No.2ベストアンサー
- 回答日時:
丁寧なお礼をありがとうございます。
ご想像のとおり、解体された構造材や造作材を使って家具に仕立てています。
大黒柱や床柱、床の間の板、玄関の上がり框材などの付加価値の高いものを中心に使用しています。
柱を数十本使って居酒屋のテーブル一式を設えたこともあります。
100年ほど昔の材は、特別良いものが少ない代わりに悪い材料も少ないので安心して使えます。
先日も知り合いの結婚祝にと有志の方が資金を出し合って、ケヤキをふんだんに使った丸テーブルを製作しました。(玄関の上がり框の古材)
ケヤキの木目の光沢の変化を生かし、見る方向によって輝きが変化する「玉虫色仕上げ」(私の命名)のものです。
枯れた古材の味わいがなければかもし出せなかった逸品となりました。
でも私は個人経営なので、資材調達に要する実費と製作にかかる日当以外はもらいません。
だから想像している以上に安価です。
日本中を探せば同様の活動をしている方が何人かはいるはずです。
検索サイトで探してみてください。
参考URLにMSNサーチを紹介しておきます。
ここで
木工屋 家具 こだわり
と入力して検索すると、
森の窓 木工のリンク集 木材を活かす木工に関連したリンク集。
などがあり、地域の木からつくる家具屋さんが紹介されています。
いろいろな方法で検索していると、もしかすると私を見つけてしまうかもしれませんが、間違ってもお礼にそんなことを書かないで下さい。
個人情報の伝達はできない決まりになっていますので、偶然見つけたとしても公にすることは良くありませんので。
参考URL:http://www.microsoft.com/isapi/redir.dll?prd=ie& …
No.1
- 回答日時:
古民家に関するサイトは数多くありますので、検索サイトで検索して情報を得てください。
代表的なものを参考URLに書き込んでおきます。
築百年ということですので「古民家」としてはまだまだ若輩者ですね。
若輩者ということは悪い意味ではなくまだ「枯れ切っていない」ということです。
この程度の建築物の古材を利用することは、ほとんどデメリットは考えなくてよいでしょう。
それよりも古材を加工する手間の方がデメリットとして槍玉に挙げられやすいと思います。
現在の大工の多くは規格化された材料を使うことに慣れてしまっていますから、形状が千差万別な古材を扱いきれません。
ですから、古民家を専門に扱っている大工の方が安心ですし、ノウハウも持っています。
ただし気を付けていただきたいことは、昔の民家は古材を使いまわして建てられている物が多いということです。
この場合は古材の古材となりますので、材料の吟味が必要となります。
この吟味をする鑑識眼も現在の大工はかなりの方が劣化しています。
外材ばかり使っていて眼力が養えるはずは無いのですから。
勘違いしないでいただきたいのですが、私は大工の技術力不足を指摘しているわけではありません。
古民家の再利用は一般住宅の建築と同じように考えない方が良い物が作れるといいたいのです。
大工さんもプライドがありますから「おれに任せろ」と言ってしまうでしょうが、そのことに気をつけて下さいということです。
私も古材を利用して家具に再生する仕事をしておりますので、古材の素材としてのメリットデメリットには大変に神経を注いでいます。
デメリットと言われている物のほとんどは素材の活用法を誤った場合です。
素材にあった活用法を熟知している大工にかかればデメリットは発生しないと考えてよいでしょう。
素材を見る目ができてくると、製材した鋸目で年代までも推定できるようになります。
杣が加工したものか、木挽きが加工したものかなどを見抜ければたいしたものです。
これができる大工さんは極少数ですが、ここまで熟達して入れば安心です。
使ってある材料の程度にもよりますが「百年しかたっていない」家ならば移築してさらに百年以上使われることを勧めします。
古民家再生技術者の紹介が必要な時は補足してください。
地域によってはお薦めできる場合がありますので。
参考URL:http://www.minka.gr.jp/
ご丁寧な回答、ありがとうございました。早速参考ページにも行ったところ、家の近所に業者さんがいらっしゃることが分かりました。
しかし祖母の家は、他県で150キロくらい離れています。この場合ですと、莫大な運送費もかかりますよね。あまり予算もないので、材木を一部に利用したり、rakkiさんのような方にお願いして家具を作ってもらったり、ということも視野に入れて検討していきたいと思います。
家具にも興味がありますが、たとえばどのような家具を作ってらっしゃるのですか?家の柱などから、キャビネットやテーブルなどを作製されてるのですか?
想像力の乏しい私には想像がつきません。よろしければ、教えて下さい。
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