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原発発電コストは、本当に安いのですか?
原発発電コストには何が含まれているのですか?(内訳)

A 回答 (10件)

takuya223様及び我々国民が知りたいのは、直接的な経費ではなく、間接もしくは表に現せない部分の費用の内訳です。

たとえば、最終処分方法・処分地も決められず、子子孫孫に膨大なツケを押しつけ、その金額は、コスト計算に反映されているのか?たとえば、原発が、発電量をコントロールできないために、夜間電力で仕方なく水を山の上のダムに吸い上げ、それを放水し発電する揚水式発電の一式の費用を原発の発電コストに計上した場合のコストは?・・・・・
等々表に出ない(出さない)費用を反映したらどうなるの?と云うコスト計算です。
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この回答へのお礼

私もその間接費用を知りたいのです。

お礼日時:2011/09/08 11:53

基本的には発電コストとは建設費用と運転費用です。


建設費用は減価償却します。
運転費用は原料調達と廃棄物の処分費用ですが、原発の場合ゴミ処理をフランスに委託してますから、その運賃と青森県の仮置き施設の預託手数料(あれは最終処分地を決める迄の仮置きです)迄を含み、混合燃焼に使うリサイクル回収分は差し引きます。
原発に限らず全ての発電施設において廃止除却コストは計上しませんし、新設の際は電源立地助成制度と言う政府助成があります(黒四ダムにもまた火力発電にも助成は出ました)。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
基本的には「発電コストとは建設費用と運転費用です」と、ケロツと言って、納得してるのですか?(悲)

お礼日時:2011/09/08 11:51

NO.4です。


補足要求がありましたので、くどくなりますが基本的な私の考えを今一度申し上げます。
私が4で説明した原発のコストとは、今止まっている、あるいは止められている原発の処遇についての考え方をいっています。つまり今止まっている原発が(動かせば極めて低コストで電力が得られるということを、逆にいえば廃炉にすることで発生する無駄なコストが莫大だと言うことを言いたかったので、決して今から計画する新規の発電所から得られるであろう電力の見積もりコストではありません。他の諸先生方はそれについて縷々述べられているようですが、現状として近々に新規に建設される原発はありませんし、作れないだろうと思いますので、それらは単なる反原発派が妄想するヴァーチャルな数字でしかないことがお分かりになると思います。そういう数字と太陽光発電の総費用と比べることは出来ないと思います。

確かに放射能対策は大問題です。今回のフクシマは非常に確率の少ない不幸な事態が重なって大きな災害になりましたが、以後こういう事故は起こしてはならないし、起こさないでおくことは可能だと思います。要は放射能を閉じ込めるということが肝要なので、これは飛行機は堕ちてはならないし堕ちないで居られることは可能だというよりも更に容易な既存技術と管理法で可能だと私は思っています。もちろん確率的に事故は起こりうるものであり、そこを反原発派は科学的に、論理的に考えていないふしがあって、結局宗教戦争になっているような気がします。

廃棄物の最終処分ですが、現在では国際海洋法で禁じられている海洋放棄が可能になれば、深海の活断層の沈降際へ沈めるのが最も低コストで合理的で安全な処理法だと考えられているようです。

この回答への補足

なんどもありがとうございます。
でも・・・
1.維持管理費+地元交付金+廃棄物処理費用+災害関係費が抜け落ちていますよ!
2.「現在では国際海洋法で禁じられている海洋放棄が可能になれば」について
と言うことは、.「何処にでも置けます」.「置けばおくほど危険性が少なくなって無害なただのくず」との回答を訂正するということですね。海洋投棄、おお怖わ・・・・。



     

補足日時:2011/08/08 19:50
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NO.4 です。



>>1.「ただ同然(1¥~2¥/Kwh)で発電」について
>燃料費以外も入れるとどうなりますか?

他の諸先生方の書かれてあることをご参照願います。

考え方によりますが、私の考え方としては、原発を動かさなくてもこれまで投資された膨大な建設費やらあらかじめ購入されてあるウラン燃料、地域住民への補償金などの借金に対する銀行団への返済、原発所長やら原発不安院メンバーなどへの給与などは変わらず発生し、負担になっていますので、それらをさっぴいた純粋の「稼動することによって初めて発生する経費」ということではじいたのが 1.です(ご理解されていることと思います)。>原発発電コストは、本当に安いのですか? の現状における真の回答であると私は思います。


>>2.「何処にでも置けます」について
>具体的に何処にですか?物置でも・・・

現実に彼らは原子炉の傍の中二階の水溜りに無造作に投げ込んでいましたよね。
責任者の目の届くところなら何処でもいいのではないでしょうか。もちろん放射能対策は必要だと思いますが。


>>3.「置けばおくほど危険性が少なくなって無害なただのくず」について
>どのくらい置けばただのくずになるのですか1日?1年?・・・

ただのくずにはならないと思いますが、ただのくずに近くなることは事実です(そう書いたつもりです)。
何万年もの半減期があるものもありますが、半減期がそれだけ長いということは、通常の崩壊確率がまれであり放射能照射がそれだけトータルで微量だ(殆ど放射しない)ということです。
自然冷却だけでいい状態になれば(数年間)ともかく置いておくだけでいずれほぼ無害になるものですから、それ自身専門家はさほど問題視していないのです(反原発派の槍玉に挙げられることが最大の問題です)。世にはもっと面倒な化学性物質もたくさんあります。

この回答への補足

ご丁寧にお教え下さってありがとうございます。お手数をかけさせますが、次の点はいかがですか・

1.原発発電コスト=原発分電気代+税金=建設費用+維持管理費+地元交付金+廃棄物処理費用+廃炉費用+災害関係費
*太陽光発電の燃料費はゼロですが、発電コストをゼロと言いません。     
2.放射能対策が技術的・費用的に大大難題なのです。
3.微量とのことですが、数値はいくつですか。数年間後なら、物置に入れておいて良いのですか。
廃棄物は地下500mに10万年保管しないといけないので、該当する保管場所がなく、世界中が困っているようですが、これは変な専門家の考えですか。

補足日時:2011/08/08 12:14
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takuya223 さんへの回答としては、No.5の方の答えで十分と思いますが、大島先生の計算で計上されていない「事故に伴う被害と被害補償費」がじつはべらぼうな額になります。



まず先日取りまとめられた福島事故にかかわる賠償の中間指針では、賠償額は10兆円になるだろうとメリルリンチ日本証券では分析しています。さらに福島の最終的な事故の収束には30年以上の時間と、50兆円以上の費用がかかると政府の調査・検証委員会の委員で、原子力政策に詳しい九州大学副学長の吉岡斉教授が講演で述べています。

国の年度予算総額が70兆円程度ですから、必要とする費用のべらぼうさがよくわかります。

この10兆円、50兆円という費用は既に起きてしまった福島の事故処理だけでかかる費用であり、これからも他の原発を動かし続けるためには、イザという時に備えて、福島の費用とは別に保険費用の積み立てが必要になります。当然、これらの費用は原発発電コストに計上せざるをえません。
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>原発発電コストには何が含まれているのですか?(内訳)



原発のコストを安く見積もるために、耐久年数を延ばしたり、揚水発電所のコストを水力発電に上乗せしているそうです。 こちらのサイトの一番したの「この発電コストに含まれていないそのほかの費用」なども、考慮すれば、17円以上になるはずです。
http://www.nuketext.org/yasui_cost.html

(内訳)
●初年度発電原価試算:
発電所が完成した後1年間の実績を基に電源別のコストを比較しようというもので、建設費、燃料費、および人件費を含む維持管理費を実績値に基づいて作成します。但し、稼働率については比較のため統一し、水力は45%、火力・原子力は70%にしています。
●耐用年発電原価試算:
まず電源別に発電所の耐用年数を決めておき、期間中の燃料費や為替レートの変動を予測し、それをモデルプラントのコストに反映させて比較しようというものです。稼働率などの条件は「初年度..」と同じです。(前述の電気事業連合会の試算では"設備利用率≒稼働率 "80%の条件)

ここからは実際のコストについてです。

原子力公開資料センターによると17.01~18.88円kWh(電力会社自ら出した試算)


立命館大学の大島堅一教授は原発発電コストを正しく判断して実際のコスト計算しています。
http://johukuji.nanaoarchive.com/top/?p=753

総括原価方式「原発を建てれば建てるほど、ステークホルダー(利害関係者)が儲かる仕組みになっている。」
http://www.youtube.com/watch?v=Jt3eUl2-kec&featu …
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日本の現状に関する限り、原発は既に54基が建設済みで動いており、またすぐにも動ける状況にあります。

また、燃料もたっぷり備蓄されていますから、評論家の池田信夫氏が言ったように、当面必要な燃料費と運転経費だけなら
殆どただ同然(1¥~2¥/Kwh)で発電できるようです。
これから土地を買って建設する分には現在の火力発電のコストと余り変わらないと思います。

使用済みの燃料の処分には相当分のコストが既に電力料金には含まれており、最終処分がまだ決まっていないのは事実ですが、原発の廃燃料は相対的にかさが小さく、何処にでも置けますので、ずっと置いておくことも可能であり、置けばおくほど危険性が少なくなって無害なただのくずに近くなります。これを大げさに喧伝するのが反原発側のひとつの常套手段になっているわけです。

この回答への補足

教えて下さってありがとうございます。次の点も教えて下さいませんか?
1.「ただ同然(1¥~2¥/Kwh)で発電」について
燃料費以外も入れるとどうなりますか?
2.「何処にでも置けます」について
具体的に何処にですか?物置でも・・・
3.「置けばおくほど危険性が少なくなって無害なただのくず」について
どのくらい置けばただのくずになるのですか1日?1年?・・・

補足日時:2011/08/07 18:47
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発電のコストには、燃料費など直接運転にかかる費用の他、建設費、廃炉費用、使用済燃料再処理費用、廃棄物処理費用などが含まれています。

ただ、事故の処理費用は考慮されていませんし、高レベル廃棄物の最終処分については具体的な方法すら決まっていないのであくまでも推計値でしかありません。
現在の事情を考えれば、自然エネルギーに比べればはるかに安いものの、火力に比べればコストの上でのアドバンテージはほとんどないでしょう。
ただ、エネルギー供給をどうするかというのは現在の推定によるライフサイクルコストだけで決められることではありません。今後世界的に脱原子力が進むようなことがあれば石油や天然ガスの価格が高騰するでしょうし、価格だけでなく安定した供給が受けられるかどうかは国際的な政治環境にも大きく依存します。
現在日本が取り得る選択として何が正解かは数十年先まで分かりませんが、短絡的に決めてしまうべきでないことは確かでしょう。
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燃料費は安いものの、事故や放射性廃棄物のコストを考えたら火力とさほど変わりません。



ただし、それは「今現在の燃料価格」での話です。

原発の燃料が高騰することはありませんが、
石油は枯渇してどんどん値段が上がっていきます。
燃料費が10倍になれば火力発電コストも10倍になります。


原発というのはそういう「将来」を考えた設備であり、
「今」で比較するのは賢い判断ではありません。
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直接発電をする、燃料費と設備費だけを考えると安いことは間違いありません。


しかし、それ以外に環境整備費や使用済み燃料の後処理、今回の事故のような保障などを考えると決して安いとは言えません。
燃料費と設備費では、1KW/h当たり、5~6円、石油では12~13円、風力では30円位になるそうです。
使用済みの核燃料の最終処分も確実には決まっていないのだから、燃料費だけでもいくらになるかは計り知れませんね。
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