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DAPで聴くのと、PCからUSB等でデジタル信号を取り出して、DAC→ヘッドフォンアンプで聴くのとでは
どちらが良い音質を望めるのでしょうかか?  
現在はDAPで聴いてますが、家聴きなのでPCから聴いてもいいんです。
持っているDAPは、iPodTouch, Cowon iaudio5&9です。

予算が五万円以下とした場合、明らかな向上は期待出来そうでしょうかね? 
DACもヘッドフォンアンプもサウンドカードも持ってません。使っているヘッドフォンはHD598というものです。
パソコンには光出力回路がマザーボードに搭載されていますが、古いマザボ(gigabite製)ですので、
あまり信用出来るか分かりません。ですので、一応USB出力を考えてはいますが。
また、五万円では無理とした場合、明らかに違うよ、というのはどの位の投資をしてから分かるものでしょうか?
スピーカーでは聴きません。

A 回答 (7件)

>> 一般的にはどうなのかな、と思いまして。

//

どうなのでしょうね。なかなか難しいところではありますが、個人的には、「安くPCオーディオを始めたい」という人には、とりあえず先述のRATOCの中からRAL-2496HA1を勧めています。(パソコン側の)技術的に信頼できそうなことと、実際に音を聞いてまあまあ良さそうに思えたためです。

もちろん、予算が許すならもう少し高い製品のほうが良いとは思いますが、それでもオーディオデバイス自体は5万円程度まででしょう。それ以上になると、パソコン周辺機器としての性能はあまり向上しないので、むしろDAC部分やヘッドフォンアンプ部分に投資したほうが効果的だと思います(つまり、「DAC/ヘッドフォンアンプ付きオーディオデバイス」から「オーディオデバイス+単体DAC+単体ヘッドフォンアンプ」にステップアップしていく)。

>> 7年くらい前、OnkyoのUSB接続の商品を持ってました(1.5万円くらい?)。綺麗な音でした。そのあとはSoundblasterという所のを使いました。正直これには少し失望しました。 //

ONKYOは、日本のオーディオ専業メーカーの中では唯一、PCオーディオに力を入れてきた会社ですね。最近でこそ、PCオーディオブームに乗って大手から新興企業まで色々と出てきましたが、以前はせいぜいYAMAHAがあった程度だと思います。

とはいえ、ONKYOもコンピューターインターフェイスは既製品のICを仕入れて設計しています。対して、RATOCのほうは、独自に開発したプログラムを書き込んだICを使っています。この辺りが、「オーディオメーカー」と「パソコン周辺機器メーカー」の違い、ということですね。汎用ICだからダメと言う訳ではありませんが。

SoundBlasterは、大昔からあるサウンドカードの代名詞的なブランドですが、「オーディオ」として見るといまいちだと思います。純粋な音質追求というより、PCゲーム向きのサウンドエフェクトの追加とか、疑似サラウンドとかの「付加機能の多さ」で勝負している印象が強いですね。ONKYOとSoundBlasterなら、ONKYOのほうが「オーディオらしい音」でしょう。

ONKYOは、現在でもPCIカードタイプとUSB外付けタイプの製品を出しています。ONKYOに興味がおありなら、候補に入れても良いのではないでしょうか(ただし、2000年代に入ってからだと思いますが、開発者が世代交代したようで、音の傾向も変わってきています。サウンドカード関係も同じ流れだと思います)。
http://www.jp.onkyo.com/pcaudio/

>> 業界の進歩はかなり有ったとみてよいのでしょうか? //

もちろん、技術的には向上しています。昔は、パソコンにイヤフォン端子・マイク端子さえなく、だからこそサウンドカードが必要だった訳です。その後、イヤフォン端子が付いたことは付きましたが(オンボードサウンド機能)、ノイズが酷かったりして使いものにならなかったので、SoundBlasterなどが「高音質」のために必要になってきました。ONKYOなどはオーディオ専業メーカーのブランド力で「さらなる高音質」を目指したと言えます。

しかし、今では、パソコン本体のイヤフォン端子でもまあまあ聞ける音になっています。なので、SoundBlasterなどはむしろ「機能」で売っているのでしょう。ONKYOなどは、「もう一歩先」を目指す必要が出てきている訳です。

ところが、これとは別に、もう1つの「進化のルート」がありました。業務用音響機器の世界です。音楽制作の場面でも1990年代からパソコンが普及し始め、いまやパソコン抜きでは成り立たないほど重要なツールになっています。こちらでは、機材自体の性能ももちろん、「アプリケーションやOSによって音が違う」といった問題が研究されてきました。

その成果の1つが、ASIOという技術です。OS(たとえばWindows)をバイパスして、オーディオデバイスとアプリケーションが直接データをやり取りする技術の1つで、現在ではスタンダード化しています(が、Windows自体は対応していないので、対応デバイスと対応ソフトを揃える必要があります)。ちなみに、MacOSではCoreAudioという形で、WindowsではWASAPIという形で、OS自体の音声処理技術も向上してきています(いずれもASIOの発想をベースにしたもののようですが、今でもASIOが業界標準です)。

家庭用でもそのASIOに着目した一部の人たちが、業務用の機器(オーディオインターフェイス)を使って「パソコンを高音質なCDプレーヤー代わりにしよう」と始めたのが、いまのPCオーディオの始まりと言えます。MP3の普及などが発端となって、「パソコンにCDをコピーする」ことが広まったことが大きいでしょう。

ここにきて、家庭用オーディオ機器メーカーも「こいつは金になる」と思って参入してきた、という訳です。しかし、パソコン周辺機器に関する知識・技術がないので、汎用ICを使い、音声回路だけ「自社技術」とせざるを得ないメーカーが多いのですね(音質とコストのバランスを考えて、そういう企業戦略ももちろんありだとは思いますが、中にはオンボードと大差ないICを使っているメーカーも少なからずあります)。

業務用のほうは20年来の技術・ノウハウがありますが、家庭用としては使いにくいので(PCオーディオの先達たちは相当な苦労をしてきたはずです)、それはそれで悩ましいところです。

長くなりましたが、「確実に進化はしているが、まだまだ発展途上」というのが実情でしょう。それだけに、製品選びも慎重に進めたほうが良いと言えますが、工夫する楽しみもありますし、「時代の最先端を自分の手で切り開いている」という実感も持てるでしょう。
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>一緒 というのはDACに繋いでしまえば、 という意味ですよね?


そうです。
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デジタル部では音は音の変化はありませんので、変化を期待するにはアナログ部を考えることになります。


アナログ部は DAC - AMP - HP(ヘッドフォン) で、音の出口に近いほうほど変化が大きくなります。

つまりHPを変えるのが一番音の変化が大きいです。

AMPはヘッドフォンアンプが無ければ、導入すればそこそこ違いが出ると思います。別の製品に変えてもそこそこ違うのがわかると思います。無くても聴けますので必要かどうかは微妙です。USBで接続できてDAC機能と一緒になっているものも多くありますね。
AMPはD級により質の底上げがあって、安くても結構いい音が出ます。その意味で昔ほど差(変化)はないです。

DACは、一番違いが分かりづらいですが、聞き比べれば違いが分かります。昔みたいに、明らかに後段のアナログ部が手抜きであるような製品、ラインナップの差別化の為にわざと音を悪くしているような製品は、今はほとんど無いので、どれもまともな音質の出力が期待できます。安いものを複数ためしても、なかなか違いが分からないでしょう。分かるとしたら、それは大抵、音の悪い製品です。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>>つまりHPを変えるのが一番音の変化が大きいです。

HPは一週間前に新しく買ったばかりなので、これは固定で行きたいと思います。
"HD 598" インピーダンス50 Ω ゼンハイザー製です。
これの能力を"出し切れている"はずはありませんが、五万円位の投資で
もう少し引き出せるのかに興味があります。

最近はDAPはiPodでもCowonでもSonyのウォークマン(売却してしまいました)でもなく、
Sonyの携帯用の録音機器があるんですが、そこから聴いてます。
それが一番しっくりくるので。。。。なぜか。 電池駆動だから安定しているのかな、
と思ったりしてます。意外にいいです。イコライザも何もついていませんが。


>>AMPはヘッドフォンアンプが無ければ、導入すればそこそこ違いが出ると思います。

そうですか。ではやはり買う方向で検討してみたいと思います。探してみます。


>>無くても聴けますので必要かどうかは微妙です

そこです、ズバリ。 低インピーダンスのヘッドフォンゆえ、アンプ無しに聴ける… 確かに、そもそもそういう目的で選んだのですが… やっぱアンプあればもっといいのかなぁ....って思い始めまして。でも予算は五万円。それで悩んでいるんですよね。


>>昔みたいに、明らかに後段のアナログ部が手抜きであるような製品、ラインナップの差別化の為にわざと音を悪くしているような製品は、今はほとんど無いので、どれもまともな音質の出力が期待できます。

安心しました。メーカー名忘れましたが、以前、パソコン内のノイズを除去して聴く為に、超小型…電池くらいの大きさのアダプタをUSBに刺して使ってみたことも有りましたが、これは明らかに音質は悪かったです。

ちなみに現在はPCからは全然聴いていません、今のPCではノイズは無いのですが、オンボードに直接繋いだ時の音質はDAPにずっと劣ります。

ちょっと脱線しますが、金色の金属製のケースの外観を持つ、いかにもオーディオ機器です といったCDプレーヤーありますよね? そういう感じで、ヘッドフォン専用高音質高級DAPというのがあれば、話が早いので、欲しいですね! CD直接はまず聴きませんから。。。  スタックス社のはヘッドフォンまで一緒に買わないといけないし高すぎて見送りです。

補足日時:2011/10/04 17:44
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この回答へのお礼

回答のお礼です。ありがとうございました。それとスタックス云々は頭混乱していました、まちがいでした、すみません。

お礼日時:2011/10/07 09:30

>> 予算が五万円以下とした場合、明らかな向上は期待出来そうでしょうかね?  //



COWONの製品は長らく手に取ったことがないので何とも言えませんが、iPod touchよりは良いと言えます。

ただ、「どの程度の差があれば変わったと感じるか」は人によって違います。言い換えれば、ある違いを、大きな違いと感じるか、小さな違い(あるいは何も変わらない)と感じるかは、人によって差があります。また、音が良い=好きな音、という側面があります。物理的には高音質でも、好みに合わなければあまり良い音とは感じられません。

「あなたにとって」5万円で十分かどうかまでは、何とも言えないということです。

>> パソコンには光出力回路がマザーボードに搭載されていますが、古いマザボ(gigabite製)ですので、あまり信用出来るか分かりません。 //

いちおう、試せるのであれば、試してみても良いとは思います。プロの要求に応えられるレベルではないかも知れませんが、家庭用であれば実用に堪えると思います。

>> USB出力を考えてはいます //

最近はUSB入力付きのDACも増えていますが、少なからず「USB入力はおまけ程度」という製品があります。たとえば、DAC自体は(同軸や光での入力なら)24bit/96kHz対応でも、USB入力だけ16bit/48kHzまで、といったものです。汎用のICを使っているので、USB入力の品質はあまり良くありません。

また、「USB入力も24bit/96kHz対応」でも、問題があるケースがあります。細かい説明は省きますが、単に「上限が」どうかではなく、「44.1kHz、48kHz・・・」と明記されている製品を選んだほうが良いでしょう。

この辺の事情は、オーディオ機器メーカーでも、というか「だからこそ」の問題とも言えます。USBは「パソコンの規格」なので、オーディオしか知らないメーカーより、むしろパソコン周辺機器メーカーのほうが詳しいのです(業務用音響機器メーカーも、その辺の事情はよく理解しています)。

いくつか例を挙げておくと...

RATOCの製品は、「DACのUSB入力はパソコン周辺機器の問題」ということを強く意識しています(もともとパソコン周辺機器が専門のメーカーです)。技術的な側面から製品が開発されていて、好感が持てます。
http://www.ratocsystems.com/products/audio_usbda …

先日発売されたばかりですが、TEAC UD-H-01も面白そうです。「USB入力付きのDAC兼ヘッドフォンアンプ」の定番でDr.DAC2という製品がありますが、それのTEAC版といった設計です。
http://www.teac.co.jp/audio/teac/udh01/

ところで、PCオーディオでは、こういったハードウェアだけでなく、再生ソフトなどにも気を使う必要があります。単純にいえば、再生ソフトが「Windowsをバイパスして」オーディオデバイス(ここではUSB入力付きのDAC)にアクセスできるようにしたとき、最も良い音質を得ることができます(MacOSでもLinuxでも同じです)。

もちろん、そこまで追求しなくても構いませんが、(これまでのオーディオ以上に)奥の深い世界だ、ということです。
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この回答へのお礼

>>「あなたにとって」5万円で十分かどうかまでは、何とも言えないということです。

ありがとうございます。個人差あると思います。一般的にはどうなのかな、と思いまして。
それと面白そうな新商品の紹介ありがとうございました。

それと思い出したのですが、
7年くらい前、OnkyoのUSB接続の商品を持ってました(1.5万円くらい?)。綺麗な音でした。

そのあとはSoundblasterという所のを使いました。正直これには少し失望しました。
これは5年くらい前かなぁ…… 安かったからいけなかったのか、(確かに安かった)
パソコンメーカーが出したものを買ったのがまずかったのか


それから業界の進歩はかなり有ったとみてよいのでしょうか?

お礼日時:2011/10/03 18:23

個人的のその違いが判るかどうかは別にして、ポータブルプレーヤよりも単体のDACのほうが音質は良いと考えてよいでしょう。


い歩d等はあのサイズにすべての回路を詰め込んでいるので、どうしても音響的にベストということでもありません。
ただ前のお答えにも会うとおりこれはDACの性能であって、デジタル機器の差異ではありません。デジタル機器はデジタル信号をそのとおりに出力できればそれ以上の問題はないので、これがPCでもいipodでも出てくるデジタルデータは同じです。

一方DACの後のアナログ回路は千差万別です。大体価格に比例するといっても良いとは思いますが。

でもヘッドフォンだけで聴取するのならば五万円で不足とは思いません。十分すぎるくらいですね。
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この回答へのお礼

>>五万円で不足とは思いません。十分すぎるくらいですね。

ありがとうございます。探してみようと思います。

お礼日時:2011/10/03 18:03

再生する機械が違うだけでPCでもネットワークオーディオプレーヤーでもiPodでも一緒です。


5万以下とした場合、コレなんかどうでしょう?
styleaudio CARAT-TOPAZ Signature
http://styleaudio.jp/2011/topazs.html
USBに加えて光入力もあります。
オペアンプを6個使ったり基板を金メッキするなど結構拘ってます。

5万以上ならこういうのもあります。
LUXMAN DA-200
http://www.luxman.co.jp/product/aa_da200.html
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この回答へのお礼

>>再生する機械が違うだけでPCでもネットワークオーディオプレーヤーでもiPodでも一緒です。


回答ありがとうございます。

一緒 というのはDACに繋いでしまえば、 という意味ですよね?
DAPの再生音はイマイチ好きになれなくなってきまして。

それと五万以上は、考えては見ますが、予算越えの可能性大です。

お礼日時:2011/10/03 18:27

DACを外部に持つってことは、結局PCはただのデジタルサウンドストレージとして扱うわけだ。


ぶっちゃけ、音質はそのDACに左右され、ソースを提供するPCはほぼ関係ない。
それこそ、デジタル出力ができるDAPからデジタルで出してしまえば、原理的に音質は変わらない。
iPhoneとかiPodの場合、Dockコネクタにデジタル出力機能があるんで、対応機器勝ってしまえばPCイラン。

一般の人なら、5万程度のDAC内蔵ヘッドフォンアンプでも十分満足できるよ。
機種によっては光もUSBも搭載してたりするから、それで事足りるわけです。
http://www.nuforce.jp/desktop/products/icon_hdp_ …
http://zionote.com/sotm/mdac-2v.html
こんなん。

もしPCを使うんであれば、処理落ちさえさせなければ基本的に問題はないよ。
ただ、こういった用途だと逆にDAPからデジタル出したほうが良かったりします。
・・・PC自体がうるさいわけですからね・・・。
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この回答へのお礼

>>一般の人なら、5万程度のDAC内蔵ヘッドフォンアンプでも十分満足できるよ。

一般の人です。ありがとうございます。ちょっと購入怖いですけど、
本気で探してみようかな、と思います。

お礼日時:2011/10/03 18:08

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