dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

【ビクセン ニューアトラクス赤道儀の極軸セッティングができません】
ビクセンのニューアトラクス赤道儀を2003年に買ってから使っておりますが、いまだに
きれいな写真が撮れません。極軸セッティングがうまく行かず、追尾がズレてしまいます。
メーカーマニュアル通りしているつもりです。
まず北に向けた赤道儀の水準器を合わせ、私の住む場所は東経141度でE側へ6度廻し、
日時を合わせ、上下左右調整して北極星を2010年付近の位置に合わせます。
基本はこのパターンで行っておりますが、どこか間違いがありますでしょうか?
この状態で写真を撮っても星像が流れてしまう事が大半です。

この後、3点アライメントを取っても、合わない時もありますし、合わせても数時間後には
ズレてしまう事もあります。

極軸セッティングの流れを詳しく教えてもらえませんでしょうか?そして、そんな説明を
しているサイトなどありましたら教えて下さい。
※当方、岩手です。近隣の方で、アトラクスを使ってる方いらっしゃいますでしょうか?

A 回答 (5件)

g onoderaさん


 苦戦なさっているようですね。 天体写真、とくに直焦撮影は一部の例外を除いて機材を揃えていきなり成功する事は稀です。 是非一度天体写真撮影の質のいい本をお読みになる事をお勧め致します。 お話を伺っていてこちらの本などお役に立つと思います。

 http://www.chijinshokan.co.jp/Books/ISBN4-8052-0 …

流れない天体写真を得るには、よく吟味されバランス良く組まれたガイドシステム、よく調整された機材、確実な据え付け、風や操作面で振動を与えない工夫、ひずみによるガイドエラーの克服など、いずれが欠けても困難です。 そうした対策についてもこちらの本でも一部解説されています。 ネットなどではあまり書かれませんが、すでに撮影されている方は当たり前の事としてされているので情報が出にくいのかもしれないです。 本を買って読む事も非常に有益なのでお勧めします。

 オートガイダーを導入される事になろうかと思いますが、(すでに導入済みかも)オートガイダーを入れたとしても上にあるような事が重要となります。 もちろん眼視ガイドでも重要です。 それに加え、ニューアトラクスのみならず、どのような赤道儀でもウォームギヤのアソビが多くなると流れやすくなりますので、組んだ状態でクランプを固定し、手でゆすってアソビが手で感じられるようでは他の対策をいくら施しても、やはり流れてしまいますので赤道儀本体の調整も怠りなくどうぞ。 EM200がダメな赤道儀だとか、ニューアトラクスがダメだとかおっしゃる方の殆どは、こうした個体を無調整のまま使い続けているのが原因です。 特に自動導入になってからはギヤのアソビも短期間で増大しやすく、手動時代のように安定したものではなくなりました。 ユーザー自ら、あるいはメーカーに送るなどしてかなり頻繁に調整しないといけない道具だという認識でいたほうがいいかもしれません。 撮影を難なくされている方の多くもあまり表に書いたりされないのですが、こうした調整を行っています。 

 3点アライメントについてはキマることは稀です。当然ながら子午線を跨いだら赤径ギヤのアソビが反対側によりますから、不正確になりますし、もし赤緯ギヤのアソビが大きいならばいずれの方向でもアライメント不定となりやすいです。 ご購入時期からスカイセンサーだと思いますが、ガイドアイピースなどでものすごく正確にアライメントして運がいいと3点キマルようなものなので、(アライメントする星の順番にも影響されます)無理して3点いれずとも実用になります。 マトモに調整され、正しく据え付けられたたニューアトラクスなら、1点目でファインダー視野の半分以内、低倍アイピースで視野のどこかに。 2点目で中倍率(100倍程度)視野でもほぼ中央に入ります。 3点目まできまっていればど真ん中です。本来そのくらいの導入精度がありますが、撮影対象に近い基準星で1点アライメントするだけでも殆どの場合問題なく使えますので参考になさってください。あまりにキマらない場合にはやはりギヤのアソビが大きすぎるのかもしれません。 また据え付けした場所の座標と、時刻をスカイセンサーに入力しますが、これも結構ズレていても上記のような感じで導入できますので(数分や、座標も県を跨いだくらいですが。

 極軸については以下の参考URLなどもいかがでしょう。

皆様人知れず苦労なさっているのですが、遠征場所などで仲間の方との情報交換が最も効き目がありますので、そうした場所で他の方と交流される事もよろしいかと思います。
私も他の方のそれとない一言で問題から脱出できた事が幾度もありますし、逆の事もありました。 g onoderaさんが近くにいらっしゃらないかと質問されていたアプローチは良い方向性かもしれません。 お近くの観望地を検索エンジンなどで探して、新月期にお出かけになってみてはどうでしょう。

参考URL:http://sky.geocities.jp/enyoou/mainte/VC200L_gui …
    • good
    • 0

他の回答者のアドバイスも全く持って当然であり、それら内容は質問者様が今後「当たり前のガイド撮影」を行なう上で大いに参考にすべきです。

(私もそれら要因によるガイドミスの経験があり、適正なガイド機材への入れ替えや自宅庭に三脚設置用のコンクリベタ基礎施工などで対応してます。…岩盤までは到達してないケドw)
但し、回答No.2~3の要因による極軸ズレがあった場合においても「当たり前のガイド撮影」をしている限りは質問者様に発生したような「大半の撮影結果で星像が流れる」ということは有り得ません。リアルタイムに追尾ズレを補正するのが「当たり前のガイド撮影」である以上、当然の帰結ですね。

そういった諸々を考慮の上、改めて質問者様にお伺いしたい。

「質問者様はガイドスコープを使って追尾ズレを補正するという事実を知らなかった」

これで間違いないですよね?こんなトコで無駄な見栄を張っても何ら益するところは無いですよ?
質問者様が真摯に天体写真撮影のスキルアップを図りたいとお望みであれば、今まさに物色中であろうガイド機材の選定に関して何をか有益なアドバイスを行なうことは可能ですがいかがでしょう?

それからついでに申しておきますと、機材の取り説は隅から隅まで丁寧に目を通してください。小さな文字て書かれた内容にも重要な情報が含まれている場合が普通にございます故。
私自身はニューアトラクス赤道儀を所有しておりませんが、私がWebレベルで調べた中でも質問者様が見落としている(あるいは初心者であるが故に理解の範疇外)機能がありますよ?
まぁ取り説の中身を正しく理解するのにも「経験値」が必要なんですけどね?そもそも論的にはニューアトラクス赤道儀自体が初心者向けの機材ではありませんし。初心者がいきなりそういう機材から始めてしまったら色々と理解出来ないコトが多くなっても仕方ないっちゃー仕方ないんですよ。
    • good
    • 0

極軸セッティングの方法には問題はありません。

それより、赤道儀設置の問題と思います。
いくら正しく極軸をあわせても、その後ずれていたら何にもなりません。症状が出たら極軸望遠鏡で確認してください。私も、何回もこの手の失敗をしたことがあります。
>合わせても数時間後にはズレてしまう事もあります。
たぶん、これが原因と思います。
三脚などにぐらつきがあるとずれてきます。赤道儀を設置したら、ぐらついていないか確認してください。極軸合わせは、その後です。ぐらついていたら、どこかに締め忘れがないもう一度確認してください。三脚や赤道儀の締めるべきところはすべて締めてください。撮影の前には鏡筒や接眼部がきちんと固定されているかを確認します。きれいな写真を撮るにはこれが基本です。
それでも三脚がぐらつくのなら、URLを参考にしてください。
設置する地面が柔らかいと、そのうち三脚が沈み込んでしまいます。コンクリート板などを強いて沈み込みを防いでください。接地面積を広くすればいいのですから、まな板や木の板を使っている人もいます。
搭載する鏡筒を替えるときに、極軸がずれることもあります。鏡筒を替えたら必ず極軸がずれていないか確認します。

また、極軸望遠鏡の光軸が極軸とずれていることもあります。この場合、いくらきちんと合わせても無駄です。
遠くの鉄塔の先やほとんど動かない北極星などを極軸望遠鏡の中心に導入します。そして極軸望遠鏡を回転させて中心からズレるようなら、極軸望遠鏡が狂っています。ニューアトラクスの場合メーカー調整となります。

天体用のCCDカメラもやすくなっています。ASCOM対応のオートガイドソフトならそんなに費用を掛けずにオートガイドは可能です。検討してはいかがですか。

参考URL:http://sky.geocities.jp/enyoou/mainte/ATLUX_DP95 …
    • good
    • 0

当方ニューアトラクス愛用者です。

 質問される場所がマズいとおもいます(苦笑)
検索エンジンで、すでに同機種を日頃使っている方を探し、ブログやHPがあれば、そちらで質問されたほうが実情に基づいた回答が得られるはずです。 

 赤道儀だけに流れる原因があると思われているようなのですが、ガイドシステム全体で原因を考えなければなりません。 また焦点距離が長くなれば、たとえニューアトラクスやEM200を投入したとしても、よっぽど用心深くやらなければ簡単に流れてしまいます。
なぜ極軸セッティングが原因だと思われたのか、その経緯が気になりますが、一つ愛用者の立場からヒントを差し上げられるとすれば、もし、お使いの三脚がジュラポール三脚ならば、本体を取り付けた状態で前後にゆすって三脚の付け根を観察してみてください。 もしそれでミシミシと動くようなら三脚を分解して治さなければなりません。 機種特有の持病の一つです。 極軸が頻繁にずれる原因になります。 これが流れる原因ではないかもしれませんが。  他にも原因はいくつも考えられますのでネットでいろいろ探しまわってみてください。

 この赤道儀に限らず、そこそこ高額な製品でも買ってポンと綺麗な天体写真が撮れるというものでもなく、やっぱり皆さんせっせとチューンナップしたり原因を特定してご自身でツブしたりと、地道な事されてますが、その道中から得るものは多いです。 g onoderaさんも問題を克服されて嬉しくなるような写真が撮れたらいいですね。 成功を願っております。
    • good
    • 0

質問者様がどういう撮影方法で撮影しておられるか全く不明なのであくまでも一般論としてな?



>合わせても数時間後にはズレてしまう事もあります。

まずもって移動式の赤道儀にそんな精度を求めないで下さい。無理です。
据付式であれば追尾ズレの方向から極軸を可能な限り正確に合わせることも可能ですが、その場合でも機械加工精度の限界によるピリオディックモーションからは逃れられません。

ニューアトラクス赤道儀はビクセンの上位機種であり、ビクセン製品のなかではかなり追尾精度の良い部類です。
が、長焦点の望遠レンズ(まさか標準セットの望遠鏡による直焦点撮影をノータッチガイドでしてるとか言わないですよね!?論外ですよ!)を長時間ノータッチガイドするというような使い方はそもそも無茶です。どのメーカーの赤道儀でも程度の差はあれ同じです。
そういう場合は「ガイドスコープ」を同架してリアルタイムに手動で追尾ズレを補正しながら撮影するのが私の知っている「当たり前」なんですけど、質問者様はどのように撮影しておられますか?
尚、ガイドスコープによるモニタリングを人力では無くCCDカメラと制御ユニットによって自動化するという方策も近年ではだいぶ一般化しているようですので予算の都合がつけばそういうシステムを構築するのも省力化という点ではアリですね。

この回答への補足

ご回答頂き、ありがとうございます。
さすがに長時間のノータッチガイドを考えている訳ではございません。
アトラクス赤道儀における基本的な赤道儀のセッティングの流れを
知りたかったのが一番です。それで自分が行っている極軸合わせが
間違っているためのズレなのか、機械的な部分や問題でのズレなのか
探ろうと思っておりました。
冷却CCDも手にしておりますが、なかなか自動ガイドなどには着手
できずにおります。
ご回答頂いた内容を参考にさせて頂きながら、次の方策でも考えて
見たいと思います。

補足日時:2010/08/02 21:04
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2010/08/02 21:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!