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下図はVSコンピュータとの途中局面です。

後手の持駒:歩 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v玉 ・ ・v香|一
| ・ ・ ・v銀v金v銀v金v角 ・|二
| ・ ・v歩v歩v歩v歩v桂v歩 ・|三
|v歩v飛 ・ ・ ・ ・v歩 ・v歩|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ 歩 歩 ・ ・|六
| 歩 歩 歩 歩 歩 銀 桂 ・ 歩|七
| ・ 角 金 銀 ・ ・ 金 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ 王 ・ ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:歩 
手数=50 まで

手合割:平手
先手:あなた
後手:コンピュータ
▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩打 ▲2八飛 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩打 △8四飛 ▲3八銀 △6二銀
▲2七銀 △5二金 ▲3六銀 △3四歩 ▲2五銀 △3三桂
▲3六銀 △4一玉 ▲6八銀 △1四歩 ▲4六歩 △4二銀
▲4七銀 △8六歩打 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩打 △8五飛
▲3八金 △8六歩打 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩打 △8四飛
▲3六歩 △8六歩打 ▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩打 △8四飛
▲3七桂 △9四歩

ここから相手陣を攻めたいのですが、どうやって攻めてよいのか分かりません。
相手陣は7二・6一・2一の地点が絶好の打ち場所に見えるけど、持ち駒が無いので打つことは出来ないし・・・

・▲2五桂,▲4五桂の場合
▲2五桂△同桂▲同飛や▲4五桂△同桂▲同歩で桂馬交換をしても、桂馬を活用出来そうな打ち場所が見当たらないので意味が無さそうに思えます。

・▲5六銀の場合
△3五歩▲同歩△3六歩打で桂頭が狙われてしまったら、▲4五桂で桂馬を進ませても△同桂▲同銀とされて、4筋が不安定になる気がします。

どの手も良さそうに思えないのですが、ここからどうやって攻めたら良いのでしょうか?

A 回答 (2件)

確かに、この局面はどうやって攻めたら良いのか悩ましい局面かも知れません。

しかし実は後手の方は先手以上に困っている局面なのです。後手の方は3三の桂が邪魔で角が使えていません。また右桂も右銀も低いままで前線に投入できません。後手は飛車しか攻め駒がないのです。といって▽8六歩と合わせたところで▲同歩▽同飛▲8七歩で簡単に撃退されてしまう。ここまでの進行で後手は7筋から4筋の歩を突けないでいることに気づいてください。▽7四歩は▽7三銀、▽7三桂といった活用を図る価値の高い手です。▽6四歩も▽6三銀~▽5四銀(▽7四銀)と右銀を使おうという手です。▽5四歩も▽5三銀右の準備ですし、▽4四歩は▽4三銀と左銀を使って桂頭を守る手です。このように▽7四歩~▽4四歩はどれも価値が高いにもかかわらず、後手はそうしようとせずに▽9四歩と端歩を突いています。これはなぜなのでしょうか。それは後手は飛車の横利きを通したままにしておきたいからなのです。例えば▽7四歩と突くと、▲7六歩▽7三銀▲7七銀▽6四銀▲6六銀と先手も左銀で対抗して十分です。先手には▲3五歩▽同歩▲3四歩と桂を殺す楽しみがありますが、後手にはそれに見合う手段がありません。なお、▽7四歩にすぐ▲3五歩とするのは▽7五歩と再び飛車の横利きを通されて▲3四歩を▽同飛と応じられて、今度は逆に先手の桂頭がピンチになって面白くありません。先手は後手の飛車の横利きが二重に止まる瞬間を待った方が良さそうです。それで後手は▽7四歩と突きたくても突けないでいるのです。では▽7四歩で▽6四歩はどうか。これも▲7六歩▽6三銀▲7七銀となって後手は困ります。▽5四銀でも▽7四銀でも飛車の横利きが二重に止まるので、その瞬間▲3五歩とされて後手はどうしようもなくなってしまう。▽7四歩に変えて▽5四歩でも、ほぼ同じ。▽4四歩には直ちに▲3五歩も成立しそうですが、▲7六歩▽4三銀▲6六歩▽5四歩▲5六歩▽5三銀▲6七銀▽7四歩▲7九角▽6四銀▲5七角▽7五歩▲6五歩▽同銀▲7五歩と指し進めて先手優勢です。次の▲6六歩を後手は受けようがありません。

以上検討してきたのは、後手にとって3三の桂が負担になっていることに気づいてもらいたいからです。後手は戻れるものなら、この桂を2一に戻したいくらいです。この桂は後手がお金を払っても引き取ってもらいたい地デジ非対応ブラウン管テレビみたいなものです。むしろ後手はいっそのこと▽4五桂や▽2五桂と処分するチャンスを狙っているぐらいなのです。原始棒銀が▽3三桂と指させれば、それが一応の戦果だというのは、こういう意味なのです。

ですから、この局面で▲2五桂や▲4五桂なんて手はありません。先手の桂は最新型地デジ対応薄型省エネ液晶テレビぐらいの価値があります。同じ桂でも粗大ゴミの3三桂と交換する取引は有り得ない話です。まして、この局面で後手に桂を渡すと▽9五桂と弱点の8七の地点を狙われて受けがありません。▲8六桂は▽8五歩で即死ですし、▲7九桂は構わず▽8七桂成と突撃され、▲同桂でも▲同金でも▽8六歩で困ります。

この局面の候補手は以下の5つくらいだと思います。
1.▲9六歩(▽9五桂を消して、▲9七角や▲9七桂の含みを作る)
2.▲7六歩(▽7五桂を消して、角道を通す)
3.▲5八玉(6七、5七、4七の地点を補強して、玉形を良くする)
4.▲2九飛(飛車の自由度を高めて、当たりを遠ざける)
5.▲1六歩(▽1三角を牽制する)

どれが最善かは分かりませんが、私の好みは3.4.といったあたりです。
仮に先手だけが指し続けるとしたら、▲5八玉、▲2九飛、▲7六歩、▲6六歩、▲6七銀、▲5六歩、▲7九角、▲5七角、▲7七桂、▲8九飛、▲8六歩、▲8五歩、▲8四歩、▲8三歩成、、、、といった展開です。

実際はこうは指させてもらえないでしょう。将棋は相手がいるゲームで、先手と後手が交互に指すゲームだからです。それが将棋の本質です。相手は何を企んでいるのだろうか。その企みをどうやって妨害しようか。あるいは相手の企みを逆用する手はないか。相手より早い攻めがないか。そういうことを考えながら指し進めるのが将棋です。

この局面は、先手からも早い攻めがありませんが、後手からも早い攻めがないのです。少しでも駒の働きを良くする。少しでも相手の駒の働きを悪くする。自陣を良くして、敵陣を悪くする。

将棋は攻めるばかりが能ではない。関ヶ原の合戦で徳川家康は上杉景勝を成敗するために軍を動かしました。しかし、家康は本気で上杉を討とうとしたわけではありません。それは石田三成に反家康の軍を起こさせるための陽動戦術だったのです。家康は決戦を急がずに、諸将の家康に対する忠誠心を試し、西軍を切り崩し、準備を着々と固めました。ところが秀忠の方は、功を焦って、真田の挑発に乗って小城の攻略に手間取って、肝心な関ヶ原の合戦に遅参して、家康から不興を買いました。秀忠には大局観が足りなかったのでしょう。

将棋は難しいゲームです。相手の企み、目論み、思惑がどこにあるかを考えましょう。
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この回答へのお礼

なるほど、互いに良い攻めが見当たらない場合は駒の働きなどを考えるのですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/05 16:13

こんにちは、qzpmgです。


この局面からの指しては、攻めるより王様を囲うほうが良いです。
先手側からの指してだけ書くと、69王、76歩、77銀、79かく、
78かく、79おう、88おう、66ふ、とすればいいとおもいます。
後手からは、すぐ攻める手、そんなにないので、後手側は、
5、6、7、筋の歩突けないですよね。歩をつくと、35歩、からの
桂頭攻めできるので、
なので、王様を囲ってから、桂馬こうかんして、端攻めはどうですか?
自分ならそうしますけど、bururutti-2さん、これで勝てるとおもいますよ。
では、
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この回答へのお礼

端攻めですか。随分手数がかかりそうだけど試しにやってみます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/05 15:42

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