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高校の数学についてのかなり阿呆な疑問なのですがなぜ数学I,II,III,IV,V,VIとか数学A,B,C,D,E,Fとかに統一しないで数学I数学A数学II学B数学III数学Cという風に区別されているのですか。
ところで自分はそんなに頭が良くないので優秀な回答を頂いても全く理解できない事も予想されます。
そういう場合は笑って許してください(汗)。

A 回答 (8件)

>まーたぶん大した意味はないと思いますよ


ところが大ありなんですね。
既出の回答とも少し重なりますが,補足を兼ねてお答えしましょう。

現在の指導要領には次のような規定があります(来年の高校1年生から少し変わります)。
(1)「数学II」、「数学III」を履修させる場合は、「数学I」、「数学II」、「数学III」の順に履修させること。
(2)「数学A」については「数学I」と並行あるいは「数学I」に続いて履修させ、「数学B」及び「数学C」については「数学I」を履修した後に履修させること。
文部(科学)省は,「高校で数学を学ぶうえで中心(コア)となるもの」を易しいほうからI→II→IIIと配置し,それ以外をいわばオプションとしてA~Cとしたように思われます。

さらに,I~IIIとA~Cには非常に大きな違いがあります。

たとえば数学Iの内容は,もし学ぶのであればその内容(二次関数・三角比・場合の数・確率)を全部学ばないと,単位がとれません。数学II,数学IIIも同様です。
これに対して,数学Aは,数と式・平面幾何・数列・コンピュータの四単元からなっていますが,指導要領では「履修する生徒の実態に応じて、内容の(1)から(4)までの中から適宜選択させるものとする。」となっており,学校によって扱いはまちまちです。
コンピュータ(BASICのプログラミング)を省いている学校も結構ありますし,また参考書でも飛ばされていたりします。
(ところが入試だとプログラミングがある意味では一番易しいので,それを狙っていこう!という参考書もあったりします)
BやCも同様で,学校により扱いが異なります。

以上より,次のようなことが言えます。
たとえば,ある生徒が「学校で数学IIを習った」といっていれば,数学Iと数学IIの内容は全て授業でやっているはずです。
ところが,「数学Aを習った」というだけでは,実際に何を習っているかは分かりません。
このため,大学入試でも,数学A・B・Cはたいてい,それぞれの単元に対応する問題を並べておいてそのなかから選んで答えさせるようになっています。

No.2のカリキュラムは,1981年度に高校に入学した人までが学んだものです。
当時は,いわゆる受験校(進学校)の場合,おおまかにみて,
入試で数学を使わない人:「数学I→数学IIA」
数学を使う文系の人:「数学I→数学IIB」
理系の人:「数学I→数学IIB→数学III」
というパターンでカリキュラムを組んでいる学校が多かったように思います。
翌年登場したのが,「数学I」「基礎解析」「代数幾何」「確率統計」「微分積分」という科目分けで学んでいます。
その次(92年度入学者以降)に登場したのが現行のI~III,A~Cです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とても詳しく解説していただいたので
「謎は全て解けた」という感じです。

お礼日時:2002/05/06 19:45

少し追加します。


数学のほかにも,理科の各科目など,科目名にI,II(場合によっては数学のようにIIIも)が付いているものがあります。
これらは,I→II(→III)という順序で学ぶように組み立てられています。つまり,たとえばIIの教科書はIの内容を知っているものとして書かれています。

一方,A・Bの区別は,このような一本道の学習を前提としません。
実はA・Bの区別にも二通りあります。
一つは,生徒がどちらか一方のコースを取るものです。
たとえば,現行の理科にみられるA・Bでは,物理IA,物理IB→物理IIのように,AはIIにつながらず,もっと生活に密着した内容で,いわば「教養の理科」的な色彩が濃くなっています。また,授業時間数もIAはIBの半分です。
かつての数学IIAとIIBの区別もこれに近いものがありました。
もう一つは,現行の数学A,B,Cのように,人によってはこれらを二つ・三つ学ぶこともありうるものです。
どちらのタイプにせよ,教える立場からいうと,「Aを取っている人はBを取っていない(少なくともBの内容を知っているという前提で授業はできない)」というもので,そこがI/II型の科目名と異なります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに高校の数学IIの教科書には数学Iを知らなければ出来ない問題があったなーと思い出してしまいました。

お礼日時:2002/05/06 19:49

私が思うに...



文部科学省の作った、「指導要領」には、数学IIIは数学IIの後に。数学IIは数学Iの後に履修しなくてはなりませんと書いてあります。
だから、普通の学校は1年でI、2年でII、3年でIIIを履修しているハズです。1年でIとII、2年でIIとIIIをやっている学校がありますが、本来はルール違反です。が、内容をそうしているだけであって、名目上(教育課程表の上)はちゃんとルール通りにしています。

これに対して、数学A・B・Cはオプション扱いなので、履修の順番は無視されます。ただし、常識的にはABCの順で履修します。

こんな理由で、I・II・IIIとA・B・Cは区別されているので、まとめてI~VIとかA~Fにしていないのだと思われます。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。
よく分かりました。
やはりABCはジャンル別という取り扱い方が正しいのですね。

お礼日時:2002/05/06 19:39

今はそうなんですか。


私が習っていたころは数学I、IIA、IIB、IIIでした。
IIAはどちらかというと、文系の3年時に授業してました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
数学の教科書も頻繁に変更されているのですね。
ちなみに今はどうか分かりません。
自分は98年ですでに高校を卒業しています。

お礼日時:2002/05/06 19:37

2の回答に、1票。



車で言えば、「カローラ」に何種類かあって「クラウン」に何種類かあるようなものじゃないですか?(「カローラ3000」にしても別に困るわけじゃないかもしれないけど)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ちょっと例えがよく分かりませんが(汗)。

お礼日時:2002/05/06 19:34

あまり大きなフォントでは書けないが、(汗)


最近のコンピュータ関連とかについて
教えられない先生とかが恥をかかなくても
いいようになっているのだと思う。
私自身、高校の先生ができるくらいの数学力
は大体あると思うが(思いたいが)
ちょっと、よう分からないのがある。
そんなもん、IV,V,VIなんていわれたら
立場が無くなる。
生徒はできてほしいが、先生はできなくても恥じゃないよ。
ABCは。という苦肉の策。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
すごい考え方をされますね。
お役所の人たちはそこまで考えていると(笑)。

お礼日時:2002/05/06 19:32

簡単に言うと、数学I,II,IIIは「数学のレベルの順」、数学A,B,Cは「ジャンルの違い」と言えばいいでしょうか。



昔は数学I,II,IIIしかなかったんですよ、

ただ、何度も教育指導要綱が変更になって、「集合」「統計」「行列」「確率」など、小学校から高校までのどこで教えるかがころころ変わったと言う歴史があります。

そこで、数学I,II,IIIは方程式や普通の図形、微分・積分など「昔ながらの数学」を簡単な物から難しいものへ順番に並べたようです。これは昔と余り変わっていません。

そして、数学Aは図形の他、確率や集合、数学Bはベクトルや集合と言う風に、ジャンルごとに分けたようなんです。

ですから、「I,II,III」グループは「昔から教えてきた数学」で、「A,B,C」グループは「比較的最近(ここ2~30年)に高校で教えるようになった数学」だと考えればいいでしょう。

で、「I,II,III」は「レベル別」、「A,B,C」は「ジャンル別」と言うわけです。

なんだか判りにくいですが、ホンネは「お役所の都合」なんじゃないでしょうか。(笑)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ジャンル別ですか。
ABCじゃなくて○△□でもよかったって事ですね。

お礼日時:2002/05/06 19:30

そんなもん文部科学省か教科書の出版社にでもきかないと・・・


まーたぶん大した意味はないと思いますよ
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。
ホント何でこんな質問したんだろ。

お礼日時:2002/05/06 19:24

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