前世療法をどう思いますか？興味はありますが、いまひとつ釈然としません。

前世療法をどう思いますか？興味はありますが、いまひとつ釈然としません。
前世自体を証明できる人が、いるのでしょうか？トラウマの軽減法としては
有効的なのでしょうか？

体験者の方、あるいは、肯定派、否定問わず教えてください。効果があるのか？
あるいは、怪しいものなのか？
個人的には、経験がなく、ワイス博士の前世療法を以前に読んだのですが
自分には、ＣＤが添付されていて、眠る前に聞いたくらいです。
ＣＤは別に静かな音楽であれば、何でも良かったわけです。

No.1 ベストアンサー 回答者： masasiro 回答日時： 2010/10/31 05:29

＞いまひとつ釈然としません。

それは絶対にそうでしょうね。

「死は死を知らず　いわんや生(しょう)は生を知らず」

死後の事、もちろん死そのものも良く分からないと同じ様に、生きる事もこれから何一つ一体何が起こるのかすら何も分からない。「知らず」とは、頭で考えても分かる事の出来ないものです。

死と生は「知らず」で結ばれた同じ事です。
人間は不可思議で生き、不可思議で死んで行きます。

今生きている事ですら不可思議なのですから、
前世の証明など誰にも出来るはずがありません。

また、なぜ不可思議かと言えば僕らは全ての現象の起源を知る事が出来ないからです。宇宙の起源、地球の起源、ご自身の命の起源。分からない事に決着をつけない事を無意識に「良」として生きるしかありません。そうでないと気になって生活に支障が出ますからね(^^ゞ

＞効果があるのか？　あるいは、怪しいものなのか？

正直、前世療法がどういったものなのかも分かりませんが、一種の催眠作用でしょうか？催眠作用は受ける方が良い気分で従者を演じる事だと理解していますが、効果は人それぞれでしょうね。何でも方法は良いのかも知れませんが、やってみなければ分かりません。

＞トラウマの軽減法としては有効的なのでしょうか？

これは原因となった問題との「和解」が一番のお薬だと思います。
ご自身のこだわりを解いて心と体をまた一つに戻す事です。
問題となった現実はもうご自身の人生の一部になっています。
それを受け入れて、認める事ですね。
更にその問題だった現実を、これからの人生の生きる力に変化させる事が出来れば、
トラウマからの素敵なご褒美を貰っての卒業になるでしょう。
苦労にはその人を豊かに変化させる「あじわい」を生み出す力があります。

ご参考までに。

この回答へのお礼

ものすごくわかりやすい回答でありがとうございます。
その人それぞれ答えは違うと思いますが、私は肯定も否定も今はできません。
どうもありがとうございました。

お礼日時：2010/11/15 04:40

No.2 回答者： cabrerasince08 回答日時： 2010/11/01 00:04

「前世療法」という名称を初めて目にしたので適切なコメントになるか自信はありませんが。

"森田療法"で有名な森田正馬をご存知でしょうか?
森田療法そのものについても科学的か否か、といった議論がありますがここではそれについては差し控えます。
"森田療法"以外の彼の研究の一つに「憑依」があります。
わかりやすく言うと「狐憑き(きつねつき)」です。
今日的には、これらは「神経症」の範疇に入る病気として理解されています。
また精神医学の中では、「イタコ」や「シャーマン」などの"神懸かり"を研究されている方が、現代にもちゃんといます。
彼らの幾つかの記述の中に興味深い指摘があります。
"現代医学は"病気"を自らの健康を害した結果として理解する事が多い。これらは治療を行う者にとっては混乱も無く都合が良いが、患者にとっては時に「自分の生活が悪かったから」と自分に責任を強く感じる事に繋がる。
他方、シャーマンなどの"神懸かり"が介在する事は、例えば「前世の生き方に問題があったから。その業が私の病なのだ」と感じる事が出来る。このような捉え方が時として生活に好応する場合がある。"
手元に資料が無く、ちゃんと出典を挙げられないのですが、大意としてはこんな感じの記述でした。
これらの方法には、自らの疾病や障害の理解の仕方に変化を与える事が出来る、認知療法的な側面があるのかもしれません。
>トラウマの軽減
これについては、その人の状態によって様々です。
治療を受けている、もしくはこれから治療にアクセスしようという事でしたら、精神科医や臨床心理士のケアが妥当な判断です。

この回答へのお礼

どうもありがとうございます。難しいことだと思います。
よくわからないことには興味も沸くものですね。

お礼日時：2010/11/16 05:27