電子書籍の厳選無料作品が豊富!

加門七海著の「もののけ物語」の中に、大黒様の酒器の話が出てきます。
「大黒様の背負った袋と杯が繋がっていて…杯部分に酒を入れると、どんどん中に吸い込まれてゆき…吸い込まなくなった後は、呑んでも呑んでも杯が空にならない…」というような、カラクリのある酒器です。
これによく似た酒器の話を「知人の漫画家」が描いていたそうで、これを読んだあと、嬉しくなった加門七海氏は、そのからくり酒器を「知人の漫画家」に譲ったと書いてありました。

「知人の漫画家」は多分波津彬子先生で、その漫画が「雨柳堂夢咄」だと思うのです。

何巻に載っている話か、ご存知の方、お教えください。

A 回答 (1件)

波津彬子『雨柳堂夢咄』其ノ四


に収録されている「第二十七話 夏の盃」のことでしょうね。
この話に出てくるのは布袋様の徳利で、カラクリではなく、割れた盃の代わりに決して無くならない盃を蓮が用立てる、という物ですが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました! 探して読んでみます。今まで手が伸びなかったもので…。

お礼日時:2014/09/26 09:52

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!