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日本は、靖国問題など、いまだに中国や韓国で戦争の恨みが残っているように思います。しかし、日本はアメリカに対しては、恨みがほとんどないように思います(沖縄、広島など一部を除いてかもしれませんが)。

1)アメリカは日本に恨みを買わなれないように、どんな政策を戦後、行ったのでしょうか?

2)もし、そのような恨みを買われない政策を、今からでも中国や韓国に対してできれば、靖国問題も解決できると思いますか?

3)戦争の恨みはどうやったら消えるのでしょう?イラクは、きれいさっぱり恨みを忘れ、日本のように親米国家になれるのでしょうか?

4)靖国問題の解決には、恨みの解消は必要かしら?もし、必要ないとしたら何が必要でしょうか?

A 回答 (6件)

日本にとってのアメリカと中国にとっての日本は、立場が全く異なると思います。



1)第1に、アメリカは日本を占領しました。政治経済の方向は、完全にアメリカに制御され、日本が勝手に自国の方向を決めることはできませんでした。第2に、アメリカは日本に民衆主義体制を徹底させました。第3に、アメリカは日本に政治的、経済的援助をしました。第4に、太平洋戦争は、アメリカの正義と、戦前の日本の悪との戦いであったことを教育しました。第5に教育、マスコミを通して如何にアメリカがすばらしい国であるかを宣伝しました。

2)日本は敗戦国であり、アメリカに占領されましたが、中国は戦勝国(側)であり、日本が占領する側ではありません。そのため、日本の方針に沿って中国の政治経済を制御することはできないし、教育や宣伝をすることもできません。靖国問題を解決するには、為政者の不条理な、しかし、合理的な決断が必要です。不条理というのは、靖国参拝には、日本人としての言い分がある(義がある)と考える人もいますが、たとえそうであっても、それを敢て曲げる必要があるからです。何故、曲げる必要があるかというと、日本が日本の殻に閉じこもらず、アジアのリーダーになる必要があるからです。リーダーたるものは、自分の気持ちの論理や自分だけに通用する義で動くべきではなく、全体にとっての共通価値や義を追求すべきだからです。靖国参拝は、日本にとって「義」であると考える人もいるとは思いますが、それが、中国・韓国を含むアジア全体にとって「義」であるとは決して言えないと思います。アジア全体、そして、世界全体を見て、全体にとっての「義」を追求すべきだと思います。

3)戦争の恨みは、戦争をしかけられた側は、忘れることができないと考えた方が良いと思います。従って、できることは、未来に向けて政治的・経済的に解決することだと思います。すなわち、過去にこだわるより、今の建設的関係の方がはるかにメリットがあるとういう状況を作るべきだと思います。すなわち、自国の信条や利益のみにこだわるのではなく、常に他国と共に互いに理解し成長する視点で方針を決めることだと思います。そのためには、「日本のリーダーシップ」という視点がどうしても必要になってくると思います。というのは、「日本のリーダーシップ」など採る必要がない、アジアの中で日本は孤立してもいいんだという視点に立つと、どうしても、自国の中だけで通用する信条(靖国参拝など)に固執したり、国際連合への参画の仕方も、他国民との共通価値・利益の実現というより、自国の面子や利益が優先してまうのではないかと思います。

4)靖国の問題は、ウラミの問題ではなく、政治問題であり、政治の論理に則って片付けるべき問題です。政治的には非常にシンプルな問題だと思います。まず、アジアの国々で、靖国参拝を最も明確に政治問題化させているのは中国です。従って、中国との関係を政治的に解決できれば、靖国問題は実質的に解決できると思います。中国の政治論理は非常に明確だと思います。すなわち、「戦争責任はA級戦犯だけにあり、日本国民にあるのではない。しかし、現状は、その戦争責任者であるA級戦犯が神として祭ってある靖国神社を首相が参拝している。これは、日本国を代表して戦争責任者を支持することになる。だから、それはやめるべきである。」ということだと思います。この論理から出てくることは、首相以外の政治家が靖国参拝することは(決して快くはないとしても)政治問題化しない。また、A級戦犯以外の戦没者に参拝することも政治問題化しないということです。従って、解決方法は、首相の靖国参拝を中止するか、A級責任者を含まない戦没者慰霊塔などを新規に作ることだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
むかし、梶芽衣子の歌で恨み節というのがありました。この歌を思い出しながら、政治と人間性の融合について思案しているところです、いな、冗談半分。

最近、テレビで日韓基本条約に関する番組を見ました。戦後補償としていわゆる請求権をどう処理するかが問題でした。結局、日本の援助(5億ドル)は韓国の経済発展のために使われ、韓国国民のための戦後補償として使われたのは極わずかでした。

韓国も日本も、韓国の経済発展のために韓国国民に対する戦後保障を犠牲にした上で成り立ったもの。当時としてはそれが最善の選択肢だったのかもしれないが、政治はなんとも非情なものを感じる。

お礼日時:2005/12/31 12:11

1)報道の統制、復興援助、日本人に戦争責任があるという宣伝等。

進駐軍の犯罪は隠蔽されていました。

2)できない。
中国は資金援助と交渉の優位ねらいの反日教育。
韓国は日本に頼っていることに対して、プライドを傷つけたくないための反日教育。

3)イラクの場合は、反イスラエルの感情が解決するまでは完全には無理。ただし、復興援助・テロ対策(治安維持)等で国民の生活を守れば戦争以前のレベルにすることは可能。

4)靖国問題は朝日が火付け役。日本のマスコミがそういった類のことを主張する限りは新たな問題が発生するだけです。
日本の場合は、まずは、反日が対日政策において不利になることを認識させること。明確で毅然とした態度。戦争から半世紀過ぎると歴史上の事実に過ぎないことを日本が自覚し主張すること。どこの植民地宗主国も自分の罪を認めて賠償金を払ったりしていないが、中国・韓国ほどの反感情を抱いてはいない。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
日本軍はというより戦争には虐殺はある程度あるものですね。その規模は双方に誇張や偏向があるかもしれませんが。ただ、人の痛みが分からないようなことを政治家が態度で示す、それが靖国なのかも。両国とも面子があり、歴史がある。その上で外交がある。純粋な小泉さんの主張は果たして外交なのか。ある意味、原理主義的なものを感じるが、乱世の英雄の性格的宿命?

お礼日時:2005/12/31 12:20

1)軍部の解体と欧米的(キリスト教的)民主主義の普及、そして地位協定を含む安全保障条約の締結です。



2)上記のようなことをする、ということは戦争によって相手政府を破壊をする、ということです。
中国も朝鮮(北&南)も未だに政府により情報統制されている国家です。ここが靖国問題の本質です。

3)国家間の安定、というのはそこに住む国民の損得感情の均衡です。
中国人でも韓国人でも、日本と通商して利益を上げている者は親日派です。
同様にイラクやアフガンも米国との通商を考えている一派は親米派です。
宗教問題を別にすれば、こういう方法しか和平への道は無いと思います。

4)隣接する国家間には必ず戦争が起きます。無いとしたら一つの国家になっているはずです。
領土は、資源や農耕牧畜漁業の基盤ですから、損得勘定によって必ず拡大しようとします。
もしくは政治的に搾取しようとします。それが国家というものですから。

「靖国」は相手国家の民衆統制の術であり、
戦争とは何なのかを解ろうとしない者達の目先の迷いだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
共産主義あるいは、つい最近まで軍事政権下にあった国に対する民主国家としての付き合い方の作法の問題を考えています。

お礼日時:2005/12/31 12:15

中国、韓国の反日感情は一般大衆レベルでの恨み的な感情とは異なるものと感じます。


もちろん、日本に対して反感を抱く一般人の方も多くいるとは思いますが、中国と韓国・北朝鮮に関してはそれよりも、日本を悪者に仕立て上げる教育が浸透している結果、反日感情が根ずいているというのが実状と思います。

1)日本では戦後一貫して親米的な国策によってアメリカ製のテレビドラマなどを見てアメリカの一般家庭にある冷蔵庫や洗濯機、掃除機、自家用車等々、、アメリカに対する憧れを植え付けられ、アメリカに追いつけ、追い越せというアメリカ流の価値観が知らず知らず植え付けられたものです。

対して例えば韓国や中国では未だに日本文化に関しては閉鎖的な国です。
お互いの国の実状を紹介し合い理解しなくて、どうして仲良くできるでしょうか。

2)中国や韓国では、子供の教育の段階から反日的な表記の教科書を用いて、各地に日本軍の悪行を展示して教え込まれている状態(洗脳教育)ですから、そうした根本的な教育現場での姿勢を改めなければ解決できません。

3)個人レベルでの恨みは一生消えることは無いと感じます。
日本でもアメリカに恨みを抱いている人は存在すると思います。
また、日本はアメリカと堂々と戦争して負けたものですが、イラクは全く違う状況と思います。
イラク戦争といっても一方的にアメリカ軍が入ってきて、イラク国内はその影響で大混乱に陥ったものであって、全く日本とは状況が異なりますし、親米国家になれるとは思えませんし、親米的な感覚はないと思います。

4)靖国問題は何か根本的に違う問題になっています。
戦時中に日本に虐げられた経験者である中国や韓国の年配の人たちは、今の反日活動に登場していません。
反日を叫ぶ人達はどう見ても戦争当時を知らないもっと若い世代です。
どうしてあのような若い世代が“日本=悪”と決め付けて反日を叫ぶのでしょうか?
先に申し上げましたように子供の頃から反日教育を受けて洗脳された人達が、一部の煽動する人達によってどんどん煽られているのが現在の反日行動なのでしょう。

一般民衆レベルの率直な反日感情では無く、政府の国策の一貫としての反日行動だとしたら、まともに考えていても解決はしません。
現在の反日行動は、単に政府主導による外交カードの一貫の行動と捉えるべきものだと感じます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
中国や韓国が外交の道具として靖国問題を持ち出すなら、日本にも何かやり方があるかもしれませんね。

ただ、ここで青筋立てるのも大人気ないし、根気よく説得するというじみーな方法が日本的なのかしらん。

国内問題のはけ口として靖国問題が使われているのなら、その付けがいつか回ってくると思えば日本も騒ぎ立てる必要もないのかも。いつかしっぺ返しをくらうその日のために、両国にいいアドバイスをするのが隣国の役目?
チキンレースに追い立てられるマーティ・マクフライが、さとる時がいつかくればいいわね。

お礼日時:2005/11/21 09:01

基本的に、日米関係と、日中・日韓関係は異質なのでしょう。


日・米は近代国家同士の関係の中での戦争であり、戦争が終結し平和条約が締結されれば対等の関係が回復します。(様々な占領政策があったことは否定しませんが)

ところが、中国・韓国は当時国家形態が不安定な上、儒教思想の華夷秩序ー中国が世界・文化の中心で、朝鮮は中国の次の地位ーによるプライドから、はるか蛮夷の地とみなしていた日本に敗走し、また支配されたことにコンプレックスを抱いており、その裏返しとしての怨念を未だに引きずっているのでしょう。(様々な不幸で悲惨な事態があったことは否定しません)

つまり、いまの中・韓国家が、当時の政権の不甲斐なさから目を逸らし、日本への怨念をバネに国家を維持している面もあるのです。いや、それ以上に外交の武器にしており、お人好しの外務省が振りまわされているのが実情でしょう
中国で日本と戦った中心は当時の国民党政府(後の台湾中華民国)であり、現在の共産中国と政権の連続性はありません。
韓国は、国家として日本と戦争したこともないでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
これはやっぱり教育の問題なのかな。
教育はある意味で洗脳や偏見を植え付ける格好の場です。

韓国の反日鎖国教育や、中国の反日教育は、相当深いところで人民の行動を縛っていると思います。

日本の外務省も中国に洗脳されやすいお人よしばかりのようですし、日本は左翼教育から極端なナショナリズム教育となんともバランスの悪い今日この頃の冬の寒空にカラス舞う。

お礼日時:2005/11/21 08:36

中国や韓国がいまだに日本に対して恨みをもっているのに、日本がアメリカに対して恨みを持っていないというのはどのような政策をおこなったかよりも、民族性・国民性の問題が大きいと思います。


特に日本人は恨みを水に流すということがよくありますが、他の民族ではあまりありません。
また、中国や韓国が日本に対して恨みというよりも、日本が発展したことに対して面白くない感情があり、それがいっそう書きたてているという面もあります。
ですから、日本が中国や韓国に恨みを忘れてもらうにはあらゆる面で中国や韓国よりも下風に立てばましになるでしょうが、そのかわりあざけられることになります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
中国や韓国も十分発展してきています。
日本の景気回復も、一部に世界の工場と化した中国の経済発展によるところが大きいと思います。
日本は貿易せずには暮らせない国です。近隣諸国との関係は、軍事費を抑制させるためにも重要だと思います。

衣食を足りて礼節を知る、という言葉がありますが、何か余裕のない態度が、日中韓、双方に見られます。

問題を解決するには、反日教育に対する内政干渉をうまい事、やる必要があるのでは?

日本も、おとなしくしていないで、反日教育おかしいよとか、一党独裁国家に言われる筋合いは無いキャンペーンを行ってもいいぐらいだと思う。

お礼日時:2005/11/21 08:17

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