
6月20日放送のNHK杯で二歩の反則負けがありました。
(先日の今期B級1組1回戦でも二歩があったらしいですが)
あと、おそらく10年ぐらい前になると思いますが、某九段(当時八段)が、自玉のトン死筋をうっかりしたため次の手を指すことを放棄したのか、記録係に30秒目を読まれてブザーが鳴った(=時間切れ負けになった)ことがありました。
珍しい反則負けとしては、
たしか数年前の銀河戦だったと思いますが、某八段が持ち駒の銀を持って「成銀打ち」した例、
某九段が、自玉に王手がかかっているのに、次の一手で、相手の玉に王手をかけ返してしまった例
は見聞きしたことがあります。
さて、そこで質問なのですが、上記以外にプロ棋戦で・・・
1.NHK杯で他に反則負けの前例があれば教えてください。反則の種類は問いません。
2.番勝負などの重要対局で反則負けの前例があれば教えてください。これも反則の種類は問いません。
3.上記以外に、珍しい反則負けの前例があれば、棋戦を問わず、教えてください。
インパクトのある情報をお待ちしております。(笑)
お一人一つのご回答でも構いませんので、よろしくお願いいたします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
手許に資料がなく、記憶だけになりますが…
2-(1)「二歩」大山‐原田戦
昭和30年代の初めごろの九段戦(龍王戦の前身)だったと思います。終盤原田九段の飛車打ち(王手)に打った合駒の底歩が二歩だったが両者気づかず5手進んだ後に九段が気づいた。
2-(2)「時間切れ」升田‐大山戦(だったと思いますが相手は木村名人だったかもしれません)
やはり30年代のタイトル戦ではなかったかと思います。
3-(1)「空成り」
四段目に打った飛車を敵陣に打ったと勘違いして自陣に引き「成って」しまったもの。
3-(2)「後手指し」
先手後手を勘違いして第1手「後手34歩」と指してその瞬間に負け。
3-(1)と3-(2)は同一棋士が2局連続で指しています。現役の高段者ですが、奨励会時代に2局続けて昇段のチャンスだったのに1局目を空成りで負け、ショックで呆然とし先後も確かめず指してしまったと後にエッセイで書いています。
他に「二手連続指し」もあったと思いますが大きな棋戦ではなかったようです。
ご参考になれば幸いです。
おぉー、凄いのが出てきましたね。
ありがとうございます。
空成りの反則は、やはりプロ棋戦でないのですが、NHKで放送された小学生名人戦の準決勝で、角を空成りした少年がいたのを見たことがあります。
No.4
- 回答日時:
以前に将棋世界で読んだんだけど、プロの将棋で先手7六歩・後手3四歩と突き合った後、先手が6六歩とせずに7八銀と上がったため(次の次の手を先に指してしまった)、8八角成りと自角をタダ取りされて、すぐに投了した話があったそうです。
No.3
- 回答日時:
ご要望にズバリ当てはまる情報は持っていないのですが、少しおしゃべりさせてください。
まず、NHK杯戦で反則負けの前例があったかということについて。これ、ある棋士が二歩をやったという話を聞いたことがあります。ただあまりにもあやふやな情報のため、裏付けをとろうと思ったのですが、結局何も見つかりませんでした。何年くらい前のことなのかもわかりません。反則で有名な関西の九段とだけ言っておきます。これを読んで思い出された方がいたら、情報を寄せてくれるとありがたいです。
ちなみにこの棋士は、「王手の放置」と「行き場のない駒を打つ」以外の反則はすべてやっているとあるサイトに書いてありました。ということは「打歩詰め」もやっているのでしょうか。URLは載せないでおきます。
◇ ◇
数年前のNHK杯戦で、反則がおこりそうになったのを目撃したことはあります。加藤一二三九段対神谷八段。終盤で自身の悪手に気づいた加藤九段は、あわてて今動かした駒を元に戻そうとしました。神谷さんが「ン!」とか言ったので、「失礼、失礼」と言って止めましたが、もし「待った」が成立(?)していたら、それは「待った」という反則なのか、それとも「二手指し」ということになるのかどっちなんでしょうか。疑問がつきません。
◇ ◇
テレビ東京主催の「早指し選手権戦」で二歩を目撃したことがあります。これは重要な対局とは言えないと思います。けれども、今回の件の反響の大きさでもわかるように、反則という観点から見た場合、TV棋戦はインパクトが強いですね。もちろん、NHK杯戦とでは視聴者の数に雲泥の差がありますが。
それは田中寅彦九段対有吉九段の一戦でした。有吉さんが二歩を打ったのですが、両対局者とも気づかず、盤面を睨んだまま。棋譜読み上げの高橋和さんはすぐに気付き、「あら、どうしましょう」といった表情をしながら、ディレクターか何かの方へ視線をちらちらやっていたのですが、そのうち意を決し、「まで、○○手を持ちまして、田中九段の勝ちとなりました」と言ったら、両対局者は一瞬、「えっ!」といった表情で高橋さんの顔を見た後、盤面を見て「あっ!」。なかなか貴重な瞬間を見せていただきました。
ところで、私は、高橋さんが「まで…」と言った判断は正しかったのかどうか、ずっと悩んでいたのですが、今回この回答を書くにあたり将棋連盟の規定を読んだら、答えがわかりました。
・終局後は反則行為の有無にかかわらず、投了時の勝敗が優先する(投了の優先)。
・対局者以外の第三者も反則を指摘することができる。
反則に関しては、「助言」をしても良かったのですね。納得。
◇ ◇
次に、「プロの公式棋戦」というのを〈意図的に〉拡大解釈いたしまして、女流プロについて。女流の対局で「三歩」が出現したということを聞いたことがあります。つまり、二歩に気付かず指し続け、とうとう三歩目を打ったと…。これは、雑誌か本で読んだのですが、その時点で既に、対局者の名前は伏せられていました。
◇ ◇
最後に、これはプロの将棋ではなく、おそらく奨励会か何かだと思うのですが、おもしろいので紹介させてください。NHK杯戦で解説者が話していたことです。
角を交換する時、相手の角をひっくり返して、自分の角を駒台にのせる人がアマチュアでは時々いますね。プロだと内藤国雄九段がやるのを見たことがあります。
で、その解説者が言うには、相手の角をひっくり返し自分の飛車を駒台にのせて反則負けになった人がいたそうです。プロではないけど、これが私の聞いた中で一番インパクトが強かった。
ご質問の主旨に合わない、駄辯の数々おゆるしください。
No.1
- 回答日時:
知っているので名人になったこともある某棋士が奨励会員時代の公式対局で珍しい2歩をやっています。
局面は歩がぶつかっている状態(75歩と76歩のような状態)で歩を打ちましたがその時歩がぶつかっているところのすぐそばに打ったらしいです。つまり
歩(打った歩)
歩(敵)
歩(自分)
2歩はプロでも結構あるようですがさすがに歩が縦に3つ並んだ2歩はアマでもないかと・・・
この回答への補足
ありがとうございます。
それは、かなり珍しい二歩ですね!
すみませんが、教えてください。
私の質問は、プロの公式棋戦についてなのですが、ご回答の「公式対局」「奨励会員」ということからして、それは新人王戦等で四段以上の棋士と指した対局での反則ということなのでしょうか?
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