顎関節症は無理やりあけるのが治療ですか...？

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質問者：だいこんあし
質問日時：2024/04/16 13:51
回答数：4件

5日ほど前から食事の際、口を開けようとすると左の顎が痛く、
あくびするのも痛いです。
ふつう？の歯磨きは出来るのですが、舌を磨こうとすると
痛いです。
全く口が開けられないというわけではないですが、
一口を小さくするよう気をつけていても、油断してサイズを間違えると痛たたたたたとなります。

顎関節症というやつかと思い、
昨日、診療内容に顎関節症と記載のある歯科を受診しました。
レントゲンとCTを撮りましたが、骨に特に異常はないといわれ、
投薬とストレッチで治療するとのことでした。
ストレッチって一体どんなのなんだろうと思っていたのですが、
医師に歯を持って無理やり口を上下に開けられたり左右に引っ張られたり、顎を突き出せと言われたり、一旦閉じてーと言われたりしました。
当然どれも痛いんですが、それを何回か繰り返し、
最後またガッと開けられたかと思えば、
はい、開くようになりました。
いま痛くないでしょ？
でもこれは一時的なものだからストレッチに通ってもらいます。
明日も来てください。

とのことです。
本当にこれでよくなるんでしょうか...？
そりゃ無理やり開ければ開くかもしれないですけど、
開けるのが痛いから受診してるわけで、
案の定痛かったですし、開ききってる瞬間が痛いというよりはそれまでの道中というか、
開くまでのところが痛くて、
閉じる時もカクッとなる瞬間が痛いです。
普段閉じてる時や喋ってる時は特に痛くないのですが、ストレッチ後しばらくは普通にしてても痛かったです。

ネットで調べてもこんな方法載ってなくて
不安になってます。
またお薬ですが、3種類出されててその内のひとつは鎮痛剤なのですが、
無理に開けなければ痛くないのに屯用とかでもなく毎食後飲むように出されていて、
(自分自身病院関係に勤めてるので、痛み止めの飲みすぎは胃が荒れると聞いています)
そこも不安です。

別の病院にかかるか迷っていますが、
今日仕事後にもストレッチの予定が入っています。
こういう治療が一般的なのでしたら通いますが、
痛いし、昨日のストレッチで一時的にでも良くなった気は全くしなくて。。。
ご意見いただければと思います。
よろしくお願いします。

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回答 (4件)

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No.4

回答者： pandalovelove
回答日時：2024/04/19 10:55

実際の症状を拝見していないので、今回は一般論で回答します。

ちょっと真面目に回答するので、長くなってごめんね。

顎関節症とひとくくりにしますが、顎関節症は顎関節周囲における
主要症候の慢性疾患群の総括診断名です。
このため、病態には様々なものがあります。
　・Ⅰ型　咀嚼筋障害を主体としたもの
　・Ⅱ型　関節の靭帯や結合組織に起因するもの
　・Ⅲ型　関節円板の以上によるもの
　・Ⅳ型　退行性病変（骨がすり減る等）
　・Ⅴ型　Ⅰ～Ⅳ以外のもの（硬性の開口障害など）
　（心因性はいずれにも関与することがあります）

それぞれの分類によって治療法は異なることが多く
この鑑別診断は非常に重要です。
あくまでも概略として、簡単な樹形図で表すと、
レントゲンに異常がある　　　　　　→　Ⅳ型
　　　↓　No
関節雑音や開口時の変異がある　　　→　Ⅲ型
　　　↓　No
咀嚼筋の圧痛など筋肉に異常がある　→　Ⅰ型
　　　↓　No
開口やかみしめで関節痛がある　　　→　Ⅱ型
　　　↓　No
　　Ⅴ　型
みたいな感じになります。

一般的には全ての症例でスプリント（マウスピース）療法が
多く用いられます。ただし、スプリントの製作が困難だったり
強い痛みなどの急性症状がある場合は無理に製作せず
対処療法としてNSAIDs（消炎鎮痛剤）が用いられます。
また、Ⅰ型の場合には筋弛緩剤が用いられることもあります。

一般にはなじみがないストレッチ療法ですが、Ⅰ・Ⅲ・Ⅳ型に
用いられることがあります。（徒手的関節円板整位術など）
下顎に指をかけて筋肉の走行に沿って力をかけます。
（厳密には力のかけ方がやや異なります）
他にも咬筋（顎の後ろの部分につく筋肉）や側頭筋
（こめかみの部分から下顎の奥にある筋突起につきます）等の
マッサージをおこなうこともあります。
この方法が痛みのある段階で適正かどうかは担当医の判断で
横から正しいとか間違いとか言いにくいのですが、
少なくとも我流とか特異な方法ではありません。

詳細は担当医に確認して、特に痛みによる苦痛を訴えて
除痛を優先してもらうことをお勧めします。
担当医とよく相談してください。
おだいじに。