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病気の貧しい娘に食べさせようと父親が小豆を盗み,そのため父親が人柱にされて,それ以来その娘は口をきかなくなる。・・・」という伝説ですが,その時代はいつごろを想定しているのかが分かりません。ヒントは人柱と猟師が持っていた鉄砲あたりだと思うのですが,詳しい方,ご教授願えれば幸いです。

A 回答 (2件)

「雉も鳴かずば撃たれまいに」という昔話ですね。

雉は鳴き声が大きいために猟師の格好の的となる事を例えて、「余計な事を言わなければとばっちりも受けなかったのに」という皮肉的な諺が元になっています。

この昔話には色々なバージョンがあるのですがあなたが覚えているのは、病気の娘に小豆(米や雉などのバージョンもあります)を食べさせるために小豆を盗んで、元気になった娘がふとしは弾みで小豆を食べたことをもらしてしまい、その小豆がいわくつきだった事もあって父親が処刑されて、余計な事をばらした事を悔やんだ娘は一生絶対口をきかない事を守り通そうとします。数年が経って綺麗な女に成長した娘は庄屋の若旦那に貰われていきます。いざ結婚生活が始まると良く働くのだが絶対喋らない妻にだんだん愛想をつかしてしまい実家に戻させようとするのですが、その道中猟師に雉が鉄砲で撃たれたのを見た妻が「雉も鳴かずば撃たれまいに・・・」と久しぶりに喋ったのを聞いた若旦那がビックリして聞くと、妻はつらい過去を告白して胸を打たれた若旦那は「一生を賭けてお前を幸せにしてやる」と言われて、幸せな夫婦生活に戻ったという事です。メデタシ、メデタシ。

川に橋を架けようとするが何回も失敗するので、川の神様を鎮めるために人柱をやろうそして人柱はくじ引きで決めようという事になって、なんと提案者がくじで当たってしまい、娘に「自分がこんな事を言わなければ・・・、喋る時はお前も気をつけて」と遺言を残すというバージョンもあります。

鉄砲がキーワードに出てくるので、海外から渡来した鉄砲が普及した江戸時代あたりを想定しているかもしれません。しかし「弓矢」になっているのもあって、
桃太郎や浦島太郎の昔話が始まり伝えられるようになったのは室町時代の中頃からといわれているので、そこまで遡れるかもしれませんね。

この回答への補足

私も江戸時代かなと思うのですが,江戸時代の猟師の間で広く鉄砲が使われていたのかが疑問に思えて,スッキリしません。武士以外の武器所持が厳しく取り締まられていた江戸時代に猟師が鉄砲を持つことができなのかなあ?

補足日時:2005/06/25 12:04
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私は『唖になった娘』を読んだことがないので鉄砲と人柱で推測してみます。



明治時代以降は西洋文化が急激に入ってきて、そういう迷信じみたことはおこなわれなくなったと思うので除外します。

戦国時代にポルトガル人によって鉄砲が普及しはじめたが、多分その頃は高価なもので、庶民の手には入らなかったと思います。

なので考えられるのは安土桃山時代か江戸時代なのだと思われます。

それから人柱について考えてみます。
人柱とは神の怒りを解くために、生きた人間を「いけにえ」としてささげると言う事です。

神の怒りとは、天災のことではないでしょうか。
天災といえば、地震、雷、かんばつ、長雨などです。

安土桃山時代には記録に残るような天災はなかったのではずします。

そういえば江戸時代に大飢饉が3つほどありました。

享保の大飢饉(享保17,1732年、西日本一帯でうんかが大発生)

天明の大飢饉(天明2~7、1782~87、東北地方中心、冷害による)

天保の大飢饉(天保4~10、1833~39、多数の餓死者、農村荒廃)

などです。

これから推測するに江戸時代頃(幅広いですが)の話ではないかと思います。あくまで推測ですので参考までに。
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