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理系を自称する人、あるいは理系関連の書籍などでは、理系は論理的思考が得意とする記述をよく見かけます。
わかりやすいのが数学であり、数学は論理的思考ができないと解を求められない。だから数学が得意な人は論理的という結論になるそうです。

しかし私は文系ですが、理系の方でこれまでに論理的な思考だなぁ~と感じたことはほとんどありません。

会議や討論をしていても、理系の主張はとある条件下に限って(定義)の話をしているのであって、その定義が正しいことを前提として話をする人が多いのです。

例えば、毒蛇に噛まれたとします。
もっとも適切な対処法としては、早めに病院で治療を受けることだと思います。

しかしこのとき、慌てて走って病院まで行くと、全身に毒が回って逆に危険であるという医師もいます。
反対に、走ってでも病院に早く行くべきだと主張する医師もいます。


しかし専門家である医師自身が、蛇毒の対処法で両極端な主張をしているので、どちらが正しいのかは論理的に説明はできないはずなのです。
(仮説には道筋は立っていますが、結論は不明)

もしこれを論理的に説明しようとするのなら、統計的に蛇毒やスズメバチに襲われた人たちの統計をとって、確率的にどちらの方に理があるのか検証すべきだと思うのですが、医師が経験則で〇〇だと言い切ってしまうと、理系の中でも最難関の職種なのに、本当に理系なのか?と疑いたくなってしまいます。

A 回答 (18件中1~10件)

ちなみにこの条件が与えられたら、選択肢と、それに伴うリスクを示せばいい。



1.走って病院に行く。その場合、毒が回るリスクがある。
2.病院に行かない。その場合、いずれ毒が回って死ぬ。
3.ゆっくり病院に行く。病院に遅れて、毒が回るリスクがある。

他に条件がないなら、リスクを加味して意思決定するだけ。私なら3.かな。

ただし、他にも努力すれば、さらに精度のいい意思決定を支援できる。

・実際にじっとしてて毒が回る時間は?
・走るとそれがどこまで早まる?
・この情報を出した人の信頼性は?
・走らないで病院いく選択肢(タクシーを呼ぶ、救急者を呼ぶ、医師に来てもらう)は?

など。どこまで言っても、不確定事項は残りますが、それを制約の中で考えるわけです。
十分論理的思考で、意思決定をサポートできます。

>もしこれを論理的に説明しようとするのなら、統計的に蛇毒やスズメバチに襲われた人たちの統計をとって、確率的にどちらの方に理があるのか検証

バカですね。そんな屁理屈言っているうちに、2となり死にます。

あなたの論理的に、現実性がないことわかりますか?
机上の空論って感じですね。
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屁理屈だね。

そういう屁理屈をこねる奴は非論理的と言われます。
実社会ではまったく役に立ちませんね。

論理的に考えることを、すべての条件や前提条件を確定させ、完璧な演繹法で解を出すことだと勘違いしている。
現実の問題は、わからない条件を経験で補ったり、仮説を織り交ぜ、間違ったらやり直すことで成り立ちます。理系も文系もない。
帰納法だって、仮説検証だって、数値にもとづく推定だって、すべて論理的な行動の一つです。

一般論で言えば、数学的手法で演繹的転回に慣れている方が、論理的思考を行使しやすい。実際、コンサルティングなんかで仕事が出来る人は圧倒的に理系が多いです。
しかし文系でも理系脳の人もいるので、あくまで傾向に過ぎないと感じますし、基本的な論理思考はあくまでコンテキストであり、現実社会はコンテンツが重要。経験、知識、知見などが、ポジティブなマインドや行動指針とともに、論理手法と程よくからまって出せる人が、仕事が出来る人になりますし、その絶妙さを、あの人は論理的だなぁと表現しているだけなのです。
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論理的に考える=唯一解を求める ではありません。

判断の筋道が通っていれば複数解は十分にあり得ます。

質問中の医師の見解についても、その異なる結果だけを切り取って騒ぐ姿勢の方が非論理的に映ります。
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№9の回答者です。


お礼のコメントありがとうございます。

医師の話は触れていませんでしたが、患者側の立場で得意分野なので話します。

統計的な話は無意味です。患者個々によって、ダメージの度合いや症状やそれぞれの薬への適正が全く違うので、そういうことを考えもせず断言するような医者だとしたらヤブです。
また、医者の思考方法には問題があって、工学系の原因不明は原因不明のままにする思考方法の方が優れていると思います。

遭遇したこともない蛇毒例のようなどうでも良いことではなく、身近な病気を考えると、我々一般人の場合、良い医者と悪い医者を見分ける方が大事だと思いますが、総合病院の医者よりも近所の頼れる町医者を見つけて、その方に一生つきあってもらうことが間違いないと思います。

私の場合、身内の大きなけがや病気で、ターニングポイントで医者の診断結果と私の判断が違ったのが四回あって、ことごとく私の判断が正しい結果になっていますので、自信を持って言えます。なかには、どう考えても誤診だろ、や、医療事故だろというようなものもあります。

おつきあいしていただいている町医者の話ではありません。休日の救急病院での診断結果と全く異なる正しい診断を、後日していただいたこともあり、かかりつけの先生を心から信頼し頼りにしています。
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その蛇の対処法の話は、その医者の言った言葉は


「もっとも適切な対処法としては、早めに病院で治療を受けることだ」
「慌てて走って病院まで行くと、全身に毒が回って逆に危険である」
「走ってでも病院に早く行くべきだ」
だけですか?
おそらく、「これこれこういうケースでは」とか「早めにとは言っても○○は控えた方がよいが」とか、他に言葉があったんじゃありませんか?
医者が「どのような時であっても必ず○○すべきだ」という言い方をすることは、滅多に無いはずですが。
テレビ等でそのように言ってた、ということなら、医師の発言が一部カットされたのではないかと思います。
そして、もし前提条件を提示する言葉がついていたのであれば、「両極端の主張」などではありません。
各状況によって最適と考えられる行動を示しているだけであって、前提としている各々のケースでは正しいのです。
論理的に説明をするために統計や確率を出せ、というのも、結局は各ケースごとに統計を取らないと何の意味もありませんよね。
となれば、医師の言っていることと、結局は同じ(ある前提条件では、という話になる)ことでしょう。
前提条件があるということも理解せずに、「結局、毒蛇にかまれたらどうすればいいんだよ!正解を決めろよ!」という言い方をする人こそ、「論理的な思考の出来ない人」ですよね。そんなのは、存在しないのですから。

なお、医師を「理系の中でも最難関の職種」と仰っていますが、確かに医師は「理系」に含まれてはいるのですが、少々系統が違います。
世間のイメージする「バリバリの理系の人」は、むしろ、工学、物理、化学などの方面の人だと思いますよ。
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いずれにせよ、あなたのあげた例は曖昧すぎます。

私は実際にその話のすべてを聞いているわけではないので判断できません。というか、ただ単にあなたがその話の要点を理解できていないように思えます。つまり、あなたが不十分な理解に基づく予断で語っているように思えるということです。
前の回答でも述べたように、あらゆる議論なり、考察なりは、明示されていたり、されていなかったりするものの、何らかの仮定や前提、定義などに基づいて行われていると思います。
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解答を導きだすための、論拠に基づた思考による知的構築プロセスを、論理能力と言うので、文系理系も関係ありません。

文系=humanities-理系=sienceというなら、前者は「人間とは何か?人間はどうあるべきか」を考えるための学問群です。一方、理系のサイエンスは、目に見える現象を成立させる、仕組み=仕掛け=構造=原理を解明する学問群のことです。根本的問いが、そもそも違いますが、その両者の問いの解明に、論理が必要になるだけです。論理は思考構築のプロセスにすぎず、解明の方に重点が、置かれるべきです。
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文系の最難関でもっとも論理的思考能力が必要とされる弁護士でさえも


同じ条例を読んでいるにも関わらず解釈が噛み合わずテレビでバトルしてる姿みたことありませんか?

どちらが間違っている。どちらが正しいというより
どちらも正しい。どちらも間違っているっととらえた方がいいんですよ。世の中は

自分一人で生きてるわけじゃない。社会で生きてくためには誰かと歩幅も合わせなければならない。
でも譲れない何かがある。そういうときに『理由』や『根拠』をしめすのが論理的思考力です


人が何かを伝えるとき、次の2つの経路を辿ります
『思考』と『伝達』です
簡単にいえば脳内処理で思ったこと・感じたことを、文字なり、言葉として言語化して書き起こすという作業です

よく人に何かを伝えたいんだけどうまく伝わらない。何から切り出していいかわからない。
話だすとまとまらなくて話が終わらない。
こういうの、すべて論理的思考力の欠如から起こる現象なんです

スマホやPCでいったらアプリをインストールしたいんだけどOSの演算処理が間に合わなかったり、型が古ければ取り込めないでしょう?

複雑にみえる諸現象も部分・部分を分解したり、簡単なモデルケースとして抽象化したりっと
単純化して捉えたり、大きくとらえることは非常に大切だし、有効なんです。
文系であれ、理系であれ、そういう抽象・具象化するという脳内トレーニングにいちばん適して最適なのは実は数学だったりするんですね

参考にどうぞ

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ちなみに経験則は、典型的パターン認識です。

解法ありきの経験しかしてない人物です。
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理系の得意な論理思考は、人間が関わっていない事象に特化して、と言えると思います。

また、経験則はかなり大事です。

ビジネス活動は全て人間が関わっていますので、数学の公式や物理の理論が通用しない世界です。1+1が1だったり、0になったり、ひどい時はマイナスになったりもする世界ですが、潤滑油や触媒の働きをする人の存在は理論と似たような結果になると思います。しかし、残念なことに企業の人ごとに携わっている人々は、こういう人たちの重要性を理解していないと感じます。

一方、文系の連中、特に数学が苦手な文系の連中には、人間関係に関する論理思考には非常に秀でていて、しかも、理系の分野については専門外なので自分が必要とする情報や結論だけを専門家から引き出すのが上手だと思うことが多いです。

理系の連中で現場でホントの経験をしてなくて管理職や専門家になった連中は、ホント使えないと思うことが多いです。
東日本大震災の時に、福島第一原発の事故で当時の総理に進言したお偉い方が、海水注入による危険性はゼロではない、とアホなことを言っていますが、企業の中にも理想論や検討する必要のないことにこだわる連中は割と多いのではないかと思います。

理系・文系に関わらず大事なのは、相反する制約条件の中で、現実的な最適解を生み出す脳力と最悪時の対処策を事前に決めたうえで、行動できるかどうかではないかと思います。
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この回答へのお礼

蛇毒の対照的な意見は、どちらも実際に臨床に携わる医師の考えです。
だからこそ、意見が異なると患者の生死にかかわることなので、どちらが理にかなっているのかは慎重に判断しなければならないと思っています。

お礼日時:2019/12/11 18:50

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