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No.2
- 回答日時:
▲1六歩の狙いの一つとして、
次に▲1五歩~▲3六歩~▲3七桂と組み、
▲1四歩△同歩▲1三歩△同香▲3五歩△同歩▲2五桂という仕掛けがあります。
香を手にすれば▲3四香があり、先手に楽しみが多い展開と言えるでしょう。
なので、後手は▲1六歩に対して、△1四歩と受けます。
こうしておけば、▲1五歩△同歩▲1三歩△同香▲3五歩△同歩▲2五桂には△1四香と逃げられるので、
先手指し過ぎになります。
このような理由から、先手が▲1六歩と突くと、ほとんどの場合で後手は△1四歩と突き返してきます。
そこで▲3八銀とすれば、後手に残された有力手は△6四歩くらいしかありません。
言い換えれば、▲1六歩△1四歩▲3八銀により、△6四歩を強要し、
後手に形を決めさせた、と捉えることもできます。
さて、▲1六歩△1四歩の交換は、どちらにとって得なのでしょうか?
▲1六歩△1四歩の交換があると、先手・後手共に、▲1五角や△1五角といった手段がなくなります。
また、相掛かり早繰り銀のような展開になった場合、後手に△1三銀~△2四銀と受ける余地を与えている意味もあります。
以上のような背景から、プロ間では端歩不突き型が注目されていた時期がありました。
詳しくは、「よくわかる相掛かり(中座真, 2012.04)」をご覧下さい。
No.1
- 回答日時:
▲1六歩の狙いの一つとして、次に▲1五歩~▲3六歩~▲3七桂と組み、
▲1四歩△同歩▲1三歩△同香▲3五歩△同歩▲2五桂という仕掛けがあります。
香を手にすれば▲3四香があり、先手に楽しみが多い展開と言えるでしょう。
なので、後手は▲1六歩に対して、△1四歩と受けます。
こうしておけば、▲1五歩△同歩▲1三歩△同香▲3五歩△同歩▲2五桂には△1四香と逃げられるので、
先手は指し過ぎになります。
このような理由から、先手が▲1六歩と突くと、ほとんどの場合で後手は△1四歩と突き返してきます。
そうしておいてから▲3八銀とすれば、後手に残る有力手は△6四歩くらいしかありません。
言い換えれば、先手は▲1六歩△1四歩▲3八銀によって△6四歩を強要し、後手の形を決めさせているのだとも捉えられます。
さて、本題とは少し離れますが、▲1六歩△1四歩の交換は、どちらにとって得なのでしょうか?
▲1六歩△1四歩の交換があると、先手・後手共に、▲1五角や△1五角といった手段がなくなります。
また、相掛かり早繰り銀のような展開になった場合、後手に△1三銀~△2四銀と受ける余地を与えている意味もあります。
以上のような背景から、プロ間では端歩不突き型が注目されていた時期がありました。
詳しくは、「よくわかる相掛かり(中座真, 2012.04)」をご覧下さい。
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