イスラム教徒の彼氏との関係について

現在アメリカに留学中なのですが、ここで中東出身の彼氏に出会いました。もうすぐ5ヶ月ほど付き合っていることになります。彼はほんとうに良い人だし、一緒にいて楽しいのですが、私たちにはいくつか問題があります。まず１つは私は宗教を信じているわけではなく、彼はむちゃくちゃ熱心ではなさそうですが、イスラム教徒です。お酒は飲まないし、豚肉も食べません。1日長いこと一緒にいても祈っている姿は見たことありませんが…そしてもう1つは、私はもう後数ヶ月で日本に帰らなくてはいけなくて、彼はまだ4年こちらで勉強しなければいけません。私も将来海外で就職したいか日本にとどまりたいかわかりませんが、この関係を続けるのであればそうとうな遠距離になります。まだお互いの遠い将来の話をしたことがあるわけではありませんが、私が帰国するまでにはある程度は話し合わなければと思っています。やはりイスラム教は厳しい宗教ですし、わたしが将来ムスリムになる覚悟があるかと聞かれると、正直まだ覚悟はできません。でも彼のことはほんとうに好きだし、彼もとても私のことを思ってくれています。真剣に考えているので、何かアドバイスをいただきたいです。

No.1 回答者： halllah 回答日時： 2014/10/20 01:03

宗教の壁を越える気がないなら、

甘くて切ない思い出として諦める方がいいと思う。
本当に好きとか、そういうのは将来の生活にはあんまり関係がないよ。

日本はいまでも宗教が色濃いんだけど、
それを感じられず、特定の宗教に熱心になることがないという場合の改宗は
それはそれでハードルが高いことだと思う。
ましてや、多神教（日本も）と一神教はさらに壁が…。

とりあえず、イスラム教や彼の生まれた土地の生活・宗教観、
結婚したあと女性はどういう生き方になるのかなどをちゃんと調べてみたら？
また、彼の方はあなたと宗教とどっちを取るのかという話も
いつかはしないとダメだろうね。

好きだけでは乗り越えられないこと、それは食生活と宗教だよ。

No.2 回答者： yaasan 回答日時： 2014/10/20 01:55

イスラムは男尊女卑の厳しい世界です。

彼の信仰が半端であっても中東に移り住むなら少々人権のない生活は覚悟しないといけません。日本は平等が過ぎて女性に優しい国であります。その状態に慣れている中では考え方を改めるのも大変と思います。

好き嫌いだけで済む問題ではないです。二人で乗り越える努力ができるならお付き合いを続けていいのではないでしょうか。

No.3 回答者： kia1and2 回答日時： 2014/10/20 10:38

イスラム教徒の息子の第一夫人は、息子の意思などまったく聞かずに親が決める。

それに反抗すると家族破門で、一切の親・親戚からの援助がなくなる。海外に留学すれば、半年で最低２５０００ドルの費用。自分で働いて払えるような金額じゃないです。もし、その人が、一言でも誰かと一緒になりたいなどつぶやくと、在学中でも、即、親の決めた相手と結婚させられてしまいます。

若い頃の楽しい思い出に留めておくことです。

No.4 回答者： onemuslim 回答日時： 2014/10/20 19:10

私は中東出身の彼と留学先で知り合い結婚して5年になる日本人です。

質問者様の彼氏の様に私の夫も怠け心でお祈りしないことがありますし、彼は私にスカーフ・断食を強要しません。でも酒・豚肉は口にしませんし断食月も断食します。出会った頃はもっと酷くて、一緒にクラブに行ってお酒を飲んだりしていました。

私達の結婚がうまくいっているのは、やはりお互いの人生に対する考え方が似ているという事に尽きると思います。ちなみに私はイスラム教を信じています。私の場合は、以前から生きるということについて常に考えてきたこともあって、入信はすんなりでした。決意したのは夫と出会ってからです。夫と死別・離婚することが将来あったとしても、イスラム教から離れるつもりは毛頭ありませんし、次の夫を選ぶ機会があればイスラム教徒の中から選びます。質問者様、死ぬのは怖くないですか？

質問者様の彼氏が良い人なのは、イスラム教を信じているからなのですよ。「イスラム教は厳しい宗教」と考えてしまうのは、日本人の考え方から抜け出せないからです。そもそも信じているものが違うのですから。この辺が日本人はわかっていないと思います。「イスラム」という重過ぎる言葉の響きに押しつぶされて、正確な判断ができていない様に見えます。これは日本の朝鮮人差別と根が同じだと思います。イスラム教徒の日本人妻はマインドコントロールされているなんて聞きますが、日本人は生まれた時から「日本人は世界で優れている。」とマインドコントロールされているじゃないですか。違う信条を持つ人間同士分かり合えることがあり得ないのは当たり前。だからお互いを傷つけ合わない様に共存していこうね、というのが理想ではないですか。

世間から「悪い」と言われているイスラム教徒達に惑わされないようにして下さい。お祈りを毎時しようとしないムスリムと、強姦をしても平気なムスリムは、どちらもイスラムの教えに反しているムスリムです。ムスリムではなく、その宗教を見る様にして下さい。

日本人の考え方に固執する方達には私や私の宗教を理解するのに苦しむでしょうね。本当に人種差別しない人達ってなかなか世界中どこに行っても見つけるのは難しいんですよ。

さて、本題です。遠距離でも近距離でも続くものは続きます。大切なのは、自分が納得するまでできる限りの情報を集めてから決断することだと思います。それまでは距離は関係なくお友達でいいのではないですか？情報の集め方も、インターネットだけではなくて日本のモスクに通ってみたりして下さい。

で、質問者様がこの関係を続けていくのなら、いくつかお願いがあります。

彼とうまくいかないことがあれば、それをイスラム教のせいにして欲しくない。それは人種差別と同じことだから。

そして、もしこの先質問者様が入信することがあれば、以下のことを覚えていて欲しいです。

入信すればどこへ行ってもあなたは日本人ムスリムというマイノリティーです。そこから来る差別は覚悟して下さい。私自身、ムスリムが大半を占める第3国で生活していますが、同じ宗教だからと言って現地のムスリム達から慕われるということは皆無です。ムスリム家庭で育ったムスリムの中にも、イスラムが教える様に人種・文化の違いを超えて仲良くできる人達を探すのは困難です。中には「あぁ、神様じゃなくて彼の容姿があなたを改宗させたのね。」と嫌味を言ってくる人間もいます。また、結婚を機に改宗した日本人女性と知り合いになることもあるでしょう。でもその女性が結婚だけを理由に改宗していた場合、その女性からも「スカーフ、断食、バカみたい。本当は信じてないくせに。」と陰で言われて疎まれます。あなたはどこに行っても一人。厳密に言えば、神様しか側にいません。その事実に押し潰されない様に意識して下さい。

幸い、私の義理の家族・親族はみんな良い人達です。たまに彼らの国を訪れると温かく迎えてくれます。女性に優しいムスリム男性との結婚はとってもとっても幸せですよ。そんな幸せな結婚生活を歩んでいる世界中のムスリム女性達はただ表に出ようとしていないだけで、メディアではなかなか探すことができません。

良い選択ができますように。