アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

お役所に社保→国保の切替について電話したんですが、、いまいちよくわからない所もあるので質問します。

現在私は実家住まいで保険は親の被扶養になりますが、親に滞納があるらしいんです。
加入が世帯ごとならば、たとえ自分の分を払っても親が払ってない限り保険が使えないのではないしょうか。また保険の適用はどうあれ、自分の保険料だけを支払うこともできないなら世帯合計額での保険料なんて払えません。
でも担当の人は、滞納してすぐに保険が不適用になるわけではないから大丈夫と言います。が、滞納が続いたらいつかは止まるわけで、かといって親の分まで払いたくはないです。

来年には家を出ようと思っているので住民票も分かれて一人になります。
その時国民保険を使いたくても今年分が滞納であったとしたら、当時の滞納分を世帯ごとの料金で支払わなければならないんでしょうか?
それとも自分の分さえ払っていればいいんでしょうか?

もしくは社保にまた切り替えた場合には、国保にいくら滞納があろうと社保加入に全く問題はないですか?世帯分全部の支払いを要求される位なら、なんだか理不尽なので会社を選んで社保にした方がいい気がします。


またあと1つ疑問なんですが、社会保険は社会保険事務局での加入と会社の保険組合での加入があると聞きましたが違いはなんですか?
それに厚生年金は社会保険の中のひとつですか?
保険組合で加入したら厚生年金はどうなってるんでしょうか?もし定年まで加入してた場合、年金は政府からじゃなくてその組合から出るんですか?

一番は滞納について知りたいのですが、わからないことだらけなので知っていることがあればぜひ教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

更に後半を説明する為に用語の説明をしてみます。



1.健康保険
健康保険とは主に病気になったとき、出産したとき等、病院に掛かるときに使うものです。
(1)国民健康保険(国保)
 地方自治体が保険者として管掌します。
(2)政府管掌保険(社保)
 社会保険庁が保険者として管掌します。
(3)組合管掌保険(社保)
 企業独自もしくは複数企業にて設立した組合が管掌します。

保険の内容に若干違いはあるものの管理している組織が違うだけと考えて差し支えありません。
国保→社保への切替時に国保の加入要件を問われることはありません。
また、親の扶養から個人納付への切替も問われません。
国保→社保→国保の場合や国保→国保のときのみ、最初の国保の加入暦が後の国保の加入に影響が出ます。

2.公的年金
公的年金の主なものを説明します。
(1)国民年金
 原則として地方自治体が管掌し社会保険庁でも代替出来ます。情報管理は社会保険庁になります。
(2)厚生年金
 社会保険庁が管掌します。国民年金部分を含んでいますので厚生年金(報酬比例部)と国民年金(基礎部)に分けて説明されることが多くなります。
(3)共済年金
 共済組合または社会保険庁が管掌します。内容的には厚生年金と同等と考えて差し支えありませんが共済独自の考え方が多く未だ問題を多く抱えています。議員年金もこの一つです。

3.社会保険庁というもの
社会保険庁は、社会保険(政府管掌健康保険)と厚生年金を管掌しています。また、国民年金、国民健康保険等の加入履歴を管理しています。(引っ越した場合、自治体単位では困りますよね?)


素人目にみた場合、一番混乱しやすいのは社会保険庁という存在が両方管掌していることにあります。

世の給与明細には、社会保険料と健康保険税という天引き項目があります。

社会保険料は厚生年金保険料のこと
健康保険税は社会保険(健康保険料)のこと

ここが知りたいポイントであると思います。ややこしいですがこういうものと諦めましょう。

ちなみにもっとややこしいことは年金は公的年金の他に、企業年金と個人年金があります。企業年金の場合、会社が委託した先から年金の給付があります。個人年金は生保や銀行から給付があります。この辺りと混同してらっしゃるのですね。

故に

>社会保険は社会保険事務局での加入と会社の保険組合での加入があると聞きましたが違いはなんですか?

違いは保険者が違うことで、保険料の負担率や受けられる恩恵が異なります。病院で使う分には何も変わりはありません。
ちなみに個人で選べません。入社する会社が中小企業で組合を持たない場合、政府管掌。組合がある場合は組合管掌に強制加入です。
更にちなみに、政府管掌は労使折半(5:5)ですが組合は組合で独自に企業負担率を変える事が出来ます。

>それに厚生年金は社会保険の中のひとつですか?
社会保障制度の一つですが社会保険とは異なると覚えるのが誤解の無い覚え方です。但し、厚生年金等の正式名称は厚生年金保険ですので社会的な保険であるといえます。この辺りをNo2様は説明しているのですね。

>保険組合で加入したら厚生年金はどうなってるんでしょうか?もし定年まで加入してた場合、年金は政府からじゃなくてその組合から出るんですか?
厚生年金は社会保険庁から出ます。ここは変わりません。年金に限って話をすると、保険組合は企業から企業拠出分と個人拠出分を併せて社会保険庁に納めているだけですね。勿論組合が行っているのは代行行為であり、企業が社会保険庁に納めているケースの方が多いと思います。

御質問者の今後の事についてですが、
親と会話する機会があるなら未納を是正する様説得すべきです。
家を出て職を探すのであれば社会保険等完備となっている会社を探すべきです。適わなくて歯噛みしている方も多数居ます。国民~よりも社会~の方が絶対的に有利ですので、滞納云々よりも御自身の将来設計の為にも可能な限り社会保険等完備を目指していくと良いでしょう。

とここを書いて気付いたのですが、
企業が募集するときに書く”社会保険完備”は社会保険、厚生年金、雇用保険を指します。またややこしいですね><
求人は字数制限とかあるから仕方ないですが、正確には社会保検等完備ですね^^(一文字なのに・・・(爆))

ついでですが、社会保険の適用条件は”厚生年金適用事業所に勤める正社員相当の被用者”です。
厚生年金適用事業所とは従業員4人以内の会社と特殊な職種を除く全ての事業所です。正社員相当の被用者は正社員の3/4以上且つ一日の3/4以上働く者です。バイトとかパートでも報酬に関係なく適用されますので頑張ってください。
特殊な職種は本当に特殊なので普通関係ありません^^
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧に詳しい解説有難うございます。
まぁ要は払っていれば問題ないんでしょうけど、保険は全部政府がやってるものだと思い込んでいて、保険事務所の管轄でないと言われてびっくりしたもので。
ちょっと読むの大変でしたが(^_^;)よくわかりました。感謝です。

お礼日時:2005/08/10 19:22

>滞納してすぐに保険が不適用になるわけではないから大丈夫と言います。

が、滞納が続いたらいつかは止まるわけで、

国保は滞納しても止まりません。
基本的に、払っていることと使えることとは関係がありません。
お金がないという理由では保険を使えなくはできないのです。払いたくても払えないという人が国保を使えないのでは「国民保険」の意味をなさなくなるのです。
一部利用方法の制限などがかかることはありますが。保険証を役所が預かって、利用のたびに役所に申請に行かなくてはならない等。しかしこの場合も利用できる範囲や金額等はなにも変わりありません。
ただし、お金があるのに払っていない場合は、差し押さえ等されます。差し押さえされるのは、1の方のとおり世帯主のみですが。
(参考までに、国民年金は払わなければもらえないかわりに、払わなくても差し押さえはありません。)

どこの社会保険にも入っていないなら、国保加入は義務です。

>それとも自分の分さえ払っていればいいんでしょうか?

1の方のとおり、納税義務者は世帯主だけなので、あなたが知らないふりもできるのですが(^^; 自分の分くらいは払っておくのが本当でしょうね
請求書は世帯全員分合算で来てしまうので、役所で「自分の分だけでいくらになるか」というのを計算してもらいましょう。(自分が加入したことで追加になった分だけ払うという考えでも・・まあ・・間違ってはいないかと思います 違う考え方での計算方法もありますけどね・・)
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。
止まらないというのは驚きでした。
でも自分の分は払っていこうかなーと思います。
役所に預けるにしても、払ってれば自分は堂々と
取りにいけますしね(汗)。

お礼日時:2005/08/10 19:27

滞納の件については回答が出ているので、


私は後半部分を。

社会保険というのは前者の社会保険事務局で
加入する保険と、組合保険、そのどちらも
社会保険です。
保険という仕組みを簡単に
理解しておきましょう。
元々保険という制度の発祥は、
ポーカーだったそうです。(と思った。)
大負けして損失を被るプレイヤーのために、
勝ち金の一部をみんなで積み立てておく。
当然自分が最下位になるかもしれない
わけなので、自分が損失した場合の
積み立てでもあるわけです。
つまり、保険には積み立てをしておく
一定の母集団が必要になるわけです。

このことを理解して、さて本題です。
前者の社会保険事務所での社会保険は
正確には政府管掌保険といいます。
後者はそのまま組合保険です。
後者の組合保険から説明すると、
これは、会社内やあるいは同業者の
組織での保険加入者が一定の母集団に
足りている場合、その集団独自に構成する
社会保険です。
大企業ならほとんど組合を設けています。
社名がそのまま組合名になっているものもあり、
例えば「日本電気株式会社健康保険組合」
(こんな感じかな? で例示しました。
 NECの社員さんでご覧の方、
 修正をお願いします。)
なんていう保険名称になります。
では、政府管掌はどういうことかというと、
中小企業の社員では保険加入者の数が
保険を成立させるための必要な母集団に
達しないことがあります。
それを、その会社が所在する地域の
社会保険事務所、
例えば「千代田社会保険事務所」といった、
政府の事務所で複数の中小企業の社員を
母集団にまとめて保険を成立させます。
これが政府管掌です。
同じ社会保険ではあるのですが、
保険料を折半する割合が違ったと思います。
政府管掌のほうが保険料が多少高くなるのでは。

政府管掌になるか、組合になるかは会社で
設定しているものですから、入社した会社
次第です。
    • good
    • 0

前段だけの回答です。


国保は一人一人が「保険料」を払うのではなく、世帯主に「国民健康保険税」という地方税が課せられます。その算定方法は、「所得割」「資産割」「均等割」「平等割」の 4つからなっていて、このうち「均等割」だけが加入者数に比例します。

つまり、国保に加入しても、あなた宛に保険料の請求がくることはないのです。支払いはあくまでも世帯主であるお父様です。

家を出て住民票が分かれれば、あなたが納税義務者となります。
過去のお父様の滞納分は、相続でも発生しない限り、あなたにつけが回ることはありません。

参考URL:http://www.kokuho.or.jp/kokuho/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

パソコンが壊れて返事が遅くなりましたすみません。
~割というのがよくわかりませんが、知りたいことをズバリ教えていただき参考になりました。
有難うございます。

お礼日時:2005/08/10 19:15

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!