プロが教えるわが家の防犯対策術!

高校で理系の授業をとってる人が日本史を勉強(独学)したり歴史能力検定を受けるのはおかしい事なのでしょうか?
そして理系は歴史学科(大学)に入れないのでしょうか?

私は理系選択者ですが日本史が好きなので自分で教科書やら参考書やらを買って自分なりにノートにまとめて勉強しています。また、歴史能力検定、歴史学科(大学)を受験しようと考えています。
その事を文系選択者の人に言ったら
「理系なんだから日本史やらなくてよくない?数学や化学だけでいいじゃん。検定も受ける必要ないじゃん。理系選考なんだから歴史学科に入れるわけないじゃん。」
と言われました。
やはり、理系が日本史の勉強をしたり、歴史能力検定、歴史学科を受験するのはおかしいことなのでしょうか?

また、最近の高校の日本史は幕末や明治維新などをやらないのでしょうか?

この間文系選択者の友達に「明治維新から150年だね!」「新選組が~」「木戸孝允が~」「高杉晋作が〜」など話していたら全て「明治維新って何?」「誰それ?」と言われました。
赤穂浪士の話をした時もそのような反応をされました。

高校の授業でそこまで進んでないとはいえ中学やテレビ等で名前を聞いたりすると思うのですが違うのでしょうか?

A 回答 (2件)

理系とか文系とか分ける事それ自体がおかしいんですよ。

近年の歴史学は理系の研究成果の宝庫です。
発掘した遺物は、科学装置を用いて、年代や材質を調べます。
最近、日本書紀の言葉についてプログラムを組んで分析した結果、日本書紀の作者は3人いるという事が明らかになりました。

だいたい理系とか文系とか分けているのは、武官だ文官だと分けている東アジアの悪い癖ですよ。欧米の大学では、そんな区分なんてありません。
大学受験なんて、点数さえ取れば合格するんですから。歴史学科で受験しても構わないですよ。進みたい道を進めば良いのです。

ただし何学部かで、選択できる職業は限定されてしまうので、将来どういう仕事をしたいのか。歴史を仕事とするのか趣味とするのか。よく考えて進路を選ぶのが良いと思います。
    • good
    • 1

理系希望者で歴史好きとは若い頃の自分を見ている気がしました。


私の学生時代は40~50年位前の話ですが、当時の通った高校も文系・理系に分離。休みが多く、教師が教科書を終わりにせず、いつも半分くらい残したままで進級を迎えさせるのが不満でした。時間任せで計画性のない授業ということですかね。ということで時々、教科書の終らないことで不満をぶつけていました。そのくせ、上の学年に行くと担当が代わり、そこではもう終わったことにして次の段階から授業が進行して当てられて答えられないと怒られてぶたれるなど、不満の連続でした。後に体罰と叫ばれましたが、当時は教師による生徒への体罰が丸で流行という感じでした。いやな時代ですね。不審に思って質問する生徒の発言で初めて教科書の終っていないことが発覚という状態でした。今はどうですか。教科書不消化科目は理系クラスなら文系科目、文系クラスは理系科目が目立つ。それでいて中間・期末試験による順位争いも激しく成績上位者は成績優秀・品行方正として年度末終了式で表彰状がもらえる時代でこれをもらいたくて勉強したのも思い出ですね。授業で教わらない部分は独学で補充もやむなしですか。
さらに困るのは試験問題作成者が理系は文系担当教師が作り、文系クラスは理系担当教師が作るため授業内容で教わらない問題も試験に出題されて試験終了後の授業で、授業で教えていない問題は答えられてなくてもかまわないで済ます無責任教師もいた。それでいて試験成績上位者は表彰ものなどで争う時代でした。これは現代国語と古典の授業話で
日本史や世界史の話ではないので余計ですか。でも歴史解明にはあなたが歴史家の道を歩むなら、直接古典原書をやがて読むことになるかなと思って今は知識を学ぶことも大事という意味で述べました。
私は理系クラスで大学も理系の物理科に進学。数学や理科のほうが優しい気がしたのでね。ただ、趣味で歴史を独学で研究。親が歴史好きで大河ドラマに夢中で話を合わせないと困る面もありました。
大学卒業後は理系の科目の成績と食うための問題ですか。歴史で飯は食えないと親に言われて結局コンピューター系の会社巡りをして就職先を決めました。当時は就職氷河期の時代で決まるまでに何社回ったか選定受験先決定に苦労したのを覚えています。
就職しても仕事(プログラマー&システムエンジニア)の合間に休暇を無理に作り、歴史で興味のある神社・仏閣・名所旧跡巡りの旅行によく出かけました。周囲の同僚から白い目で睨まれ、上役も休みを与えることに不満があったようです。難しい時代でした。そんな状態では長く続かず、会社員は5年程度で退職。フリーエンジニアになるが、歴史家の夢を捨てきれず、遂にエンジニアをやめて歴史作家として本を出版、今は歴史作家一本です。でもここまで来るには大変でした。この道で喰うにはすごい覚悟がいりますよ。
あなたの話を聞いて長く余計なことを述べた気もしますが、私の生涯の思い出話は参考になりましたか。昔を振り返ってやりきれないストレス発散の思いで書いた気がする。
頑張ってください。あなたの崩れない初志貫徹を応援しています。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!