人が死ぬ。
先週20歳を迎えた男子学生です。
一昨日、家の近くの女性の友達が亡くなりました。
突然すみません。
しかし私にとっても突然のことで、未だにまだ夢の中にいるような、しいて言うなら非現実的なことに感じています。
私の住んでいるところは小さな村で、小、中学しかなく、同じ学年は50人くらいしかいません。
なので当然、知らない顔というのはありません。
異性とも全員話したことがあります。
その女の子、Aさんは、私と小中が一緒でした。
特に仲が良かったわけでもありません。
親同士や、祖母同士では仲が良かったですが、私たちには何もありませんでした。
部活は小学、中学一緒でしたが、部活自体が10もないので、割とかぶります。
印象としては、普通に、どこにでもいるような明るい子でした。
そして卒業して。
高校の場所も違うし、電車も方向がまったく逆です。
高校生になってから、顔を見ていません。
何も。不思議なほどに何もありませんでした。
大学に入って。
私は親に連れられて、新型インフルエンザの予防接種に行きました。
広い待合所で待ってると、Aさんの親がいたみたいで、私の親と話していました。
何やら、Aさんは「肺に水が溜まってる」らしく、それで病院に通ってたそうです。
私はその時、携帯をいじってた記憶があるのですが、Aさんを見たような気はしませんでした。
そして昨日。母親がデイサービスで働いているのですが、そこで「昨日、Aさんのところの娘が亡くなったそうだ」と聞きました。
私の家から、Aさんの家までは歩いて1分もかからない位置にあるのですが、2階の窓から覗くと、Aさんの家の前には車が並べてありました。
夜になっても、家の明かりが消えることはなく。私も寝付けませんでした。
そして今日の新聞の朝刊。お悔みの欄を見ると、昨日の日付で、Aと、ハッキリと書かれていました。
一昨日まで、梅雨入りのせいからか、雨がずっと降り続いていました。
部屋は暑く、まるで蒸し風呂のようです。
さっきまで扇風機を回していましたが、うるさく感じて、止めました。
自分でもよく分かりません。
何が何なのかよく分かりません。
いつも通り、勉強をしたり、テレビを見て笑ってるのですが、どこかがずれてノイズが聞こえるような気がします。
Aさん。
特に恋愛対象としては思っていませんでした。
私には、しっかりと好きだった人がいたので、確実です。
もちろん、喪失感もないです。
中学を卒業して、そのうちどこかでバッタリ会うのかな?って思ってました。
それが今日が明日か、はたまた1年後か10年後か、もしかしたら一生会わないかもしれない。
でも、何も感じてませんでした。
そしてその日は、私の見えるところから、跡も残さずに消えてしまいました。
しかし、喪失感はありません。
ポッカリと、意味もなく、ただ埋まらない穴だけができました。
今日、母親が聞いてきた話。
Aさんは、高3の時に白血病で倒れ、それから、ほぼ欠席。
髪も抜け落ちて、帽子をかぶるようになりましたが、卒業式には出席。
それからは入院したり、自宅療養をしたりで、寝たきり。
私が予防接種で見た時、Aさんがいることに気付けませんでした。
私は、私の知っているAさんを認識できなかったのです。
そして、それからも寝たきりで、一昨日の夕方に息を引き取ったそうです。
私は自分が死ぬと考えた時、決まってまわりの人のことが思い浮かびます。
親、兄弟、祖父母、親戚、友達、先輩、いろいろな方にお世話になりました。
私が死ぬことで、その人たちには消えない傷が残り、そして少くも苦しめることになるでしょう。
子に先だたれる親、孫に先だたれる祖父母。
想像しただけで涙が止まりません。
君はそうなると知った時、何を思ったかな。
僕だって、まだまだやりたいことがたくさんある。
でも君はそれが、できない。
君はその時、何を思ったのかな。
君が死ぬことで、僕には埋まらない穴ができた。
でも君は、穴も残らない。
悲しみも絶望も何もかもなくなってしまう。
何も。
それは安らぎ?それとも孤独と恐怖感で真っ暗な暗闇?
僕はまだ生きている。
でも君は、僕よりも先に白い骨になってしまった。
何が違ったんだろう。何かが違ったわけでもないのに。
長文となり失礼します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
私としては、何が何なのか分かりません。
分からないけれど、今自分が思うままに書いてみました。
今まで身近な人が死んだことはなく、今度初めての経験になります。
この質問は具体的な回答を求めるものではありません。
人が死んでいく中で、皆さまが感じたことを教えてください。
ご回答お待ちしています。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
あなたはまだ若い幸いと云うか、これまで身近にいる人の死を体験してこなかった。
Aさんと云う友達の死によって、初めて人間は死ぬんだと言う事実に直面し、
体験した。
私は年取っています。もう自分より年長の身内のものは、すべて亡くなりました。
今自分は最前列に立っているような気がします。
私にとっては死は、沢山の私を愛してくれた人のそばに行くような気がします。
先週私より6歳若い末の弟がなくなりました。自分より年下のもの、
長い付き合いのあるものの死は、こたえました。
長く患い病と闘った弟の死は、覚悟していましたが、
日がたつにつれじわじわと悲しみが増します。
弟は来てくれた人たちに、お礼とお別れの手紙をしたためていました。
三歳年上の弟がそれを読みました。自分の生い立ちから今日まで、どれほど多くの人の
恩恵によって生かされてきたか、幸せな人生だったことへの感謝でいっぱいでした。
このように準備された死ではなく突然のAさんの死をどう受け止めるかをあなたは、
一生懸命考えている。
そのことで残された身内の人の悲しみを想像し、自分が死んだらどれだけ自分の身内が、
悲しみ傷つくだろう。子に先立たれた親ごさん、祖父母の気持ちを思いやって涙している。
自分と同じ年でなくなったお友達の気持ちにに心を寄せている。その深い共感が、私の胸を打ちます。
そして慰められます。
子供が親より先になくなることを逆縁と云います。子供は親の悲しみの中で生き続け、
親が死んで初めて本当に死ぬと言われてます。
人は死を身近に感じて、はじめて、より深く生きられるのじゃないかとそんな気がします。
有難ういい質問でした。
No.6
- 回答日時:
多分、その子のことはどこかで「スタンダード」になっていたんでしょうね。
好きという感情は無くても、精神的基盤の中の、ほんの一部に過ぎないけど、どこかで何かの「支え」として存在していたんだと思いますよ。
いろいろなものと結びつくことでね。
おそらくは新しい「何か」が生まれて、心の空白を自然と埋めることになるはずです。
そうやって、心の補修を自然と行ないながら、人は生きていくものです。
今は思いつくまま、そのままで良いです。
それも自然といろいろな方向に散っていって、やがて見えなくなりますが、消えたわけではなく「心の糧」となり、作用し続けていくのですから。
茫洋と考える分には構いませんよ。
それも「成長」なのですから。
この年(46)になってきて思うのは「命に対する考え方」っていうのには、すごく個人差があるってことです。
死を絶対的な終わりとする人、最終的ゴールとしての位置づけと捉える人…いろいろいます。
死に対してモラリストである人もいれば、ちょっと「スーダラ」というか「来るときゃ来るよ」という人もいます。
…つまり「そういうところ」が人間的、ってことですね。
だから「あなたは、あなたなり」で良いと思うんです。
いろいろと思うところがあってもいい。
でも気をつけて欲しいのは「穴の大きさ」は小さくなっていくよ、ってこと。
あなたにあいた穴は、あなたの「ほんの一部」に過ぎないということは理解しておいてくださいね。
いつまでも下を向いていちゃいけませんよ。
人は歩きながら生きていくのだから。
No.5
- 回答日時:
お友達には、残念でしたね。
私にとってショックだった人の<死>は、小学生だった頃の祖父母の死ではなく、高校時代の同窓生の死でした。少し会話をしたくらいの貴方と同じ位の関係。彼は柔道部で彼女もいて、ひょうきんな人でしたが、<盲腸>で…多分医療ミスで…。彼ともう一人、18歳で自動車事故で亡くなった小学校の同級生…の二人については、40年たった今もその時に感じた気持ちのまま、忘れられずにいます。貴方が書いた感情とほぼ同じです。なので、私は息子が小さい時から<絶対親より先に死ぬな!病気でも許さない!>と言い聞かせてきましたし、自分にも言い聞かせてきました…。
その後にも身内をはじめ、いろいろな知り合いの死がありました。
でも、彼らの時に感じた気持ちとは違います。
やはり、多感な頃に出会った死だったからなのでしょう…。<死>への思いをを漠然と、それでいて眠れぬほどの恐怖を持っていた頃でもありました。なので、付き合いは全くなかったに等しいけれど、今でも、<埋まらない穴>はあります。きっと、折に触れ思いだすのでしょうね。
先週叔父が無くなり通夜に行ってきました。
身内だけのほんとに良い(?)通夜でした。
叔父ちゃんの生き様に敬意を払い、誰もが心から別れを告げる事が出来ました。立派に生き抜いた羨ましくもある<死に様>でした。悲しみよりも<お疲れさまでした>と労えた、家族愛を感じられた式でした。いずれ、心穏やかに私もこのように母を送り出してあげたいと、<死>というものの概念が変わった日でもありました。
やみくもに恐怖を感じていた<死>でしたが、今は<死に様>を少しでもカッコ良く…と、思えるようになりました。
No.3
- 回答日時:
人生も料理も同じです。
旨かろうが不味かろうが腹に入れば皆一緒。
人生も楽だろうが苦しいだろうが皆死にゃ一緒。
特別な死などは無くみんな平等に死にます。
時間差は多少ありますがね。
死後の世界があるのか知らないが、
死んだ後どこぞの宇宙人に霊体サンプルとして保管とかはされて欲しくない。
たまにどーせ死ぬんだからたまにははめはずしてみるかとか思ってみたり。
死ぬ事自体はたいした事じゃない
ラーメンだって食えば無くなるのだ。
死ぬまで生きた事が凄いのだ
旨いラーメンをこしらえた事が凄いのだ
凄いのは結果じゃなく過程なのだ!
No.2
- 回答日時:
「人の死」というのは誰にでも訪れるものですし、「人の死」に対する複雑な気持ちは誰もが一度は感じることです。
halcyon626さんだけが特別だとは思わない方がいいです。同世代の気の合うお友達とその気持ちをぶつけ合ってみてはいかがでしょうか。何かが見つかるかもしれません。
少なくとも大人は思春期特有の「人の死」への感情というのは忘れてしまっています。halcyon626さんのその気持ちを晴らしたり共感したりする手助けにはならないと思いますよ。
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