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耳では区別がつかないのですが,身近なロックバンドの曲を楽譜で確認してみると同じ様なコード進行の楽曲が多いことに気付きました(@_@)
特に凄い作曲技術があるわけではなさそうだということにも気付きました(センスは勿論あると思います)

ということは,大事なのはアレンジなのでしょうか??
センスあるリフ・リズム・メロディと言った部分を如何に格好良く作れるかどうかが鍵なんじゃないかな~と感じました(売れる様なリフ・リズム・メロディを作ることがJ-POPですよね,恐らく)

作曲及び編曲が得意な方やプロの方,ご意見をお待ちしております(^^)

A 回答 (5件)

突出した作曲技術を感じさせない程、曲にマッチしているアレンジであったりサウンドであるということではないでしょうか。



アレンジは重要です。どれだけ良いメロディを作っても、それを上手く聞かせるアレンジが出来ていなければ伝わりません。また、一見シンプルなメロディでもアレンジ次第で大きく化けることもあり得ます。

主観を挟みますが、例としては宇多田ヒカルがそうではないでしょうか。宇多田のアルバムはアレンジャーにかなりのベテランが参加しているようで、流石に上手く聴かせていると思います。しかし、宇多田が自分でアレンジし始めた途端、パッとしなくなりました。

メロディはもはや出尽くした感があり、これから新しいものを作ろうとするならば、無限の可能性があるアレンジを重視すべきであると、知り合いのプロの方が言ってました。

まあ、その楽曲で何を前面に押し出したいかによると思いますが…
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 同じようなコード進行だからといって作曲が重要でない、凄い作曲技術がないということはないでしょう。

あなたはその同じようなコード進行を使って名曲を作れますか。

見も蓋もない言い方をすれば作曲もアレンジも大事としかいいようがない。

気軽にたのしめるポピュラーミュージックは名曲ほど単純で譜面も短く収まりますよ。
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長文です。



アドルノというポピュラー音楽批評の元祖的な人が言ってたんだけど、例えばジャズは複雑なコードや自由っぽいアドリブで演奏されていても、それはあくまで「決まりごと」がある上でやっていることに過ぎない、つまりは複雑ではあっても「パターン」であると。
ロックもジャズも含めポピュラーミュージックの範疇だと、いくら複雑に、高尚に作ってもこの「パターン」からは逃れられないです。
もし、「パターン」から外れた音楽を作ろうとするとそれは現代音楽(現代の音楽のことじゃなくて「現代音楽」という括り)の範疇の話になってきます。ジョンケージの4分33秒休符の曲とかね。本当に新しいことをやろうとすると、とても音楽には聴こえないものが出来上がる。音楽は基本的に「快」を目指して作られてきたんだから、それが飽和した今では、新しくて誰もやっていない表現というのはどうしても「不快」に聴こえる表現になってしまう。

つまり、もう既存のパターンは使い尽くされているので、
僕らが消費するような「快」的なものを目指した曲、言い換えると「曲らしく聴こえる曲」を作ろうとしたら
既出のもののパターンの組み合わせで作るしかないってことです。
質問者さんが「同じ様なコード進行の楽曲が多い」ことに気がついたのもこの辺のことが原因です。

そもそも曲を聴いてそれを「ロック」だとか「ジャズ」だとか聴く人が判断できるということは、その音楽の中に「ロック」や「ジャズ」的な「パターン」が内包されているからに他ならないわけで、
作っている本人にその自覚がなくても現代では「曲らしく聴こえる曲」というのは何か既出のものの流用になってしまう運命、というわけです。

アレンジにしても、作曲よりは自由度がありますが、やはりある程度パターン化されている点では同じです。

となると、何が重要になってくるのか?

「音楽好き」を自称する人はこの辺のことが盲点になりやすいのですが、
現代では「音楽そのもの」ではなく「アーティスト」に重点が置かれているんです。
自己の音楽を商品として流通させようと試みているアーティスト・ミュージシャンの場合、
曲作りというものはすべて一つの目的に向かっています。
それはアーティスト像の確立です。ぶっちゃけて言うと「イメージ作り」です。

例えば、「俺はそんなイメージだけのアーティストじゃないぜ!ちゃんと音楽に向き合っているんだ!」
っていう人もそういった「真摯に音楽に向き合うアーティスト」としてのイメージを商品化しているわけです。
「アーティスト」は音楽を演奏するだけの存在ではなく、音楽を商品として売るという行為をする存在であり、
いくら「売れセン」をバカにしているミュージシャンであっても、音楽を流通させようとしている(実際に商品化されていなくても、それを目指している)時点で自己イメージを商品化していることに変わりはないのです。
そしてそのアーティスト像は「既存のパターン」というすでに出揃ったパズルのピースによって組み立てられる、ということ。
歌詞や作曲はもちろん、質問者さんが言う「センスあるリフ・リズム・メロディ」なんかも、それを曲に取り入れることで自分がセンスあるアーティストであることを証明するためのパズルのピースなんですよ。

グダグダ長くなったけど、簡単にまとめると、
・現在の音楽において「新しい表現」と「快」の両立は不可能。
・よって、現代では音楽そのものよりアーティスト像が重要になる。
・それは「音楽にこだわる本格派のアーティスト」でも同じである。
ということ。
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率直に言いますが、それは単にkanno4989さんの音楽の趣味の幅が狭いからだと思いますよ。



確かに「大衆にキャッチーに聞こえ易いコード」というのは海外の大衆音楽にもありますが、別にヒットするような洋楽曲の殆どがそれに当てはまる訳では全くありませんし、何より特にヨーロッパなんかの音楽は、J-POPとは比較にならないくらい表現の幅が広いのです。

そんな洋楽界の中においても、例えばポップパンクやメロコア・・といった(現地の)若年層に人気のジャンルに限っては、非常に保守的でパターン化したコードやアレンジ手法で埋め尽くされていることが多いです。(この辺のジャンルがよく解らないのであれば、お調べください。Green DayやSum 41といった日本で人気のバンドもいくつかあると思います。)
近年日本の若年層に受けているようなJ-POPバンドというのも、この辺の音楽の影響を受けているものが非常に多い気がします。おそらくこの辺のバンドばかり聞いている若者の多くは「それがロック全体からしても極めて一面的でパターン化された表現」ということなんて意識すらしていないのでしょうが・・・。
おそらくkanno4989さんの好きなバンドというのもその辺の流れのバンドなのでは? 「センスある」ってのも、そういった狭い中での微々たる違いを指しての「センスある」でしかないと思いますよ。
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ロックは特に難しいコード進行を使わないバンドが多いです。


おっしゃる通りリフとかメロディとか
あるいはギターテクニックや音の重さだとか
バンドによって違いますが作曲よりそういう面を重視する人が多いですね。
リズムは割とお決まりのパターンが多いですけれど。

元々ロックは若者の怒りであったり叫びであったり
上品な音楽に対するアンチテーゼであったり
そういうものを代弁するかたちで発展してきましたから。

ロックバンドでなければ、例えば坂本龍一なんかは
非常に複雑なコードを使ったりしますよ。
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