
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
#2にいただいたお礼を拝見しました。
なるほど言語心理ですか。では、ご興味があれば言語心理学について解説している本をめくってみて、そこで引用されている作品を読めばいいし、そこまで興味が高まっていなければ、戯曲などを読んでみてはどうでしょう。井上ひさしと三島由紀夫といった、両極端な性質の作家の戯曲を、興味がある順に読むなどしてみては? 基本的には「純文学」と呼べるものを読んでいれば「恥ずかしく」はないと思います。
ちなみに、"文学部と言っても、大学によって性格が随分違う”のはわかって回答しています。さらには、時代によっても大学は変わりますよね。でも質問者さんが求めていらっしゃるのは、必ずしも入学先に合っているものではなくて、入学を意識してはいるものの、「著名な文学作品」全般についてアドバイスを求めていらっしゃるものと解釈しました。
難しいものは入学後に読まされるだろうし、今は楽しめるものを読んでおいて、入学後に学部内の学生と文学談議を楽しめるようにしておくくらいでいいのではないかな、というのが私の意見ではあります。
この回答へのお礼
お礼日時:2017/03/08 19:21
回答ありがとうございます。
そうなんです。自分は読んでいる本が極端なので、文学作品への理解が足りず、周りについていけなくなってしまうのではないかと思っていて。
戯曲は読んだことがないです。
よんでみます!
文学談義したいです!
No.4
- 回答日時:
(1) 過去30年ー50年ほど、文学批評理論のドラスティックな変貌がありました。
そんなこと全く知らないで、知ったかぶりをしている人も多いですけれど。『国文学 知の最前線・100冊の本』(学燈社)はもう発行年代は古い本でですが、批評理論に関する貴重な情報がいっぱい詰まっています。世界文学のレベルで論じています。
中沢けい『書評・時評・本の話』(河出書房)は、小さな活字で700ページを越える著作。「本を読む目」が肥える本です。
『世界文学101物語』(新書館)は一流のメンバーによる、世界文学の紹介の書。とにかく執筆者が優秀。あまり深みはないが、世界の展望には向いている。
紹介するために、あと6冊、パソコンの横に準備したけれど紹介はここでやめておく。
聞きたかったらまた質問して欲しい。
伝統的な<解釈批評>を行うか、<近年の知見を援用した批評>を行うかによって、方法論は全く異なるし、参考文献も異なる。ここは大事な点。
そうね、デイヴィッド・ロッジ『小説の技巧』(白水社)も読んだ方がいいかな・・・
(2)うえは、批評、解釈の「方法論」を主に問題にしたわけだけれど、「方法論」以前に、何を読むかが重要な問題。
ヨーロッパ、アメリカ文学を読んでいると、何の前置きや、注釈なしで、古代ギリシアの神話の主人公の名前が出てくることがある。突然、前置き無しで「まるでピグマリオンのように・・・」などという表現が頻出する。そういうことがあるので、ギリシア・ローマ神話の知識は不可欠。同じ『旧新約聖書』も必読。聖書の知識が無いために文章が理解できないということは、よくあること。
最後に。入学おめでとうございます。
No.3
- 回答日時:
文学部と言っても、大学によって性格が随分違うんですよ。
回答する人は、それ分かってて回答しているのですか?慶應なんか、本当にあるとあらゆる学科がありますからね。
でも、「文学系」のものをお探しのようですね・・・
ちょっとまって下さい。リストを作ります。
No.2
- 回答日時:
文学部といっても学科によります。
仮に日本文学だとしたら、ラノベ以外の小説なら何でも。思い浮かばないなら、直木賞か芥川賞を受賞した作品。それだけは入学前に読んでおくといいです。さらには、夏目、太宰、鴎外、谷崎、川端のいずれかの作家の作品を何でも読んでおくと、なおいいです。この中で万人にとって読みやすいのは芥川。あとは百人一首カルタでも遊んでてください。
また、これは入学してからでいいので、興味を持てるテーマを、なんとなくでいいので、ひとつ決めておくといいです。そのテーマは、作家でも作品でもいいのですが、例えば「文学を通して知るお菓子」みたいなテーマでもいいのです。そのテーマで4年間なら4年間の勉強を進めていくと、大学という場を有効に使えると思います。
ちなみに、文学部は小説家を目指すための学部であるわけではありません。
この回答へのお礼
お礼日時:2017/03/07 21:49
回答ありがとうございます。
私のところは学科でわかれていないところです。
太宰大好きです!!
他の文豪読みます!
言語学の生成文法に興味があって、言語心理が学べる学校を選びました。
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文学部では言語心理を学ぼうと思っています。