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【夜の遊び】京都の芸者遊びと銀座遊びはどちらの方が魅力的ですか?

どこが魅力的なのか教えてください。

A 回答 (1件)

わたくしはどちらにもそれほどの魅力は感じません。

ですが、双方に共通した魅力が存在することは理解できます。

京都のお茶屋さん遊びも銀座のクラブも、そこで楽しむには、まず経済的に十分に裕福でなくてはなりません。そしてさらに、社会的にある程度の地位にあること、そして仕事の能力とともに遊びにも粋を知り洗練されたものの持ち合わせも求められます。

お茶屋遊びや銀座遊びは、その遊び方の魅力に先だって、そうしたある意味のエリートであることを自身に再確認させてくれる場所であると言っていいと思います。真にお茶屋遊びが出来る人は、やはりひと握りのエリートなのですから。

ですから、本当に格式の高いところでは、一代で大当てした成金セレブなどはまずはほとんど門前払い。会社の交際費で遊ぶ連中とか、民間企業にたかる高級官僚、遊び慣れない野暮天、粋な遊び心が欠けている連中、こんな連中でも、大切なお客様であれば、そりゃそれなりに、なんとか一応もてなしてくれるでしょうが、裏では塩をまかれたり、軽蔑されているはずです。

家代々が贔屓にしている店があり、成金セレブなんかではない本物の素封家であり、社会人として立派な地位にあり、知的で物知りで、古来の遊びに精通しており、落ち着きと粋な雰囲気があり、遊びが上手で引き際が綺麗。せめて最低この程度の人物であれば、そうした格式のあるお店でも、威張り散らすこともなく、ただ品よく遊んで帰る…、そのひととき、それがこうしたお店の粋な楽しみ方だと思います。

それでは、京都の芸者遊びと銀座遊びはどちらの方が魅力的か…、それは、遊びに行く人の趣味嗜好と知的レベルによって大きく違ってくると思います。

芸者遊びは、まず芸者さんの舞踊、小唄、端唄、都都逸などに精通し、それを好み、また古来からのゲーム的な遊びに精通して楽しむことが出来なくてはなりません。

それだけでなく、床の間に生けられた生け花を愛で、掛け軸に書かれた内容が理解でき…などと相当の知性も求められる世界です、そして、そうした世界が好きで、店側にも一目置かれ、大切にされ、それが楽しめてはじめて芸者遊びが楽しめるのです。

また、お茶屋遊びは、商売やビジネスの上で大変有効な情報源になっています。こうした場所に出入りする人たちは、実はこうしたメリットを大切に考えているものです。

銀座も、基本的にはこうした京都のお茶屋さんとおよそ似たり寄ったりです。お店の格式もそれなりに存在します。ですが、さすがの銀座も、ほんの一部、大変格式を重んじるクラブがありますが、今日ではそのほかは格式もかなり緩んでしまっています。

早い話しが、表向きの建前はともかく売上高が一番大切、稼げそうなホステスを揃え、成金セレブの一見さんでもよほど品が悪くないかぎりは大歓迎。ホステスさんたちも京都の芸者さんほど基礎をきっちりと叩き上げられているわけではありません。となれば、客側も芸者遊びのようにまでは粋である必要もなく、教養や知的な要素も必須条件でなく、お金さえあれば、そして誰か常連の紹介でもあれば、誰でも気軽に利用できます。

ただ、そこにはよく訓練された艶やかな踊りがあるわけでもなく、群がるホステスにケチケチしないでしっかり遊ばせてやって、本人はただ、品よく静かにお酒を楽しみ上手にひとときを過ごして、そして、後から追いかけてくる高額の請求書に驚かないなら、それも良し。

どちらが魅力的か、あとは感じ方とか好みの問題でしょうか。
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この回答へのお礼

みなさん回答ありがとうございます

お礼日時:2015/09/28 22:26

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