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最近登記簿謄本を見る機会に恵まれました。 東京23区中心で気が付いたのですが板橋区だけフォーマットが違うのです。 所在・地番・原因及びその日付・権利者その他の事項全てで平成2年以前に受け付けた文書が壱・弐・参などの漢数字になっているのです。 

昔、アラビア数字は書き換えなど不具合が起こりやすくそのため漢数字であったと聞いた事があります。 しかし現代のPC文化においてはそれはもう過去の話です。

しかも他の区は明治の情報であっても全てアラビア数字で記載されています。
信じられない事ですが板橋区はなぜか特別な区なのでしょうか?

理由をご存知の方がいたらお教えいただければ幸いです。

質問者からの補足コメント

  • 登記簿謄本→登記事項証明書の誤りでした(ご指摘ありがとうございます)

      補足日時:2017/11/28 11:54

A 回答 (3件)

東京法務局板橋出張所が,不動産登記に関して全国で最初のコンピュータ庁になったのですが,その際に登記されている文字もそのままで電算化することとし,漢数字をアラビア数字に変換することなく(数字の移記ミスを防ぐためだったのだろうと思われます)そのまま移記したたためです。



不動産に関する物権の権利の得喪及び変更は,登記が対抗要件になっています(民法177条)。その対抗要件に不備があったせいで取引の混乱が起きては大変です。間違いは許されません(しかも移記作業自体は外注ですから)。
とにかく最初ということで,帳簿型登記簿を電算化するにしても,実際にやってみないとわからないことも多いと考えられたのでしょう。実際,帳簿型登記簿の手書き文字は難読部分もあり(文字がかすれて読めない戸籍簿よりはまだましですが),コンピュータ化の際に間違って移記されていることがあるため,そのような場合は登記名義人の申し出により職権更正してもらう場合もあったりするのですが,そのような事故を極力抑えるために,初期の移記作業では,漢数字は漢数字のまま移記したのだと思われます。

そのような作業が行われた結果,その対応策が見出されたのか,慣れたのか,数字の読みづらさについての不評が多かったのかわかりませんが,数字はアラビア数字にして移記することになりました。それはつまり,「板橋の犠牲があったから」ともいえます。

現在の漢数字をアラビア数字に変換することについては,コンピュータシステムでの処理ということを考えると簡単にできそうではありますが(置換をすればいいだけですから),ただ人名や地名等の固有名詞に漢数字が使われている場合もあり,それを考えると簡単にはできない(その見直し作業も非常に困難ですから)ということで,漢数字を改められずにいるのでしょう。

なお,一時登記簿謄本(登記事項証明書)の交付手数料が1通400円(閲覧1件200円)から段階的に1通1000円(閲覧1件500円)にまで上昇したのは,このコンピュータ化作業の費用に充てるためです(現在はコンピュータ化が終わっているので1通600円(オンライン申請ならもうちょっと安くできる)にまで下がっています)。
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この回答へのお礼

ご解説の意味は了解しました。 でもなぜ板橋区だけが? というお答えも頂きたいと思います。 そしてそれは今後も変わらないという事でしょうか?

お礼日時:2017/11/28 11:45

謄本って不動産の書類?


ご覧になったものは閉鎖謄本じゃないですよね?
閉鎖なら過去のものをそのまま印刷します。
今は謄本という言葉を使いません。
登記事項証明書。
土地情報を管理する法務局は総務省の管轄。
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この回答へのお礼

ご指摘ありがとうございます。 ですが管轄や名称をお尋ねしているのではなく事実の原因をお尋ねしているのですが...

お礼日時:2017/11/28 11:48

それが典型的な「役所仕事」というやつです。

平成2年前後のコンピューターデータ化の時に恐ろしくこだわる人がいたのでしょう。

最近、年金を管理している社会保険事務所で「書類の管理をイロハ順にしていて効率が悪い」と言うニュースがありました。なぜアイウエオ順じゃないかは分かりませんが、どこかで「こうすればほかの仕事をしている人にはやりにくい」という発想で決めたのだと思います。役所の仕事にはそういうのがいっぱいあります。
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この回答へのお礼

つらい・・・

未だにそんな事をしているんですね.. 利用者の側に立った発想をしていただけない事を悲しく思います。

お礼日時:2017/11/27 17:46

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