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最近のインクジェットプリンターは800万画素近くになっているようですが、インクジェットの画素数とはいったい何なんでしょうか?
ドロップするインクの排出孔の数みたいなものでしょうか?

例えばL盤サイズに印刷するとして、インクのにじみなどを考慮すると、どれほどの画素数までが写真として現実的な数値なのでしょうか?

また、写真印刷を前提として、デジカメの以上の画素数を持つプリンターに意味はあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

Q/最近のインクジェットプリンターは800万画素近くになっているようですが、インクジェットの画素数とはいったい何なんでしょうか?



A/画素数ですか・・・確かにそう考えるのも無理はないですね。画素数というのは、画像一つを見たときの全体のドットの数のことです。また、入力画像(Pixel)に対して使われるものであり、出力の際には使わないのです。プリンタではDotを使うのはそのためで、Per inchiを付けてDPIという単位を使います。ただ、これは画素単位ではありませんし、純粋に美しさの単位でもありません。ドット数が多いほど、綺麗で緻密になるという保証もないのです。

Q/ドロップするインクの排出孔の数みたいなものでしょうか?

A/ドットパーインチは、インク一滴一滴を一インチ(約2,54cm)中り何個打ち込む(印刷する)ことができるかを指します。より、吐出するインクが小さく、吐出間隔が短いほど大量のドットを形成することができます。
その結果、一色の色あたりの緻密さはドット数がふえるほど向上することになります。

しかし、赤いインク一つでフルカラーの色を再現できるでしょうか?赤と青と緑のインクを一回ずつ均等に混ぜてフルカラーになりますか?

そこがインクジェットのDPI数が多いほど、必ずしも綺麗に印刷できる保証はないということの裏付けになります。

色を再現するときにインクジェットでは色を混ぜるわけではなく、いろいろな色のインクを計算の上で四方に散らすことで、遠くから見たときに正しい色に見えるようにする手法が取られています。これは、プラズマテレビなどにも使われる手法で、極至近距離で見ると、赤、青、緑の光の三原色が発光していますが、遠くから見たときに一つの白い色や青っぽい色になります。

インクジェットプリンタでは、色の三原色シアン、マゼンタ、イエローの光の中間の色を使います。これらを複雑に吐出し数個~数十個以上のドットでようやくフルカラーの色を再現できるのです。

インクジェットのDPIはようやく最近になって、写真屋さんの印刷と同等になったばかりです。

ちなみに、写真屋さんや写真専用プリンタの場合は、インクジェットと同じ程度の画質で300dpiしかありません。これのも同じ原理によります。フルカラー印刷では1ドット100%フルカラーの印刷が機種と、1ドットは特定の色しか再現できない機種とでは同じ300dpiでも意味合いが違うのです。昇華型とインクジェットという方式の違いがこれを生んでいます。


ついでに、言えばこれはデジカメにも同じような原理があるのですよ。
デジカメは300万画素でも実際に撮影するときには、RGBのCCDがそれぞれ1/3づつ(厳密には比率はCCDによって違う)しかありません。何故ならCCDには光の強さを電気信号に変換できても、色を1つのCCD素子のドットで区別する能力はないためです。

そこで、CCDは隣り合った部分に別々の色の光を感じる素子を配置し、その隣接データを元に画像を合成し、補間を行いドットを作成するのです。それ故、以前は300万画素は実質100万画素という話も出てましたけどね。

これをプリンタに当てはめるとインクジェットはデジカメ。銀塩フィルムは昇華型プリンタに近いかな?

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=666565
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この回答へのお礼

『JPEGとBMP』の話に引き続き、大変分かり易い説明ありがとうございます。目からウロコとはこのことでしょうか。
今日一日でとても賢くなった気がします。
回答を読んでいるうちに、さらにいろいろな疑問が浮上してきました。また別のカテゴリで質問させていただきますが、もし目にすることがありましたら、よろしくご教授下さい。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/13 14:50

インクジェットの解像度はDPI (dots per inch)という単位で表されます。

100dpiなら1インチの長さの間に100個の点を印字できるという意味です。

ただし、プリンターの1つのドット(点)で、画像の1画素分を表現できるわけではありません。
プリンターの1つのドットで表現できる色の数には限りがあります。

1つの写真が10万色で構成されているとしたら、プリンターに10万個のインクカートリッジが必要になるので、プリンターでは、赤と青の点をばらばらに打って、紫にしたりするような方法で、中間の色を表現しています。

(実際は、上に重ね打ちしたり、ドットの大きさを変えたり、いろんな技術を使っていますが)

つまり、1画素を印字するのに、インクジェットプリンターでは複数のドットが必要なんです。
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この回答へのお礼

なるほど、なるほど。
インクジェットの解像度=デジカメの解像度ではないのですね。dpiで表記してあるので、てっきり同じことかと思っていました。
つまり、3ヘッドのプリンターなら、200万画素で撮影した写真は600万の印字を出来るプリンターでないと最大限に印刷できないということですか。(そんな単純なものでもないのでしょうか)

お礼日時:2004/11/13 12:58

プリンターの使用書に書いてある通りだと思いますが


インクのにじみはインクの制御のあるプリンターで
印刷するのが良いと思います。


また、の回答としては
  デジカメ以上の画素数を持つプリンターでないと
  デジカメ写真をより綺麗に出来ません
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