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日本語を勉強しています。よろしくお願いします。
先日、日本人の友人が、「暑いのなんのって」と言っていました。
「形容詞+のなんのって」の「~のなんのって」は、
何の略ですか。
イ形容詞+名詞の場合に、「の」が入らないですが、ここの「の」は何ですか?

A 回答 (3件)

再度登場します。


前回の最後に
>形容詞を名詞化するのに使われています。
というように「の」を使っていましたね。^^;)
形容詞に限らず、日本語では用言という種類の動詞、形容詞などの連体形に「の」をつけて名詞化します。

「~します」という言い方を「です」にする場合には、「~するのです」と「の」がはいります。
「~するです」という間違いは起こしやすいですね。
これは動詞の場合で、形容詞は前回書いたように、「の」があってもなくても使えます。
この場合の「の」は、まずは強調と考えておけばよいと思います。まあ、「是~的」のような強調でしょうか。
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この回答へのお礼

詳しい説明をありがとございます。
(1)「暑いのだ」の「の」は、「説明・強調モダリティ」の「の」でしたね。→「暑いの(だ)なんなの(だ)って」ですね。
(2)イ形容詞 ○暑いの(だ)です/○暑いです
 ナ形容詞 ○バカなの(だ)です/○バカです
 動詞 ○~するの(だ)です/×~する(だ)です
 名詞 ○学生なの(だ)です/○学生(だ)です

お礼日時:2005/08/30 12:02

「暑いのなんのって」は、「暑いのなんのと言って」の省略と考えればいいですね。


「暑いと言う」から、もっといろいろ言いたい場合、「暑いと言ううえに、さらにつらいと言う」。
これをつなげると「暑いだのつらいだのと言う」、「暑いのつらいのと言う」。
「つらい」だけじゃなくて、とにかくいろいろ言いたい場合、「など」を意味する「なんの」に代表させて、「暑いのなんのと言う」になります。
ここで「なんの」は「何(なに)の」の変化とされています。

中国語で言うと、「イ十」「ノム」的(shen2 me de)と同じ意味です。
「(我説)今天是太熱的、shenme的、非常吃不消。」
この例文は、やや文法的に問題はありますが、このような感じで使われています。

「暑い日」には「の」がはいりません。
「暑いです」「暑いと言う」にもはいりません。
「暑いのです」「暑いの暑くないのと言う」には、はいりますね。
この助詞は難しいですが、名詞でないものを名詞化する助詞という性質をもっています。
形容詞が名詞を修飾する場合に「の」は、はいりませんが、形容詞を名詞化するのに使われています。
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「なんの(何の)」は副詞。


「なんのかの。あれこれ。」の意。

「暑いの」の「の」は副助詞。
並立助詞とも言い、「~のなんの」という使い方で、
~の語を強める。
「暑いのなんのって(とても耐えられない)」の省略形。
他の例としては
「痛いのなんのって(とても我慢できない)」
「古いのなんのって(とても使えたものじゃない)」

・・・と、思います。
自信無いけど。違ったらごめん。
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