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最近ピーチが関空拠点に就航してLCCが話題になっていますが、今後数年で羽田から大阪、福岡、札幌等の主要大都市も(早く申し込めばとかの限定はあるでしょうが)5000円とか6000円とかになるのでしょうか。

A 回答 (3件)

 今後増加する成田の発着枠を利用して、成田拠点で落ち着くのではないでしょうか。



 羽田発のLCC便もできるかと思いますが、増えるといっても発着枠が限られるのと、使用料もかさむといった理由から、意図から成田発プラス2000円~3000円の運賃でおまけ程度に便を設定、というかたちで落ち着くと思います。
 LCCの象徴的な存在であるエアアジアは羽田空港に発着させていますが、これはLCCの標準的な経営判断をするよりも、東京近くの空港に就航したほうが宣伝にもなり有利という計算が働いたからではないかと思います。エアアジア東京便に関しては、「日本人客室乗務員の乗務」「マレーシアの現地空港での日本語でのチェックイン/搭乗案内放送」など、(他者では当たり前とはいえ)この会社にしてはあり得ないサービスを当初提供していました(今でもやっているかどうかは不明)。

 茨城空港も有望ではあるのですが、もともと地方空港として設計されていたことから発着枠が1日24回分に制限されていたはずで、実はこれ以上の増便の余地があまりなかったりもします(自衛隊基地と共用していた千歳空港の実績からいえば100回以上の発着も物理的には可能という話もありますが)。

 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。海外と比べるとリーズナブルとはいえないまでも、昔を思えばそこそこ安くなってきているので無理の無いところなのかもしれませんね。
素人目にはどうしても空港特別会計で作ったニーズの無い空港や、そういった路線への維持コストがドル箱路線に転嫁されているイメージはぬぐえず、そういった政治的な負の遺産によるレガシーコストのない企業が参入すれば安くなって当然だと感じてしまいます。
そういうひずみを政治力で維持するからJALの破綻のようなハードランディングが起こるわけで、それが嫌なら初めからそういうアンフェアなものをやめてリーズナブルに設定して欲しいと言うのが一番の本音です。

お礼日時:2012/03/15 11:02

横から失礼します。


今話題のピーチ アビエイションも筆頭株主は全日空ですし、エアアジアも全日空と共同出資で成田拠点のLCC設立に動いている事はご存知かと思います。他国LCCの日本進出に対抗するためである事は明らかです。
なお、日本発の本格的LCCであるピーチが関空を拠点にした理由ですが…
滑走路を二本に増やし発着枠に余裕が出来た関空は仁川などとの対抗策でLCC誘致を行ってます。その優遇策もあってピーチは低運賃を実現できたと思えます。
ところが羽田については、わざわざ発着便を誘致する立場ではありません(D滑走路の運用開始の際、余裕が出来た発着枠を新規参入会社に優先的に発着枠を与えた事はありますが)。
よって羽田を拠点にするLCCが誕生する可能性はまず無いでしょう。
羽田発着便の運賃は現行のスターフライヤーの割引運賃やスカイマークのweb割あたり(大手の特定便割引と大差なし)が下限ではないでしょうか。

>そもそも新幹線だって東京大阪間は7000円ぐらいで十分に儲かるそうですが、4040億円と言う巨額のリース料のために14000円もします。リニアだって5兆円で出来るのに高度成長期に建設した新幹線にそこまで費用がかかったとは思えません。

純粋な営業費用でみれば「東京大阪7000円」くらいでしょうが、どこの会社でも債務を抱えているものであり、これを利用者が負担する事は致し方ない事です。
なお本州のJR3社は発足時から旧国鉄の債務を背負わされてますが、新幹線については株式公開前に新幹線保有機構から再調達価格で買い取っています。よって今はリース料は発生していません。
また、5兆円という数字を耳にされるのはその際の東海道新幹線の買い取り価格じゃないですか?
JR東海は健全経営のため今後も債務の総額を5兆円程度以内に抑える方針であるそうです。リニアを一気に東京-大阪開業とせず名古屋まで先に開業させる方針なのも巨額の債務を抱える事を避けるためです。リニアの総事業費は8兆円を超えるそうです。

最後に、他国籍のLCCがもし日本の国内線に就航したとすれば、安い切符を買った利用者は得をした気分になるかもしれませんが、国益を考えれば全くの損であり、認可されるべきではありません。
現行、全日空のほか日航も他国のLCCと共同で新たなLCCを設立する動きがありますが、他国の会社の出資割合は1/3を限度とする現行のラインは死守すべきで、みだりに海外のLCCに門戸を広げるべきではないと思います。
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この回答へのお礼

丁寧な解説とともにご回答ありがとうございます。いろいろごもっともです。

>羽田については、わざわざ発着便を誘致する立場ではありません。

最大のポイントはそこですね。ただ邪険にすることもないだろうと。

確かに今でも離陸時に10機以上が行列している状態で国際線まで入ってきましたし、新滑走路ができても過密なのは確かです。ローコストにするためにはエアアジアなんか着陸から離陸までの時間も惜しんで1時間以内で出て行って駐機料を抑えたり回転率を上げたりするそうで、羽田ではそれはできませんね。総じて単純に空きが無いのと政治的な横槍の問題でしょう。
(その点、関空に似てローコストで可能性があるのは安く作った茨城空港かな。自衛隊の基地にいろいろ邪魔されたりアクセスの問題とかいろいろありますが。)


リニアについてもいろいろお詳しいようです。5兆円というのは建設費だけかもしれません。総事業費8兆円というのはそれ以外もあるのでしょう。

>他国籍のLCCがもし日本の国内線に就航したとすれば、・・・、国益を考えれば全くの損であり、認可されるべきではありません。

唯一ここだけは異論のあるところでして、多少割高な程度なら鎖国して国内雇用を守ったほうが良いのですが、(最近はそれなりに下がったものの)以前のべらぼうに高い航空運賃やその原因となる空港特別会計で乱立する需要の無い赤字空港を見ていると風穴を開ける事を考えるべきでしょうね。
食料の関税だって多少高いだけならとか、食糧安保とかいろいろありますがあまりに高いとそんな事も言っていられなくなりますので程度問題もあります。ただ海外へ行くほうが安いのはいくらなんでもおかしいと思いますね。

お礼日時:2012/03/13 21:05

ならないでしょうね。



今の運賃で十分な需要が有るのですから安くする理由が有りません。
LCCといっても全くの新規参入ではありませんから親会社のドル箱路線には入らないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。既存航空会社としてはそのとおりだと思います。問題はエアアジアなどLCCが入ってきた場合にどうかだと思います。羽田の着陸料や回転数などコストによるところが大きいかと踏んでいるのですが。
そもそも新幹線だって東京大阪間は7000円ぐらいで十分に儲かるそうですが、4040億円と言う巨額のリース料のために14000円もします。リニアだって5兆円で出来るのに高度成長期に建設した新幹線にそこまで費用がかかったとは思えません。旧国鉄の債務を返しているからでしょう。と、考えるとレガシーコストの無いキャリアなら東京-大阪間は7000円あたりの勝負になる可能性は十分あると思っているのですが。

お礼日時:2012/03/13 13:26

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