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音楽のコードについての質問です。詳しい方ご教授お願いします。
コードの原理について理解できていません。
曲のメロディーにコードをつけるときというのは、そのコードを入れるときのメロディーを含むコードを押さえるというのが定石なのでしょうか?

A 回答 (2件)

>ではメロディーのコードを探すときはピアノで探す場合、


(1)まずは右手でメロディーを弾きキーの確認。
(2)そのキーのダイアトニックコードの中から探す。
これでオッケーですか?

はい、それでOKです。ただ、#や♭の多いキーだとややこしいので、キーは「Cメジャー」にするほうが判りやすくて良いです。出来上がってから、「移調」という方法で、キーはスライド移動できるので、途中の過程は解りやすい「Cメジャー」が良いです。
キーをCに確定させる方法は、「ド・ミ・ソ」→「シ・ファ・ソ」→「ド・ミ・ソ」という具合にコードを三つ続けて弾くと、感覚としてキーCメジャーが頭の中に確定します。
最初のドミソは「C」でトニックコード、二番目のソシレファは、「G7」でドミナントセヴンスコード、最後がまたトニックの「C」でキーが確定します。安定→不安定→安定というムーブメントです。
音楽というのは、ごくシンプルにするとこのムーブメントから成り立っています。
安定→不安定→安定というのはひとつのストーリーであり、ドラマと同じです。サスペンスでも恋愛物でも、骨子はこのムーブメントであり、これに色付け・肉付けされて面白おかしく仕上げられているということです。平和な情景→事件が起こる→解決して、再び平和な情景 どんな名作でも傑作でもこの構造からは外れることができません。「C」→「G7」→「C」に山あり谷ありと肉付けされたものが音楽です。
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この回答へのお礼

お礼遅れてすみません。解りやすすぎて感動です。
有難うございました。

お礼日時:2010/10/11 11:13

>メロディーを含むコードを押さえるというのが定石なのでしょうか?


それも定石のひとつです。
メロディーというのは、ある「キー」=「調子」「調号」で書かれています。
「キー」というのは、音楽におけるDNAのようなものです。
メロディーは、あるひとつの「スケール」=「音階」の中から音が選ばれ、それにリズムをつけて、心地の良い配列としたものです。
一方、コードというのは、簡単に言えば、そのメロディーを伴奏するときの和音です。
メロディーにコードを付ける場合、重要なことは、「DNAの一致」ということです。
すなわち、メロディーとコードはお母さんが同じでないといけません。
お母さんとは、「スケール」でありまして、「スケール」=「キー」と解釈しても良い。
あるスケールを母体として、メロディーが生まれたとすれば、伴奏のためのコードも、その同じスケールから音を選んで構成されたもので無いといけません。
お母さんが違うメロディーとコードを一緒に鳴らすことはできません。
鳴らしても非常に不快な響きとなります。DNAが一致していないといけないといういことです。
あるスケールを母体として構成されたコードを、「ダイアトニックコード」といいます。
http://keiki.soudesune.net/lesson04.html

あるメロディーにコードを付けるときには、このダイアトニックコードの中から選ぶのが定石です。こうすることにより、メロディーとコードのDNAが一致して心地よい響きとなります。
この「ダイアトニックコード」を使うということと、あなたが質問に書いた、メロディーの音とコードの音が共通しているということを組み合わせて考えると、ある程度、適したコードというのが絞り込まれます。
さらに、コードというのはポツンと単独で存在するものではなく、「コード進行」と言う言葉のとおり、いくつか連なることにより動きが出てきます。
各々のコードは、「機能和声」と言って、「機能・役割」と言うものがあります。例えば、キーがCメジャーとすると、「C」は主和音(トニックコード)で、曲を安定させるのが役目です。曲の出だしや最後に使われます。このコードはそれ自体で非常に安定しているので、将棋の王将のように、あらゆるコードに進行できます。
「G7」は属七の和音(ドミナントセヴンスコード)で、主和音を呼び出すのが仕事です。従って「G7」の次にくるコードは九分九厘「C」になります。
「G7」は、「C」を呼び出すのが仕事ですが、一方、「F」呼ぶことはできないので「G7」→「F」という進行はありません。
「Dm」は、「G7」を呼び出すのが仕事。「F」は、「G7」または、「C」に行く。「Am」は、「C」の次によく使う。
など、コード進行には法則性があります。もちろん、必ずこうだと言うものでもないのですが、音楽の永い歴史の中で、こういう進行は美しくて自然であり、こういう進行は不快である、などの基本的な理論が確立してきています。
よく「コード進行はまったく自由です。」などと回答する人がいますが、そのようなものではありません。特に初歩のうちは、基本を学びこれに忠実というのが一番大切です。それにより、あえて基本から外す効果なども解ってきます。

この回答への補足

TACTABさん、回答ありがとうございます。

ではメロディーのコードを探すときはピアノで探す場合、

(1)まずは右手でメロディーを弾きキーの確認。
(2)そのキーのダイアトニックコードの中から探す。

これでオッケーですか?

補足日時:2010/10/09 16:29
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