けて見えるハムレットじゃあかんやろ。
しかし真田広之さんは四十前後でもハムレットに見えました。日本人だとあまり気にならないかもしれないです。

ちなみに#1さまはロミオとジュリエットの話をしていらっしゃいますね(^_^;)。一応念のため。
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> ハムレットの人生を狂わせた出来事がうまく行き過ぎるようで



それならば、そのように仕向けた人物がいたのではないかと、
疑ってみては如何でしょうか?

戯曲、特にシェイクスピアの作品は、
「何故、こんな風に書いたのだろう?」と考えて、
「こんな風に解釈すべし!」と、
私論を打ち出すのが楽しかったりもします。

例えば、ハムレットには父親の亡霊が出てきますが、
私には、何となく胡散臭いというか、
不自然な感じがします。
そこで、
「ハムレットは心を病んでいて、亡霊はハムレットの妄想である」とか、
「誰かがハムレットを嵌めようとしていて、亡霊は誰かの仮装である」と
仮説を立ててみるわけです。

そうした仮説を検証しながら、再度読み進めていくと、
初読の時とは違った印象を受けるかもしれません。

ところで。
ハムレットの親友、ホレーシオ(ホレーショー)は、
ハムレットよりもずっと年上なのですが、
お気づきになりましたか?
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この回答へのお礼

いや、ホレーシオはてっきり同年代かハムレットより下だと思いました^^;

ちなみに、自分ではホレイショー と呼んで(読んで)いました

お礼日時:2003/05/26 13:06

欧米人の教養と化してしまった古典が面白くなかったり、感動しない場合というのはよくあることだと思います。



ただ、英国だけでなく米国のアイビーリーグやハーバードクラスの出身の欧米のインテリはシェークスピアを会話の中にも

よく使うし、例えば「ノーブルローマン」と言えば「シーザー」からの引用だなぁ~?!」くらいは分らないと恥をかきます。。。

今の日本人では歌舞伎のような古典に出てくる台詞を引用して話をしたり、文章を書かなくなりましたが理解する年代の方が

少なくなってしまったのが原因で、諺すら通じない社会ですから旧世代には何とも寂しい気がします。
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私はシェイクスピアの全作品を昔読みましたが、私もつまらないと思いました。

たしか二人が出会って死ぬまでの時間が3日間だったと思いますが、あまりに性急で、感傷的で、受けを狙っただけのような、シェイクスピアとしては安っぽい作品だなぁと、思った記憶があります。まぁラブストーリーとしては簡単なストーリーなのでいいのかもしれません。
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この回答へのお礼

ストーリーは3日なんですか?1週間ぐらいはあるかと思ってました^^;単調なストーリーだったんで時間間隔が薄れてました。
私にとってはラヴではなく、ただの悲劇にしか思えませんでした。

お礼日時:2003/05/25 15:34

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