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第5回手塚治虫文化が発表になりました。
バガボンド(井上雄彦著)は3位でした。
審査員で漫画家のいしかわじゅん氏の、表現には弱点があるが大きな画力は魅力的というコメントが朝日新聞に掲載されていました。
え?
あんなに、魅力的な絵のどこが弱点なんですか?
素人にはまったく理解不能です。

又、1位の陰陽師、2位の弥次喜多 in DEEPは面白いんですか?

A 回答 (4件)

>あんなに、魅力的な絵のどこが弱点なんですか?



絵が弱点、とはいしかわ氏は言ってないですよ。むしろ、

>表現には弱点があるが大きな画力は魅力的

…とコメントされていたのですから、絵そのものの魅力
については素直に賞賛されている、と言っていいでしょ
う。
漫画の「表現力」というのは、単純に画力だけではなく
ストーリーの組み立てなども含みますし、絵に絞っても
“一枚絵”と“連続絵”での見せ方の違いなど、様々な
要素を含みます。

僕自身あの作品は好きですが、あえてアラ探しをするなら
ば、ややベクトルの向きが“一枚絵”に傾いているかな、
という気はします。個々のカットにおける画力は間違い
無くハイレベルですが、シーンとして見るとギクシャク
した部分がたまに見受けられるかも…と言いますか。
まあ、本当に些細なものではあるのですが、アクション
が重要な部分を占める作品ゆえ、いしかわ氏の目もより
厳しくなったのでしょう。

あと、個人的には1位・2位作品は好きですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
うーん。

一枚絵という概念自体が私には無かったので勉強になりました。
そういうことだったんですかねえ。
ちょっと、納得し切れませんが。

お礼日時:2001/06/02 11:48

「絵の動き」と言うことに関しては「バカボンド」は他の漫画を凌駕していると思いますし、


「画力」も際立っているのでhikarubさんの疑問は当然ですね。

「バガボンド」が3位という事の理由は2つ考えられます。

これはあまりいい話ではないのですが
こういった賞を取ることにより売上に大きな差がでてきます。
なので他の働きかけのあった雑誌社等(あるいはNHKとかの外部からの働きかけ)の力によって賞を取ることがどんな権威を持った賞と言えど多々あります。

もうひとつの考えられる理由としてはバガボンドは各賞を総なめにしています。
なので「他の賞との差別化のため」ということです。
「手塚治虫文化賞は他の賞とは目の付け所が違うぞ」と言うアピールです。

大人の世界はいろいろありますねえ。
※上記はあくまで僕の憶測です。

陰陽師の方が一枚絵かも。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私は上位2作品読んでないので、順位についてはなんともいえませんが、読んでみたいと思います。

お礼日時:2001/06/02 11:49

「表現に弱点がある」とは剣を構えた時の腰の位置が高すぎるということです。

つまりあの当時の武士はあんな構えはしないよ。ってことです。

でも、それを補ってあまりある画力がやはり魅力ですね。

また、1位の陰陽師は私の大好きな漫画の1つです。私としてはオススメですね。2位は残念ながら読んだことがありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変参考になりました。
よくわかりました。

お礼日時:2001/08/10 21:18

>2位の弥次喜多 in DEEPは面白いんですか?



最高におもしろいですよ。
オススメです。
今現在5巻まででていますが、もう病み付きです。
ただ、バガボンドとはまったくもって違った雰囲気を持ったマンガなので、それを期待して読むとちょっと違うかもしれません。
作者のしりあがり寿さんのHPをみることをおすすめします。

参考URL:http://www.saruhage.com/
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変参考になりました。
よくわかりました。

お礼日時:2001/08/10 21:18

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