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マーガリンは危険ですか?実際どうなのでしょう??
調べると、最近になって危険の元となっていた材料の使用数が少なくなってるとか言いますし…
マーガリンの方が安く、バターは高いので、私の家ではマーガリンを使用してます。高校生で親のお金で暮らしているのでバターがいいというような事は言えません。ですが、心配なので、マーガリンは本当に危険なのか現在の情報で教えて欲しいです。

A 回答 (8件)

№6.7様の説明が詳しいんだけれど、結論としては気にしなくていいです。



 実はトランス脂肪酸の問題は20年くらい前から出ていましたが、以下のようなデマが日本の食品安全史上例を見ないくらいの勢いで広がりました。
<デマの一例>
 ・外国では禁止:禁止している国はない
 ・食べるプラスチック:プラスティカル(可塑性)を合成樹脂のプラスチックと勘違い
 ・自然界にはない:牛などの反芻動物にもある

 特にネットでは急速にデマが広まり、名前を出してターゲットにされた商品もあったことから、メーカー各社も急いで代替原料にシフトをはじめました。その結果、食品に含まれるトランス脂肪酸の量は今ではマーガリンよりバターのほうが多いくらいまで低減されています。
 したがって今ではマーガリンを忌避する必要はないんですけれど、問題なのはトランス脂肪酸の代替品にパーム油脂を使ったことです。パーム油脂は構造が飽和脂肪酸とほぼ同じです。もともとバターのような飽和脂肪酸の摂りすぎが健康被害につながるということで、不飽和脂肪酸であるマーガリンが広く使われるようになったのですけれど、パーム油脂原料になったことで無意味になってしまいました。なんのことはない、消費者がデマに振り回されて一蹴回ってもとに戻っただけです。そのため食品安全委員会は、トランス脂肪酸の量が激減したことを評価しつつ、「代わりに飽和脂肪酸に近いパーム油脂が増えちゃったんで食べすぎには引き続き注意、安心しちゃいけません」って提言しています。

 トランス脂肪酸の騒ぎで唯一よかったことと言えば、現時点で「トランス脂肪酸ガー」と言ってるところがあったとしたら、そこは間違いなくインチキだな、って判断材料になったことくらいですかね。
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欧米型の極端に脂肪過多の食生活において、


食用植物油脂からマーガリンやショートニングを製造する工程で発生する「トランス脂肪酸」が、心血管系疾患のリスクを高めるとして問題になっています。
WHOでは、トランス脂肪酸の摂取目標量を、総エネルギー摂取量の1%未満に抑えるよう提示しています。

現状、日本人の平均的な食生活では、トランス脂肪酸摂取量は1%を大きく下回る(1日に0.67g、総エネルギーの 0.31%)ということで、法的な規制は行われていません。

一部の人たちはトランス脂肪酸がまるで毒物のように騒ぎ立てています。
(牛乳やバターなどにも天然のトランス脂肪酸が含まれていて、人工か天然かの差はない、区別もできないということです)

最近のマーガリンやショートニングは、トランス脂肪酸の低減が進んでおり、「トランス脂肪酸フリー」をうたった商品もあります。どうしても気になる人は、そういう商品を選ぶとよいでしょう。その前に、脂質そのものの摂取量を減らすことが大切です。

外国では加工食品の栄養成分表示にトランス脂肪酸含有量の表示を義務付けている国もありますが、日本の食品表示基準では義務化されていません。

一部の人たちのヒステリックな扇動情報に踊らされず、科学的・客観的な情報をもって冷静に判断することをおすすめします。


●内閣府食品安全委員会
食品に含まれるトランス脂肪酸の食品健康影響評価について
https://www.fsc.go.jp/osirase/trans_fat.html

●厚生労働省
トランス脂肪酸に関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya …

●農林水産省
トランス脂肪酸に関する情報
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/

●消費者庁
トランス脂肪酸に関する情報
http://www.caa.go.jp/foods/index5.html
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順序立てて説明すると


①大豆や菜種などから得た油を精製・脱臭したサラダ油って液体ですね
②そういう油を水素添加という処理をして、融点を高めて常温で固体の油(硬化油)を製造します。その時に自然界に多いシス型脂肪酸に対して、自然界に少ないトランス型の脂肪酸ができます。
③元は工業的に加工してあるのは危ないのではないかとか、自然界にない(嘘です。自然界にもあります)トランス脂肪酸が危険ではないかと感情的に言われ始めました。日本でも1980年代辺りから盛んにトランス脂肪酸が危険だ。マーガリンが危険だと騒ぐ人たちが出始めました
④アメリカでの調査の結果、先の回答者の方が指摘されるように心筋梗塞などの危険を伴うというデーターが発表されました。日本ではその結果を基に科学的にも危険性が証明されたと称して危険だというイメージを拡散する人が大勢いました。ただし、アメリカの調査結果を冷静に見れば、アメリカ人のように多量の油脂を摂取している人に危険性があるということで、日本人のようにもともと油脂の摂取量が少ない食生活をしている人は気にする必要はないよねというレベルでした。
⑤ただ、危険性があると指摘されているのは事実なので、現代では製造工程の改良や原料の選択でトランス脂肪酸が少ないマーガリンやショートニング製品が作られるようになりました。

だから、危険だと騒がれていたけど、日本人の食生活で、もともとそれほど気にする必要はなかった。さらに、今は危険だと言われたトランス脂肪酸を低減した製品ができているので、ご安心してお食べください。
ただ、何でもそうですが、食生活の偏りは健康に被害を及ぼすことがあります。バランスのいい食生活に気をつけましょう
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日本人は、欧米みたいに肉いっぱい食ってませんから。

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マーガリンと言えばトランス脂肪酸(摂り過ぎると心筋梗塞などの冠動脈疾患の原因となりうる)を思い起こしますが、100gのマーガリンには0.99gしか入っておらず、毎日大量に摂らなければ大丈夫です。

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「食べすぎなければ」危険ではありません。


マーガリンが危険と言うあなたがご覧になったニュースはおそらくトランス脂肪酸について言及した記事か何かではないでしょうか。

・トランス脂肪酸は摂りすぎなければ大丈夫です
・現在はマーガリン、ファッとスプレッドなどの商品は各社トランス脂肪酸が生成されにくい製法に切り替え済みです
・バターにも一定量(約4%)のトランス脂肪酸が含まれます、つまり「バターは安全である」という考え方そのもの、科学への無知、無理解自体が危険な考え方です
・マーガリン以外にも天ぷらやフライ、ポテトチップスなど一部の商品ではトランス脂肪酸が生成されていますし、バターや生クリームを多量に使った菓子類にも含まれています

それから大事なこと、

・マーガリンが大丈夫になったからといって食べすぎれば、トランス脂肪酸の摂取量が大丈夫な域でも、「脂肪そのものの摂りすぎ」が原因で健康に悪い

ということが一番大事です。

危険だとされているのはトランス脂肪酸という脂肪酸です。
トランス脂肪酸は、植物油を高温で加熱すると生成されたり、反芻動物の脂肪にもともと多少含まれています。
これは摂りすぎると、心疾患などのリスクを高めることがわかっています。だから危険と言われます。

厚生労働省のリンクを張ります。

>平均的な日本人より多いトランス脂肪酸摂取量を基にした諸外国の研究結果によると、トランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。
出典:トランス脂肪酸に関するQ&A(厚生労働省)

このページには他にも、
>Q.1 トランス脂肪酸とは何ですか?
>Q.2 トランス脂肪酸はどのような食品にどのくらい含まれていますか?
>Q.3 トランス脂肪酸は健康によくないのですか?
>Q.4 日本人はどの程度トランス脂肪酸を摂取していますか?トランス脂肪酸の目安量はどのくらいですか?
>Q.5 どのようなことに気をつければよいですか?
について、簡単ながらわかりやすくほとんどのことを説明してくれていますので、是非ご一読ください。

どの程度が危険かと言うと、全摂取カロリーの1%以上をトランス脂肪酸で摂取すると危険と言われます。
たとえば1日2000kcalほど摂取している人が毎日、20kcalつまり約2.2gほどのトランス脂肪酸を摂取し続けると、10年後20年後には健康の悪影響に現れるリスクがあります。

ただ、日本人の平均的な食事内容からすると、「摂取カロリーの1%以上トランス脂肪酸を摂取するような人」というのはほとんどいない、ということになったんですね。
だから日本では企業の努力義務ということになり、法的な規制を受けませんでした。法的な義務ということになると、膨大なお金が必要になるし、官僚のリソースは割かれるしで、優先順位が高くなければこれはやるべきじゃない。だって、他にもっと喫緊の課題があるのに、やる意義がない規制にお金かけたりするべきじゃないですからね。

というわけで、ご質問について。
何が危険かもわかっていらっしゃらないようですが…。

マーガリンを1日2日で1箱使い切るほど大量に食べているんですか?少人数で。
そうでなければ気にする必要はありません。おそらくですが、各メーカーの公表を信じれば、トランス脂肪酸の含有量はバター(約4%のトランス脂肪酸を含む)よりも低い商品のほうが多いようです。
気にせず美味しくパンを召し上がってください。

バターのほうがいい、ということはないこと、何も知らないうちにマーガリンが危険!バターのほうが安全!と信じ込むリスクをご理解ください。

それより、ジャンクフードをよく食べるようなら、そちらのほうが健康には良くないですよ。
もしも、トランス脂肪酸を毎日1%摂る生活をしている、だけど残りの99%はとても健康的な食生活の人と、
トランス脂肪酸の摂取量は0.1%しかないけれども、ジャンクフードだらけ栄養バランスが崩れまくったひどい食生活の人がいたとします。
ほぼ確実に後者のほうが10年後には健康状態が悪化しています。

食事に使われる食材ってたくさんありませんか?1種類のものしか食べていないわけじゃないですよね?
では、その食べたもの全体のバランスで健康は決まるということをご理解ください。
1点だけ見て良し悪しを判断することこそが危険です。
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1日にマーガリンを1箱位い食べてしまう様な状況だと身体に悪いと思うが毎朝食パンに塗布して食べる位の量なら何ら問題も有りません、一時期「おこげ」が癌の元などと騒がれましたがあれも1日にバケツ1杯分位食べると癌に為ると言う様な話でした、マーガリンも1日に1箱位食べる様だと体に害に為りますと言う程度の話です。

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確かにバターの方が良いとは聞きますが、1日一食パンに塗って食べるくらいなら問題ないのでは。



脂質過多の方が気になります。

ちなみにうちもマーガリンでしたが、当時の私も不安だったのでこっそりバターを買って塗ったり、白米がいいと言って自分の分だけ炊いてもらいました。
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