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マーシャル諸島にある米軍のクエゼリン基地、ここはアメリカ本土めがけて飛んでくる核ミサイルをアレイ・レーダー・アンテナなるもので探知しABMを発射する仕組みになっていてアメリカの生命維持装置ともいわれているようですがこの基地ってそんなに大切な基地なんですか?
軍事基地に重要でないものはないと思いますがもしランク付けするならトップクラスの重要度になるって事でしょうか?

A 回答 (4件)

クエゼリンは実験用でしょう。

ユーラシアから飛翔する弾道ミサイルは大圏コースを飛翔しますから北米大陸には北極を越えてくるのですよ。もちろん戦略爆撃機もです。昔、「戦略爆撃命令(軍団の誤訳)」という映画があって、その中で警戒飛行中(当時は核爆弾を搭載して空中待機していた。)のBー36が北極に不時着するシーンがありましたし、他に「フェイルセーフ」という映画では、米国から誤った命令で発進した爆撃機を防空軍団の戦闘機で撃墜する命令がでるシーンがありましたが、燃料が片道分しかなくパイロットは北極に不時着しなければならない(ベイルアウトしたら凍死する。)という台詞がありました。それだけ北極を超えて来るという認識があったんです。もっと新しいところでは「ウォーゲーム」がありましたね。子供のハッカーがノーラッドのシステムに侵入して、ソ連のミサイルが飛んでくるとSAGEシステムが誤認識するのですが、そのミサイルの航跡は北から続いていましたね。そういえば「Kー19」でも潜水艦が北極の氷を突き破って浮上してミサイルを発射しましたね。

たしかBMEAW(ベミュウ)レーダーがアラスカにあります。

SLBM用ならば北米大陸の東西海岸沿いにあります。

クエゼリン基地が重要だとするのは、ミサイル実験を安全に行うのに必要な広い海域のど真ん中だからです。そんな実験を人口密集地でやったら反対されるでしょう。確か1960年代には生物兵器とか化学兵器の散布実験なども行われたようです。それから高高度核爆発によるEMP実験とかですね。
危険なことができるから、重要なんです。
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クエジェリン環礁はMDの実験拠点で、迎撃ミサイルの試射場がありますから、その意味で重要なのでしょう。


その他、マーシャルには世界最大級のミサイル防衛用のレーダー基地があるそうで。
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正直なところ、基地の存在すら知らなかったんですが(^^;、その基地が弾道ミサイル探知用のレーダーを持っているのであれば、場所から見てSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)探知用ではないかな、と思います。



なぜなら、ユーラシア大陸からのICBM(大陸間弾道ミサイル)であれば、通常は北太平洋上空を飛行するでしょうから、マーシャル諸島よりはアリューシャン列島や日本の方が都合がいいでしょうし。

SLBMの場合、どこから撃ってくるかわからないですから、マーシャル諸島に基地を置いて探査の穴を埋める、というのはあり得る話だと思います。

肝心の重要度についてはよくわかりません。
ロシアとの緊張は緩和したし、中国のSLBM戦力はまだそれほど発達していないだろうし(というかそもそもあるかどうかも知りませんが)、北朝鮮はそんな戦力持っていないし…ということで、重要度が以前よりも低下しているのは間違いのないところだとは思いますが。
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ユーラシア大陸から米国に向けて大陸間弾道ミサイルを東まわりに発射すると必ず太平洋上空を飛ぶということでしょうね。

そうすると、マーシャル諸島あたりのレーダがオレゴン州にある太平洋戦略ミサイル司令部の要のポイントになるのでしょうね。でもミサイルを撃つ可能性のある国は、すでにロシアはほぼ除外できるから、中国か北朝鮮ぐらいしかないですよね。それなら日本でも十分よさそうですね。早期発見、早期迎撃なんでしょうから米国から十分遠くないといけないのでしょうね。
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