■ミニサイズの家具や小物がかわいい!
「ミニチュアスタジオ」は、横浜市瀬谷区五貫目町にある撮影スタジオ。最寄駅は東急田園都市線「南町田駅」になるが、歩いて15分ほどかかるので、用意されている車での送迎サービスを利用するのが便利だ。
広い倉庫を改装したスタジオ内では、本格的なミニチュアセットを利用して、ペットやドール、フィギュア、ぬいぐるみなどの写真や動画を撮影して楽しむことが可能。ミニチュアセットは基本的に6分の1スケールで制作されているため、ペットの場合は10~25cm、ドールやフィギュアの場合は15~25cmくらいが撮影に適したサイズになる。ハムスターやハリネズミ、リス、小鳥、カメレオン、トカゲなどの小動物や爬虫類にピッタリのスケール感だ。
用意されている背景セットは、パステル調のファンシーな「バイオレットルーム」、赤を基調とした華やかな「花魁セット」、優雅でゴージャスな「ロココスタイル」、レンガの壁が印象的な「ブルックリン」など、十数種類にもおよぶ。スタジオではお客さんのリクエストに応じて随時新しいセットを制作しているそうで、ねんどろいど向けの12分の1スケールの和室なども用意されていた。
家具や小物は各セットにあらかじめ配置されているが、それ以外にもさまざまなアイテムが用意されており、自分で選んで設置することもできる。どのアイテムもディテールまでこだわって作られているものばかりで、見ているだけでも楽しい。ちなみに、ペット撮影に使用したアイテムは撮影後にちゃんと清掃・消毒され衛生面の心配はないそうだが、どうしても気になる人向けにドールやフィギュア専用のアイテムも用意しているとのこと。
■ハリネズミの撮影にチャレンジ!
取材時は、ちょうどハリネズミの飼い主向けに撮影会・交流会が実施されており、かわいらしいハリネズミたちが大集合していた。せっかくなので、飼い主の方の厚意に甘えて撮影させてもらうことに。
どのハリネズミもとってもかわいらしく、見ているだけで癒されてしまうのだが、好奇心旺盛すぎてセット内をちょこちょこ歩き回るため、なかなかシャッターチャンスがつかめない。しかもモグラに近い生き物で暗い場所を好むため、ともすると家具の下や陰に隠れようとする。本棚の裏に回り込もうとしたり、部屋の中に置かれたコタツにもぐり込んで丸くなったり……フリーダムすぎ!
そのためベストショットを狙うのはなかなか大変だが、こうした愛嬌ある姿を写真に収めるのも、それはそれでおもしろそうだ。実際、取材時もお客さんの笑い声が絶えず、ペットとの触れ合いを楽しむ雰囲気が伝わってきた。
ちなみに、ミニチュアの家具や小物は材質や塗料、接着剤なども安全性の高いものが使用されており、重量も軽いので、万一ペットが口にしたり倒してしまったりしても心配ないとのこと。また、撮影ブースにはネズミ返しなどが設置されており、ペットがセットから落ちて怪我しないよう細心の注意が払われている。ペットがセット内で粗相した場合も、すぐスタッフが念入りに清掃してくれるので安心だ。
ハリネズミ撮影の様子を動画でチェック!
ニコニコ動画で見る→https://bit.ly/2xwBXTA
■癒し系キャラのマモニャン登場!
今回の取材には、「教えて!gooウォッチ」の4コマ漫画でも人気のお守り猫「マモニャン」が同行してくれたが、そのリアルなミニチュアセットに興味津々の様子。そこでモデルになってもらうことに。
数種類のセットをお借りして、サイドカーに乗るマモニャンや、ソファでくつろぐマモニャン、和室でまったりお茶しているマモニャンなどを撮影してみたが、精巧なミニチュアのおかげで、まるで現実世界に存在しているかのように撮ることができた。お気に入りのドールやフィギュア、ぬいぐるみで撮影すれば、いっそう愛着が湧きそうだ。
なお、今回は事前にスタジオのスタッフの方が制作してくれたミニチュアパソコンを使って、マモニャンがSNS更新にも挑戦してみた(!?)。マモニャンたちの満足げな表情を見ると、うまく投稿できたみたいだ!
このミニチュアパソコン、画面が変更できる仕組みになっているそうで、通常のミニチュア撮影に使用することも可能とのこと。気になる人は、ぜひスタジオのスタッフに相談してみて!
なお、「あなたが飼っているペットを教えて!」と「教えて!goo」では回答を募集中だ!
【施設情報】
ミニチュアスタジオ
場所:神奈川県横浜市瀬谷区五貫目町8-5
営業時間:10:00~20:00(電話受付は18:00まで)
「ミニチュアスタジオ」公式ページ