プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

主人はB型慢性肝炎(母子感染)です。現在37才。
会社の健康診断でGPTの値が少し基準値を上回っており病院で詳しく調べてもらった結果わかりました。

過去5年間のGPTの値は50前後で基準値を少し上回っておりますが安定しています。Hbe抗体陽性。Hbs抗原陽性です。
このたび、ゼフィックス(ラミブジン)というお薬を処方されました。

そこで教えて頂きたいのですが、ラミブジンを飲むと言うことはB型慢性肝炎の治療の最終手段なのでしょうか?
B型慢性肝炎のウィルス保持者の寿命は平均より少ないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

奥様の心配、不安はよくわかります。


が、最終だとか、誰にも分かるはずのないその人の寿命云々、今考えるべきことではないと思いますよ。
あなたの不安はご主人に伝わってしまいます。
それでなくてもご本人のストレスはいかばかりかと察します。
不安、心配、恐怖など辛く苦しい思いは心的ストレスとなって進行を早めるだけです。
ご主人は単なるキャリアです。健康な人となんら変わりません。お二人に大事なことはウィルスを暴れさせないようにすることです。
そのためにはストレスを減らして免疫力を高めておく必要があります。
ストレスには心的なもの以外に仕事のし過ぎ、過重労働などがありますが、あまり頑張り過ぎないようにしてもらって下さい。真面目で無理してしまうタイプが病気にかかりやすいといえます。
免疫力が正常かどうかは白血球、リンパ球、顆粒球
の数と割合で正確に判断出来ます。血液検査の折に白血球の分画をドクターにお願いしてみて下さい。
白血球全体でリンパ球が35~41%、顆粒球が54~60%の割合であれば免疫状態は良好です。
楽しい笑いの多い生活を心掛けて下さい。
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この回答へのお礼

こんにちは。早々のご回答ありがとうございました。
あなたのコメントとても胸にささりました。(良い意味で)また涙が出てきました。どこかで私たちをご覧になっていらっしゃるのですか?今まだこのメソメソから抜け出せないのですが、きっと前向きになれると思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/07/10 23:34

こんばんは。



私は10年ほど前から、B型肝炎と付き合っております。
以下、かなり大雑把に回答いたします。専門家の方の正しい知識があれば訂正願います。

私が最初に入院した10年ほど前は、強ミノなどによって肝炎で傷付いた肝臓を、
アフターケアしてあげる治療が中心でした。
ウィルスをを減らすことを目的とせず、傷付いた肝臓のケアのみの治療です。

ちょうど同じ頃、B型慢性肝炎に対してインターフェロンが保険適応になり、
ウィルスを減らす治療が可能になりました。
しかしインターフェロンは、すべてのB型慢性肝炎に有効なわけではありません。

そして、当初エイズの為に開発されたラミブジン製剤が、HBVにも有効であることが判り、
数年前から保険適応になりました。
この効果は、B型肝炎ウィルスの遺伝子コピーを阻害することで、
ウィルスの量を減らす・或いは増やさない効果があります。

しかし、遺伝子のコピーができない=新たなウィルスが出来ないの筈ですが、
何としても子孫を残したいウイルスは、ラミブジンに耐性のある子孫を残そうとします。
(いわゆる、ウイルスの変異です)

この変異したウイルスが増えてくると、やがてこのウィルスによって、再び肝炎を起こします。
その時には、ゼフィックスの「補償」のような形で「ヘプセラ」という製剤を貰うことができ、
新たにできたラミブジン耐性菌の遺伝子コピーを阻害するという仕組みです。

10年前に発症した時は、肝機が悪くなっては入院・点滴治療を繰り返していましたが、
ゼフィックスが保険適応になってからは、1日1錠の頓服のみで、肝機能の数値自体は、
ここ数年まったく正常値で、6週に1度の通院のみで、10年前の状況からすると天国です。

肝炎が怖いのは、肝炎から肝硬変・肝癌へ移行することです。

ご主人の場合、GPT50前後という事は、まったく正常な人の2倍から3倍、
肝臓の機能を使っている状態と思うと良いです。
人は肝臓のみで生きている訳では有りませんが、肝臓がまったく正常な方と比べて、
寿命に対するリスクがゼロではないです。
寿命に対するリスクなど、他にもたくさんあります。
リスクが無ければ、人は200年は生きるとも言われています。
私はその日の肝機がもし300だったら、普通の人の10日分使っちまったなぁと思います。
肝機というのは、そういう数値だと思っています。(つまり、積算ですね)

話を戻しますが、ここ10年ばかりで、肝炎に関する研究は相当進んでいます。
血中のウイルス数なども検査で判りますので、数ヵ月後の肝炎の予測もつきます。

私もゼフィックス処方以来、数年ウィルス数も一定下を保ってきましたが、
2ヶ月ほど前よりウィルス数の増加が認められ、次回診察時よりヘプセラの処方が、ほぼ確実です。

まったくの素人では、私がかなり噛み砕いて書いた回答も、もしかしたら分っていただけないかとも思いますので、
こういった機会に本なども読まれて、ご主人共々戦ってください。

今のところ、ゼフィックスは「最終手段」ではなく、「最新手段で」す
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この回答へのお礼

くわしいお薬の情報ありがとうございました。これを機会に勉強させていただきます。お体を大切になさって下さいね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/10 23:46

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