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天台宗と日蓮宗の関係について教えてください。

A 回答 (2件)

日本天台宗は、最澄が中国に渡り中国天台宗を学んで、比叡山で開宗した。



しかし、第二代、第三代の頃に真言宗より密教を取り入れてしまった為、
根本の天台宗の教義は濁ってしまった。

鎌倉時代に誕生した連長は、鶴岡八幡宮をはじめ研鑽を続ける後、比叡山延暦寺を拠点として
修行し、京都、奈良、大阪等の主だった寺院に訪れて、教学を学ぶ。

その日蓮が、32歳の春に比叡山延暦寺を降り、4月28日千葉県にある清澄寺にて法を説き
『南無妙法蓮華経』こそが釈尊直伝の教えとして、自身の法門を開くに至る。

その後、鎌倉に出て弟子、檀家など入門する人が増えて行く。

当時の鎌倉は、飢饉、疫病が蔓延する世の中で、そこに大地震が発生し鎌倉に大きな被害
をおよぼした。この大地震を機に、日蓮は『立正安国論』を著し、北条時頼に提出した。

その後、様々な迫害(法難)が起きる。

天台宗と日蓮宗の関係を述べる前に、日蓮の開いた宗派は日蓮滅後に二つに分裂します。
それが身延山久遠寺を本山とする『日蓮宗』と富士宮の大石寺を本山とする『日蓮正宗』
です。

日蓮は入滅直前に、弟子の日興を日蓮法門の後継者に指名する。
日蓮滅後、弟子の日向と地頭の波木井実長が結託し、勝手な教義を展開し身延山を謗法
(ほうぼう:間違った法を行う事)の山にしてしまった為、日興は大石ヶ原に大石寺を建立
し日蓮直結の教えを展開する。

ざっと言えば、この様な違いがあるわけです。

したがって、、、

>天台宗と日蓮宗の関係について教えてください。

日本天台宗は、最澄が中国に渡り中国天台宗を学んで比叡山で開宗したが、第二代、第
三代が真言密教を取り入れ、純粋な天台の教えではなくしてしまった。

日蓮は、比叡山延暦寺で修行を積むが、その中で天台宗の教えが曲げられている事を
知ると共に、本来の仏の教えとして『南無妙法蓮華経』という『法』を探し当て、
本尊として奉り、自身の宗派を開いた。

という事です。
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中国の天台大師智顗(てんだいだいしちぎ)を開祖とする宗派。


わが国では、最澄が平安初期に比叡山延暦寺に拠点を置きこれを広めた。
後に、この延暦寺から法然(浄土宗)、親鸞(浄土真宗)、栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗) 日蓮(日蓮宗)など、鎌倉仏教の祖師たちを輩出した。
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