つい集めてしまうものはなんですか?

W&Nの16色セットを購入しました。
少しずつプラス10色位増やしていく予定でいますが、高価なものでもあるので、習作用にコットマンのハーフパン全色を、他ブランドの空ケースに入れて使おうと思うのですが、どうでしょうか。
コットマンのハーフパンは、アーティストよりも半値近く魅力的なんですが、発色や感覚が全然違いますか?どう違うか教えていただきたいです。
全部そろえて、ケースに入れても1万円位なので自宅用に考えています。
コットマンを1万円かけて全色揃えるより、やはりアーティストを少しずつ揃えていった方がよいのでしょうか。

A 回答 (4件)

コットマンではアーティストカラーに使用されている一部の高価な顔料は使用されません。



Hueという疑似色(他の顔料や何種類かの顔料を混ぜて作った色)がコットマンに多いのはそういう理由です。

コットマンにしろアーティストウォーターカラーにしろ全色を購入する必要は殆どないでしょう。

パッケージにCI(カラーインデックス)というものが書いてあります。
これはどんな顔料を使用しているかということが判ります。
例えば
カドミウムレッドならPR108 単一顔料です。
カドミウムオレンジの場合、PR108とPY35という二種類の顔料を調合しています。
PY35はカドミウムレモンです。

つまりカドミウムオレンジはカドミウムレッドとカドミウムレモンを混ぜた色という事です。
この色をよく使う人は予めメーカーで混合した絵の具を使用する事も出来るという事です。

単一顔料の色(CIが一つしか書いていないもの)をとりあえず揃えて使ってみてよく作る色は混合色を購入するという方法がいいと思いますよ。

また、セットにはRose Madder Genuineのような高価な顔料を使用した色は収められていないと思います。
(Rose Madder Genuineは非常に繊細な赤です。)
そろえるなら、そのような単一顔料のものを使ってみるのもいいでしょう。
このような色はコットマンにはありません。(疑似色はありますが)

その方がいろの作り方も学べますし。
まずは、今ある16色をうまく使いこなして下さい。

どんな顔料が使われているか等の詳しい情報はW&NのHPにありますので参考にしてみて下さい。

http://www.winsornewton.com/

アーティストカラー
http://www.winsornewton.com/products/water-colou …

コットマン
http://www.winsornewton.com/products/water-colou …

なお、アーティストカラーにはカドミウムレッドなど人体に有害な物質を使った物がありますので取り扱いには充分注意して下さい。
(有毒なものはラベルに注意書きがあります)

発色は絵の具にも因りますが、むしろ使用する紙の方が影響が大きいですよ。

発色という点ではアーティストカラーとコットマンの違いはは、一部の古典的な単一顔料による渋い発色などでしょう。
鮮やかさという点ではコットマンの方が鮮やかな色もあるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

なるほど~((+_+))
目から鱗です。疑問がすーっと抜けていったような爽快感!
ありがとうございます!

ご紹介いただいた表を参考に、必要な色を買い足していけばいいのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/04 09:48

水彩画の筆には、水の含みが良く腰が粘り穂先のまとまりの良い物が適しています。


このような筆の場合、穂の太さが 6~10mm程度で穂の長さが3センチ程度の物が一本あれば細い線から広い幅の塗りまでこなせ、殆どの物が描けます。

安価な筆の場合水の含みが悪く穂先のまとまりが悪いものが多いです。
また最初のうちは穂先がまとまっていても使ってくるうちにまとまりが悪くなる物が多いです。

丸筆の他には、ウォッシュなどの為に必要なら3センチ位の幅のオーバルの筆があれば便利です。

日本画や書のための筆等にも比較的安価で良い物があるのですが、種類が多すぎて選ぶのはなかなか難しいです。
そのため、これなら確実というラファェルをお薦めしました。
他にはW&NのNo.7等も良い筆です。

水彩の筆には やや腰のしっかりしたコリンスキーセーブル等と、柔らかくとても水の含みがよいリスの毛を用いた物が好まれます。
初心者には腰の柔らかいリスは少し難しいかもしれませんが・・・

月光荘画材店さんの3000円のイタチの筆がどのような物かは判りかねます。
(お店のHPを見る限りはイタチの筆は油彩用のような気がするのですが)
お店の人が許可してくれるなら水を含ませて手のひらでためしてみると良いのですが・・・
穂先をデキストリンなどで固めてあるものが多いので断られるかもしれませんね。

筆の手入れは、使った後は専用のクリーナーか石鹸水で洗い、よくすすいで乾燥させます。
この時穂先には物が当たらないように(へんな癖がついてしまう事があります)
穂の根本に絵の具が溜まると穂先が開いてバラけてしまいますので丁寧に洗って下さい。

また使用中も筆洗い瓶の中に穂先を下にして浸けておくという事はしない方が良いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
月光荘さんに聞いてみたところ、おっしゃる通り油絵用とのことでした。
ということで、ラファエルですね…しかし高い…

お礼日時:2010/08/04 18:34

ついでにいうなら、絵の具を全色揃える余裕があるなら、良質のラウンド(丸)筆を一本買った方が良いですよ。


油絵やアクリルと違って水彩の場合手入れをちゃんとすれば筆は長持ちしますから。

例えば、
ラファエル水彩筆ラウンド8404コリンスキー 9号
定価(税込)16,170円

ラファエル水彩筆803羽管 カザンリス 3号
定価(税込)
5,880円

http://webshop.sekaido.co.jp/category/category.p …
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この回答へのお礼

ちなみに、筆は水筆を一本購入しているのですが(450円程度の…)、やはり一本普通の筆も用意した方がよいのでしょうか?
いやぁ、でも筆がこんなに高価なものとは…しりませんでした。

あと、「月光荘画材店」という銀座のお店が近いのですが、そこにイタチの筆が3000円前後であるのですが、月光荘の筆の使い心地とかはごぞんですか?もしよければ、最初はそこのを使いたいとも考えているのですが…

お礼日時:2010/08/04 09:51

P.S.


色の作り方ですが、下記の本が参考になりますよ。
少し古い本なので一部絵の具は廃色になったものもありますが勉強になります。

一夜漬けの専門家シリーズ
まぜる重ねるウォーターカラー
――透明水彩の基本色と混色、重色のレシピ
視覚デザイン研究所 編
定価(本体1450円+税)
A5 144P(オールカラー)
ISBN978-4-88108-116-7

http://www.shikaku-d.com/catalogue/catalogue116. …

参考URL:http://www.shikaku-d.com/
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この回答へのお礼

本屋さんで探してみます。
ありがとうございます(^O^)/

お礼日時:2010/08/04 09:49

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