これ何て呼びますか

 私には、来日6年、結婚して5年の中国人の嫁さんがいます。その嫁さんからの質問です。私には答えられなかったので・・・。・・
と、その前に、みなさん、歴史はどこで勉強していますか?
 私の知識は、学校よりも、映画やドラマがほとんどです。嫁さんに言わせると、反日教育と言われている中国でも、同じだそうで・・・、実際、歴史の授業も、王朝の歴史が長く1年通して、最後らへんの近現代史になると、かなり急いで、適当になるとの事。
 それよりも、反日映画、ドラマがしつこく流れて、それで覚えたとか、・・・同時に日本のアニメやドラマも、子供の時から大好きで、反日ドラマよりも、そちらのほうが面白いから好きだとの事。嫁さんの母親の世代は(戦争時に子供だった人達)は、高倉健の映画が大好きですって!。
嫁さんに言わせると、映画、ドラマで中国にせよ、日本にせよ、面白いもの、つまらないもの、いろいろあるし、国籍で映画、ドラマを選ぶ事自体が考えられないとか・・。
 ・・・で、反日感情は?と聞くと、あなたも私も産まれていないし、単なる歴史、お互い、関係ないでしょ!と。
 ・・そんな事を言ってる、嫁さんからの質問です。
太平洋戦争よりも、日中戦争のほうが、戦争している時間が長いのに、日中戦争を扱った映画が日本で少ないのはなぜですか?との事。
少ないせいか・・・日本人の私も、太平洋戦争については、知識がありますが、日中戦争については、何も知りません。731、南京の事実かあったとか?無かったとかでもめてるらしいぐらいしか・・・。個別の戦場については、何も知りません。また、その背景も・・・。映画で学ぶのは限度があるので、これから私も勉強します。

A 回答 (9件)

7です。


日中戦争は開戦数ヶ月で組織的戦闘は終わったとあります。
私が思うに今のイラクのような状況ではと感じます。
日本軍が土地を占領したが散発的にゲリラ戦が起きるという感じです。
そしてどんどん内陸に中国軍が逃げていき日本の補給路が延びきって逆に苦しんだ。
相手が弱すぎて苦しめられた戦争という感じです。
なぜ降伏しなかったのかですが私の想像ですが逃げ場所が無限にあるし人口も何億もいるわけだし、
日本がわずかな兵隊と地上戦力で中国全域を支配占領することは不可能だからかと思います。
日本人がアメリカ人のように野蛮な民族で人種差別主義者でさらに、
原爆とか大量破壊兵器をもっていたらあるいは中国も降伏したかもしれませんね。

戦後は平和至上主義、平和絶対主義で憲法でも戦争放棄を掲げていますし、
戦争を礼賛しようものなら町を歩けないでしょう。
戦争は政治の最終手段です、極力戦争はしたくないが避けられない場合もある。
それが太平洋戦争でした。

日中戦争は戦争の楽しい部分があるから右翼が喜ぶから一定の需要があるということですが、
強い相手を負かしたとかでしたらドラマにしても面白いですが、
最初から敵が逃げ回ってる戦争はドラマにしても面白くないと思うのです。

歴史認識に関しては日中ではすり合わせは可能だと思います。
日韓では不可能ですが中国人とは割りと冷静にできそうな印象を受けます。
しかし今の緊張状態では当分無いでしょう。
中国政府はことさらに日本悪しという印象を植え付けようと必死ですから。
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この回答へのお礼

引き続きの回答、ありがとうございます。

>・・相手が弱すぎて苦しめられた戦争という感じです。

なるほど、そうだったんですね。まったく知りませんでした。

つい、この間も、日中戦争について、中国人の嫁さんと話をしたんですが、嫁さん、日中戦争というと、731と南京の、日本人の猟奇的残虐な組織犯罪だけを繰り返し説明するんです。事実かどうか?は、私は知りません。

確かに、嫁さんの話が現実に起きたならば、現在の日本人とは違うと、頭で分かっていても、先入観として怖い国民というイメージは持っていると思います。

子供の頃の怖い経験がトラウマとなって、一生、付きまとっている。そんな印象すら感じました。

他の中国人は知りません、私の場合は、嫁さんを通して中国という国を見ていますので・・。

>・・・中国も降伏したかもしれませんね。

なるほど、そうかも?知れませんね。

>戦争は政治の最終手段です、極力戦争はしたくないが避けられない場合もある。それが太平洋戦争でした。

嫁さんは、そうは思ってなくて、日本人が起こした戦争は、単に領土欲と、資源欲に駆られた、欲望によるものだと・・。もちろん、これには、私は反論して、そうではなくて、避けられなかった戦争だったと、説明をしました。分かってくれたかな?嫁さん。

>日中戦争は戦争の楽しい部分があるから右翼が喜ぶから一定の需要があるということですが、・・・

私の言いたかった事をまとめていただき、さらに回答までいただき、恐縮です。確かに逃げ回ってるドラマは、面白くないですね。

>歴史認識に関しては日中ではすり合わせは可能だと思います。

他の日中国際結婚の人に、どこかの掲示板で聞くと、お互い触れたくない問題なので、日中戦争や反日感情の話題は、お互い気を使って一切触れない人もいるとか・・。私ら夫婦は、他にも話す話題があるので、その話しだけをしている訳ではありませんが、比較的、この問題については、トコトン、お互い納得がいくまで話しをします。

その中で、お互いの日中戦争の認識、すり合わせは出来るような気もします。

・・が、しかし、日中戦争というと、731と南京以外に話題が出ない!

個人レベルで、頑張って何とかしたいのですが、それすら難しいです・・。

お礼日時:2011/08/17 13:19

答えは簡単です。



映画は興行収入で成り立っているのです。

派手さの無いまた面白みの無いまた救いのない映画に人は入りません。

悲惨なだけの物語でも沖縄戦はドラマになりますが、ソビエト連邦が攻め込んで来た北方領土の話など不快なだけでドラマにならないでしょう(見つかった住民女性は老人から子供までソ連兵に凌辱されています。それで何人自害したかなんて調べてもいないでしょう)
進駐軍相手のパンパン(売春婦)の話はできても、一般女性を兵士が襲わないようにする「防波堤」(GHQ向けに出来た「RAA」という一般人から騙すように政府が公募した売春施設)の話が出来ないのと同じ事

小説や映画なんかじゃ所詮上辺だけ。独りよがりの似非人道主義者に成りたくなければフィールドワークを学びましょう。まだ生きている人から話を聞ける可能性もありますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>派手さの無いまた面白みの無いまた救いのない映画に人は入りません。

確かに、映画は興行で、慈善事業ではないですから、仕方の無い事ですね・・・。

>悲惨なだけの物語でも沖縄戦はドラマになりますが、ソビエト連邦が攻め込んで来た北方領土の話など不快なだけでドラマにならないでしょう

そうかも?知れませんね・・。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/31 06:49

3つの点でドラマになりにくいと私は想像します。


まずは日中戦争は日本にとって勝ち戦なんです。
日米戦争のような悲惨な玉砕はひとつしかありません。
気持ちよいくらいに勝ち続けた戦争でありある意味戦勝気分の爽快な話なんです。
それで見る人によっては戦争讃歌になりやすい。
次に日本人は敗北主義というか負けることが好きなんです。
先天的マゾ体質。
負けて悲しんでる方が気分がいいのです。
日中戦争ではそのようなエピソードが無い。
次に中国人をたくさん殺したという事実。
いたずらに日本人は残虐だと内容をドラマにして何になりますか。
戦争は悲惨だからやめよう的な話なら太平洋戦争が好材なのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

もしよろしかったら、また、回答をお願いします。

>まずは日中戦争は日本にとって勝ち戦なんです。

そこが、分からないんです。この日中戦争の始まりを、満州事変からとすると、15年もの間勝ち続けていたと言う事ですよね?そうなるとと、中国側が先にが降伏するのが当然のような気がします。

広大な領土でのゲリラ戦があり、アメリカの存在があったにしても、これだけ勝っていたのになぜ?という疑問はあります。知識欲が湧いてきました。もっと勉強しなければ・・・と思います。

>日米戦争のような悲惨な玉砕はひとつしかありません。

拉孟・騰越の戦いですねウィキぺディアに書いてありました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%89%E5%AD%9F% …

>・・・・戦勝気分の爽快な話なんです。

ならば、尚更、映画の題材になるような気もします。

もちろん、中国共産党の反発が予想され、それに耐えうる覚悟がある映画監督がいれば・・・の話ですが・・・。

>・・・負けて悲しんでる方が気分がいいのです。

同感しますが、私個人としては、最近の中国人を嫌いという世間の風潮(私の立場からして非常に迷惑ですが・・。)

彼らの中には、中国人に対しての勝ち戦の映画は受けるような気がします。(そんな映画が出来たら、ますます一緒に住んでる私の中国人の嫁さんは、外に出れなくなりますが・・。)

>いたずらに日本人は残虐だと内容をドラマにして何になりますか。

>次に中国人をたくさん殺したという事実。

>戦争は悲惨だからやめよう的な話なら太平洋戦争が好材なのです。

同感しますが、それを乗り越えるだけの力量のある映画監督はいないのでしょうか?

いろいろお話を聞いて、私なりに3点ほど、この日本制作日中戦争の映画、ドラマが少ない訳を考えてみました。

1.日本人には、そんな映画は受けないから、興行的に失敗するのは作れない。

 世の中には、低予算で、ごく少人数向けに作った映画が大ヒットなどと言う事があるので、そう思い込んでるのは、制作者側だけなのかも?知れない気がします。

 2.歴史認識が、日中双方で、食い違い、共通認識が出来ていない。

 3.中国共産党の激しい反発が予想され、国際問題になる可能性がある。

 2と3については、むしろ、その映画をきっかけに、日中双方で、大いに議論をするきっかけになれば良い気がします。私が、映画が作れない、一番の理由が3.だと思います。

 国際問題になってでも良いから、今、残りわずかの生存者がいる間に、きっちり双方で話をするべきではないでしょうか?

 戦争映画と言うのは、戦争賛美か反戦映画の両極端になるジャンルですね。

 どちらでも良いです。私の見たくない中国人蔑視の映画があっても良いです。それが議論のきっかけとなり、修正されれば・・(理想論ですが・・・。)

 最終的に、日本人と中国人が仲良くなってくれれば良いのです。

 想像ですが、現在、中国で、嫁さんも多く見ていたであろう、中国人が作った日中戦争映画というのがあると思うんです。それを日本で見る機会あるいは、日本語字幕、吹き替えでみる機会はないでしょうか?私の中国語力では、映画を見るのは無理なので・・。

 ・・・で、これも、想像ですが、相当な部分で、間違った解釈で映画が作られていて、演出で許される範囲を超えた部分もあると想像するんですね。

 そこから、日本と中国で議論するというのは、非現実的でしょうか?

もちろん、議論するために映画はありません、あくまで、娯楽が映画の基本ですが、戦争映画によって考えさせられるという事は、私自身、何度もあります。”

 日本の日中戦争映画も見たいですが、まずは、そこからのような気がします。

お礼日時:2011/08/14 06:46

表現や表記に失礼があるかもしれませんが誤字、脱字含めご容赦ください。



度々済みません。
返信拝読致しました。
映画が少ない、と云う意味で思い出したことがあります。

質問者satohaimuさんへ

GHQと云う言葉はごぞんじですか?マッカーサー率いる米占領軍です。(連合軍)
何故、そういう映画が少ないか?日本を賛美した戦前の日本の映画があってもいい気がしませんか?
実際、戦前にはいくらか作られたかと思います。映画法で映画監督に言わせれば作らされたであろうということです。ゆえにあまりいい映画も戦前は出来なかった。
観る価値があるか否かは別です。

それが、何故無いのかというと占領軍のGHQがその手の映画やレコード(軍歌など)はすべてに近い形で押収、検閲や廃棄されたと聞いています。
(リンクが見当たらず近い表記はあるのですが、私の記憶です)
それに加え、GHQの非軍事化などの政策のため、占領下(昭和20年代上期)はそういう映画そのものが作れなかったかとのことです。
父いわく、軍歌のレコードなどの私物でも押収されたそうです。

本居、映画の話ですが日本映画の私のネタ元が尽きました。
外国の映画で反戦がテーマでラブストーリーの「ひまわり」と云う邦名の映画があり、少し古いですが名作でDVDもありお薦めです。
これなんか、中国(人)と日本(人)でリメイク版なんか今でも映画になるのではないかと思います。


TANUHACHIさん、satohaimuさんへへ

>一部の方々のように「○○人だから虐殺ではない」との開き直りは以ての外とも考えています

もし、私の回答でそう思われたのでしたら謝罪します。
偏った形の回答は当局の削除や訂正がはいるので真実と思うことが伝わるよう、なるべく中立で、私感ですが、ある程度事実と考えられる内容を回答をさせて頂きました。

>ドイツとポーランドの様に「誤りは誤り」として相互に認める関係でありたい、そのためには史実を史実として扱うことが何よりも必要と考えています。

大筋で私も同感です。史実は史実で教育すべきと思います。。
ですが南京の件の写真とか詳細な非道は高等教育以降の方が良いかと思います。
経験からです。いまだにある意味苦しんでいます。
この話題になると、日本人であることを考えさせられます。
それゆえにこの質問が興味をひいてしまいました。
史実は史実ですが、それをどう教育するか難しい要素を含んでいると思います。

父に聞くことができない今、そういう経験のある方に偏りがあるか否かは別として色々伺い記録として残すべき限界の時期に来ていることが私も非常に残念です。

以上

映画法(旧日本)
↓↓

参考URL:http://jiten.biglobe.ne.jp/j/21/9a/01/776296fb8a …
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。

もし、ご迷惑でなかったら、また、いろいろ、教えていただきたいです。

>GHQと云う言葉はごぞんじですか?

知っています。

>日本を賛美した戦前の日本の映画があってもいい気がしませんか?

自分から見たいと思った事はありまんが、お話を聞くと、ほとんど現存しないようですね・・・。

>外国の映画で反戦がテーマでラブストーリーの「ひまわり」と云う邦名の映画があり、少し古いですが名作でDVDもありお薦めです。

ぜひ!機会があったら、見てみます!

>史実は史実ですが、それをどう教育するか難しい要素を含んでいると思います。

史実と、脚色された、映画、ドラマは、まったくの別物だという認識は持ってます。しかしながら、決して映画ドラマよりも面白くはない(当たり前ですが・・。)を、いかに、興味深く、真実を伝えられるか?それこそが、その国の歴史教育力の腕の見せどころではないでしょうか・・・・。

ウィキぺィアというサイトで、簡単に日中戦争を読みましたが、関係者のそれぞれの動き、あるいは時代の流れ、それを読むだけで、非常に興味深かったです。

つまらない三文小説よりも、面白かったです!もちろん、いまだに苦しんでる人達もいますので、面白いという日本語では、上手く私の真意が伝わらないとは思いますが・・・。

映画法について、初めて知りました。勉強になりました。ありがとうございます。

また、お話を聞かせて下さい!

お礼日時:2011/08/13 06:54

 こんばんは、ANo.4です。

丁寧な感想をお寄せいただいて恐縮です。少しばかり補足のような形でお話させていただいてもよろしいでしょうか?。
 「731」のこと、そして「南京」のこと、お若いながらよく勉強されていますね。でも「若いから」質問者様の様な視点でこの問題を捉えようとすることが可能と僕には思えます。逆に戦中派や戦前派の世代の方々はどうしても「自らの経験」から戦争を語ってしまうので「あの戦争」の実情を掴みかねているのではなかろうかと僕は考えてしまいます。中には「良識派」或いは「リベラル派」として発言している方々もいますが、悲しいかな日本の現状ではどうしても少数派になってしまいがちな傾向も否めません。
 中国で日中戦争をテーマとする作品が作られる背景には「日中戦争と現代中国の創世」を一つの歴史の流れの中で教育しようとしているとの部分があることも一つの事実でしょう。アヘン戦争で幕を開ける近代中国の歴史そのものが「国家としての独立へのプロセス」と重なり、その中での辛亥革命や第一次そして第二次国共合作に見られる救国戦線の歩みを描くことは同時に日本との戦火の歴史でもあることは確かです。
 一部に見られる「中国をシナと呼ぶ」様な偏頗な歴史観の持ち主ではありません。しかしながら戦後に中国が犯した過ちには目を瞑るモノでもありません。ドイツとポーランドの様に「誤りは誤り」として相互に認める関係でありたい、そのためには史実を史実として扱うことが何よりも必要と考えています。一部の方々のように「○○人だから虐殺ではない」との開き直りは以ての外とも考えています。「歴史の事実は誰も消すことなどできない」この意味で中国にも「大人になってほしい」と思うケースもしばしばあります。「天安門」もあれば「ノーベル平和賞」そして「サッカーのアジアカップ」の出来事もありました。どちらかといえば日本でも中国でも「若い世代のナショナリズム化」には危惧を感じています。彼らの殆どが「近現代史を勉強していない、知らない世代」であり、これはアメリカでも同様です(ベトナムを知らない世代)。ヨーロッパでは戦争の検証が行われていますが、その他の世界ではこの部分は「未来志向」を表面的にしか理解していないことからか大きく扱われる機会も多くはありません。そのためには時間も限られ、僅かな時間のみしか与えられていないことが現状です。
 個別の戦場をテーマにしたのでは逆に「手柄話」や「戦争の美化」に繋がりかねない危険性を含んでいるとも僕は思います(実際に何年か以前、長渕○○が自身も出演し主題歌を歌って宣伝した作品もありました)。その意味で長編作品ではありますが、五味川純平の原作を映像化した山本薩夫監督の『人間の条件』『戦争と人間』は今観ても遜色のない作品です。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

もし、ご迷惑でなかったら、また、ご意見を聞かせて下さい。

>「若い世代のナショナリズム化」には危惧を感じています。

自分の質問とは、関係の無い話しをしますが、中国を日本中が非難するニュースが流る度に、現在、一緒に日本に住んでいる嫁さんの事が、心配になってしまいます。

・・・と、言うのも、嫁さん、自宅の外、人ごみで、話が出来ないって言うんです。もし、自分が中国人だと周囲に知れると、からまれるから・・・って言うんです。暴力をともなう危険も含めてです。

私が常に傍らにいれば良いのですが、実際、数は少ないのは分かっていても、存在するのが現実ですしね・・。

特に、日本の反中感情は、中国の反日感情に対してのものだと感じています。その反日感情は、日中戦争の被害者意識と、中国共産党政府の事情による、宣伝活動によるものだと認識しています。

しかしながら、私の嫁さんを含めた、私の知ってる中国人達に聞くと、そういう感情を持つ人は存在しますが、ほtんどそんな感情を持っていないようです。初めは、私が日本人なので、気を使ってると思ったのですが、良く良く聞いてみると、どうやら、それとは無関係に、反日感情なるものが、日本人が思ってるよりは、少ないと認識しました。

・・・とは言え、嫁さん、私とケンカする時に、日本鬼子!と、罵るので、まったく、反日感情が無い訳でもないとは思います。

少なくとも、日本のマスコミ報道であるような反日感情は、現実とは、違うような気がします。

とにかく、日本と中国が、仲良くなってくれないと、夫婦生活にも影響が出ます、

そのためにも、日中戦争に関する問題が、早く解決する事を祈るばかりです。

>そのためには時間も限られ、僅かな時間のみしか与えられていないことが現状です。

同感です。

>山本薩夫監督の『人間の条件』『戦争と人間』は今観ても遜色のない作品です

機会があったら、見てみます。

お礼日時:2011/08/13 06:41

 こんにちは。

舞台作品や単発ドラマならば結構多くの作品があります。例えば劇団四季の『李香蘭』、オンシアター自由劇場の『上海バンスキング』そして『洪水の前』がこれまで上演・再演を重ねています。
 ドラマにも『流転の王妃』のような作品があります。映画では日本の監督や俳優の手になる作品は確かに余り多くありませんが、それにはデリケートな問題が作用している背景もないとはいえないでしょう。海外の作品ならば古くは『北京の55日』今も尚アンコール・ロードショーの多い『ラストエンペラー』や『宋家の三姉妹』などがあることも確かです。
 来年は日中国交回復から40年の節目の年にあたりますが、ギクシャクとした関係も見られます。不幸な歴史を繰り返さぬためには何よりも「過去から学び未来へと活かす」技量が双方に求められ、戦争の記憶を先の世代から後の世代へと語り継ぐことが必要と存じます。
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この回答へのお礼

>戦争の記憶を先の世代から後の世代へと語り継ぐことが必要と存じます。

その意見には、賛成しますが、例え演出により客観的な事実からかけ離れていようとも映画、ドラマが、その役割を担っていると、私は思うのです。

それが出来ない今、そして、当時生きていた歴史の証人である関係者全員が、死に絶える寸前と言う限りある時間の制約がある今、非常に難しいと、私は思っています。

お礼日時:2011/08/10 19:33

表現や表記に失礼があるかもしれませんが誤字、脱字含めご容赦ください。



実にデリケートな質問ではないかと思います。

731とは「細菌兵器」やらもろもろの実験のことですよね!
南京とは「南京大虐殺」のことですよね!

731は少し、知識が不足していますが、南京大虐殺はあったであろうことまでは日本、中国政府共に認めています。
ただし、日本は多くて3千人、中国発表は30万人を超える被害と発表されているような認識です。
また、第6師団がそのおおかたを行ったという中国の発表もあれば、第6師団の生き残りの人たちはそれを否定しています。
また、実際第6師団は南京には数日しか滞在せず、すぐ、第6師団は次の戦線に立っており、第6師団が20万人余を殺害したとする中国発表は無理がある気がします。
とはいえ、当時の中国で『中国人にどの国が一番強いか?と質問すると第6師団と答え、2番目に強い国は?と質問すると日本』と答えたそうです。
これが私の知る唯一の父の言葉です。既に他界しており、満州で終戦を迎え、ソ連に強制労を課せられ何人もの同朋(日本人)が無くなるのを目にしてきた父の生の言葉です。
それは、後日調べた限り、残酷だったかどうかはわかりませんがどの戦線へも先鋒、先陣を任された師団と云うことのほうが大きいようです。要するに強かった。関東軍と答える地域もあったかもしれませんが…
ゆえに、おおかたの加害者とされる第6師団の中国発表であり、それに反し第6師団は、すぐ次の戦線に立っています。
他の部隊であれば中国発表の犠牲者数も可能かもしれません。
そうすると、他の旧日本軍の部隊や師団の生き残りの方からクレームがつくでしょう。
しかし、裁かれたのは第6師団の方の様です。
日本寄りの数字で映画を「シンドラーのリスト」(ドイツのホロコースト問題)のように反省の意味で作ったとすると中国が「犠牲者数が違う」として問題視されるでしょうし、中国寄りの映画を作れば日本の映倫が通らないでしょう。

ラストエンペラーはみられたことがありますか?
実はあれも日本版ではカットされた部分があるそうです。欧米版のラストエンペラーを見ないと何処の部分がカットされたかは分かりませんが映倫がカットさせたようです。
犠牲者数などに触れる部分はカットです。

単純な戦争映画であれば作っても問題はありませんが、デリケートな部分に触れると日中の歴史認識が統一されていない今、非常に難しいかと思われます。
当然、従軍慰安婦などにも触れる映画なども微妙で日本、韓国での統一的歴史認識が必要です。
それをクリアしないとその手の映画は作っても放映できないか(映倫が通らない)日本の映倫に通るような映画で犠牲者の数だとすると中国や韓国が反発するでしょう。

映倫に通るか通らないか分からない、放映できないかもしれない映画は当然作れません。

勝てば官軍という言葉が日本にありますが、ホロコーストで一つ付け加えるとドイツがユダヤ人を虐殺したわけですがそれは「シンドラーのリスト」でスピルバーグだったか映画化しています。
しかし、反面ベルリンを占拠したソ連兵に1夜でレイプされたドイツ人の婦女子は10万人に及ぶとされ、それに関する映画はないかと思います。
それは、ロシアの反発が予想されます。作れる映画と作れない映画が西洋にも存在します。
要するに、国と国との関係であり、ホロコーストに関してはドイツも認め、それらの施設が今もあるそうで映画化が可能だった訳です。

日本人が悪いと取られる映画自体が映倫に通らないかとも思います。
中国でも中国人悪しとされる映画は作らないでしょう。終戦を迎え日本人と云うだけで被害を受けた日本人も多いと思います。
それに反し、日本人孤児、子供を育ててくれた中国人もいて残留日本人の帰国を大々的にやった時期もあります。
日本人だから悪いと云う考え方もおかしく、大多数の日本人で日本にいた人たちはアジアのためにやった正義の戦いと教えられています。
杉原 千畝(すぎはら ちうね)さんの様に自分の立場を省みずドイツのユダヤ人弾圧からユダヤ人を救った立派な日本人外交官もおられたことも事実です。
アメリカの戦艦で東南アジアで沈没し、助けを求める米兵を救ったとする立派な艦長も存在したかと思えば、どこぞの東南アジアの捕虜収容所で(オランダ人だったか?)日本兵が欧米人を強制労働や惨殺したとの話もあったり何処から何処まで事実で嘘なのか難しい問題が沢山あります。
「戦場のメリークリスマス」はその辺に少しふれた映画でした。
杉原千畝さんやその艦長も共にその後の待遇は決して良くなかったことも事実です。
今も安定していない中近東のイスラエルにはシンドラー氏とともに杉原さんの碑もあると聞いています。
何かの行いで東欧のどこかではいまだに日本人に感謝している国もあると聞いています。
必ずしも日本は悪いことだけをしたわけではないのですが敗戦国として十字架を背負わされました。

もう、お分かりでしょうがどちらが戦勝国とか、敗戦国とか関係なくどちらにも多かれ少なかれ残虐な行為も発生し、美談とされることも事実として存在します。
元をただせば西欧の植民地政策が極東に及ばなければ、ロシアの進出が極東に及ばなければ元々発生してない問題ではないでしょうか?
中国も日本ももう少し関係が良かったかと思います。
そうなると今の日本の発展もないかもしれません。
フランスとイギリスも双方侵略の歴史があり中が良かったわけではありませんが今ではトンネルがあります。

結論をいえば、日中関係が熟していない、歴史認識が統一されてないとしか言えません。
日本における歴史認識がグレーの部分もあります。
中国が民主化され、日本と中国の統一の歴史観をもてば自戒の意味も含めた日本人による映画化も可能になり、作者の意図した映画を日本、中国両国でカットされることもなく放映される日がくればそういう映画も盛んに作られるかもしれません。
今そういう映画を作っても、双方の国でカットばっかりで訳が分からないかと思います。
とくに、中国では日本の美談はカットばっかりでしょう。
監督もそんな映画は作りたくないでしょう。
何処まで私の言葉が訂正され、または、訂正されないかもわかりませんが参考まで

以上
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>731とは「細菌兵器」やらもろもろの実験のことですよね!

そうです。

>南京とは「南京大虐殺」のことですよね!

そうです。

南京虐殺についての、詳しい説明ありがとうございました。もめているのは知っていたのですが、実際のところ、何も知らなかったもので・・。なるほど、そう言う事情もあったんですね・・。

ラストエンペラーは、以前、観ましたが、随分昔なので、内容は覚えていません。シンドラーのリストと、戦場のメリークリスマスは、好きで何度も見ています。

>反面ベルリンを占拠したソ連兵に1夜でレイプされたドイツ人の婦女子は10万人に及ぶとされ、それに関する映画はないかと思います。

まず、私はそんな事実は知らなかったです。そして、なるほど、確かに、そういう事情なら、映画は作れないとは思いますね。

>映倫に通るか通らないか分からない、放映できないかもしれない映画は当然作れません。

映倫って、そんなところにまで踏み込んで行くんですね・・・知らなかったです。

>元をただせば西欧の植民地政策が極東に及ばなければ、ロシアの進出が極東に及ばなければ元々発生してない問題ではないでしょうか?

そうかも知れないですね・・。

>中国が民主化され、日本と中国の統一の歴史観をもてば自戒の意味も含めた日本人による映画化も可能になり、作者の意図した映画を日本、中国両国でカットされることもなく放映される日がくればそういう映画も盛んに作られるかもしれません。

早く、そんな時代が来る事を祈りたいですね・・。

少しだけ、日中戦争をのぞきましたが、太平洋戦争に負けず劣らず、魑魅魍魎とした権力闘争やら、数多くの庶民のエピソードなど、観客を感動させる素材としては、十分過ぎると、思いました。それなのに、現在、作品として作られないのは、非常に残念ですね・・・。

お礼日時:2011/08/10 19:26

太平洋戦争の映画は人気があります。


世界最強の米軍に挑んで死力を尽くして戦って負けた。日本軍の勇敢さは証明されましたが、如何せん物量の差で負けた。これは映画になります。しかも現在のアメリカは同盟国なので問題ありません。

では日中戦はどうかというと、これははっきり言うと弱い者いじめだったんです。中国は戦わず首都を奥地の重慶に移してなんとか国土の広さでしのいでいました。そんな戦争は映画には向きません。ただ反戦の映画としては成り立ちます。「戦争と人間」などがそうです。
 
映画は好きな人が映画館に行って見るものですが、テレビは茶の間で見たくない人まで見てしまいます。中国を日本人がいじめる映画なんて流せば抗議の電話が殺到します。だからテレビではやらないのでしょう。
それに付け加えると中国と日本は現在でも仲が悪いので中国の見解と違う内容のものであれば中国側からも抗議が来ます。避けたいテーマなのでしょう。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

確かに、日本人として、日本人が中国をいじめる映画なんて、想像するだけでも、嫌ですね・・。

やはり戦争映画は、個人的には反戦映画よりも観ていてスカッとする、娯楽映画としての戦争映画が私も好きですし、興行的にも、そちらのほうが受けるんでしょうね・・。

お礼日時:2011/08/10 19:13

>>日中戦争を扱った映画が日本で少ないのはなぜですか?



単純に考えれば、娯楽作品として使えるような原作が少ないからではないでしょうか?
また、ストーリとしては、日本が欧米諸国と同様に、「眠れる獅子」である巨大な中国を分割支配している植民地支配が当然の時代を描けば、「なんでそんなストーリの映画をつくるのか?」という反発も予想されるからとか。

私も、学校では、近代史を学ぶ3学期になると、駆け足になりまともに学ぶことはありませんでしたね。で、水木しげるさんの「コミック昭和史」「全員玉砕せよ!」などのマンガとか、スカパーで流れる夏の定番である太平洋戦争の実録フィルムを見たり、戦記もの書籍を読んだりしました。(空母エンタープライズの活躍を描いた番組を見ると、なぜか孤軍奮闘するアメリカ側空母を応援してしまう・・・)
当然ながら、日本による中国攻撃シーンも登場します。が、個人的には、本格的なアメリカとの戦いの「前座」という印象ですね。
やっぱり、世界で唯一、空母部隊まで作ってアメリカと4年も戦った「日本軍vs米軍」に関心が出るものです。

なお、この第2次大戦の評価としては、「地球の植民地時代を終わらせるための目的は達した。白人優越主義も壊した大きな価値ある戦いであった。ただ、日本神道は世界宗教になるだけの実力は無かったので、世界に鳥居をつくる野望?は阻止された」ってところでしょうか?日本が単なる野蛮な侵略戦争をやったという評価は、すごく偏向した見方でしょうね。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

やはり、日中戦争は、華やかな太平洋戦争に比べて、前座という印象は、私もありますね・・・。

娯楽としても、物足りない上に、中国からも反発が来るとなると、やはり制作者としては作りにくいものかも知れませんね・・。

お礼日時:2011/08/10 19:09

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